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2014年6月18日 (水)

声を目的としない V271

 「ヴォイストレーナーにつけたのに全く声が出ていない」「腹から声が出ない」「呼吸も身につかない」と、そういうことで、人づてに紹介されてくる人も増えてきました。そのトレーナー自身が腹から声が出ていない、呼吸も浅いのに、なぜ、レッスンを受けた人が変わるのでしょうか。(もちろん、変わるケースもあります。トレーナーを庇うわけではありませんが、トレーナー=レッスンの目的を遂げた人としてみるのは危険でもあります。トレーナーがそうでなくても相手がそうなればよいともいえるのです)
 問題は、このトレーナーは短期で少しの効果をあげてきた、つまり、レッスンする前と後で、状態をよくして、1~2割伸ばすことを指導しているトレーナーだということです。最大で1カ月~1年、それまでに生徒もやめるか、曲を覚えたり、リハーサルがわりに、と、元より、本来のヴォイトレとは違う目的で続けている。あるいはそれがレッスンの目的で本当のヴォイトレはもともと存在していないケースも多いのです。そういう形でのレッスン形態なのです。音程、ピッチトレーナーやリズムトレーナー、アレンジャー、プロデューサー、作曲家出身の人も、呼吸、発声、共鳴の本質的なことは伝えていないことが多いのです。(ここで言うヴォイトレの本来の定義などは、私が述べているだけで、公にはありませんから、批判にもなりません。誰が使ってもよいのです。ただ、声を目的としていないのに声が変わるわけありません)

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