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2014年5月31日 (土)

活字の力 V253

15年ほど前まで、研究所の生徒はリソグラフで両面刷った会報を、自分でホチキスで留めて持っていきました。(今は印刷です)しかも、60~80枚くらいあり、1ページも3段で、私も通して読むと丸一日かかるので、一回しか校正できませんでした。それを皆、食い入るように読んでいたものです。
 「なぜヴォイトレなのに」という問いには、当時はこう答えていました。「レッスンでは頭を真っ白にして欲しいから言いたいことは全て会報に書いておく」と。
 (私のレッスンでは、原則として、特に最初は、曲の由来も語学、発音、楽譜など、あらゆる解説なし。音源と来た人の声だけでした。もちろん、フォロートレーナーがグループレッスンにも個人レッスンにもいたためだでしたが、私自身は会報でフォローしているつもりでした)
 そう言いつつ、レッスンで話したことをできるだけ会報にリライト(レッスン録アーカイブ参照)していましたから、結構しゃべっていたようです。生徒のコメントも話でした。今ならYouTubeにでもアップするでしょうか。いえ、読むには忍耐力がいるし、イマジネーションが必要です。ですから、私はやはり活字にしています。

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