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2014年6月 9日 (月)

「レッスンからトレーニングへ」 V262

○レッスン状況論

 ときおり、現場のトレーナーから理想と現実についての話をいただくことがあります。私もこのことにずっと触れてきましたが、少なくとも論として述べるのでしたら、「理想を中心に」、あえて「理想を取り上げよう」としています。
 長期的な視野に立ってこそ、トレーニングの意味があるからです。そして、それを伝えるのがレッスンなのです。
 しかし、ここでも両極のケースを扱わざるをえなくなります。そこに一つの偽善のあることを論じてみたいと思います。
 まず、フィジカルトレーナーでたとえると、わかりやすいので、そこから話に入ります。優秀なトレーナーと思われている人は次のようなプロセスを経ていることが多いように思います。
1、 本人は、日本では一流に近いレベルの選手であった。
2、 ケガやその他の原因で若くして引退した。
3、 そこから独学、もしくは海外の新しい体系を学び、修業の末、独立開業した。
4、 対象は一転して、一般、初心者(まれに一流の選手を扱うこともあり)
そして、日本のこの分野の未熟なことをやり玉に挙げて、その批判に応える形で持論や自分のトレーニング法を勧めます。
 初心者や、一般の人ですから、その方法は、自ずと次のようになります。
1、誰でもできるチェック(ゆがみ、偏り)
2、それを直す方法、体操や運動(1日5分ほどで3~5回くらいととてもゆるやか)
3、その効果の実例の提示

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