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2014年6月27日 (金)

表現の目標 V280

 表現(ここでは3とする)をどうみるかは、声も歌も曖昧な世界のポピュラー歌手や役者においては、最高レベル世界のトップからみるしかないということで、トップダウンの考えを述べてきました。ここでも、3a=世界、3b=日本と考えて、3aを目指すべきです。なのに3aに届かないから3bを目指すことしかしていません。それどころか、3aをみないで、知らないでとなりつつあります。(a=内なる表現b=仕事の表現)
 3aからみるからこそ、3a―2a―1aと一貫した基準と真にオリジナルな作品、歌、声が明確に見ることができるのです。私が日本の音声の表現舞台、しいては、日本の歌の判断を好まないのは、3c、3b、3aとバラバラななかでの器用さに長けていることを選ぶよう強いられるからです。
 確かに音楽のルールを守って、きれいな声で、うまく歌っている。そのことに文句はありませんが、本人不在なのです。整形美人のようなものですから、どれも同じように心地よく、それゆえ、飽きてしまうのです。
 ここで気をつけたいのは、aをみないbの勉強がレッスンとして行われることがほとんどであるという現実です。

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