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2014年6月28日 (土)

「結果オーライ」という理論 V281

 一方で、いつも「結果オーライ」の基準を私は提唱してきました。よい方法かどうかなどを問うよりも、その人がよく生きていたらよいものを得ているということです。  たとえば、リットーミュージックで出した拙書のヴォーカル教本のほとんどは、「響きにあてるな」「共鳴させようとするな」「当たってくるまで保て」「共鳴したらよいがさせてはいけない」など、従来の方法やプロセスを否定するようなことばを使っています。  そうしたい人に「そうするな、そうなるまで待て」と言うのはおかしなことですね。しかし、そうしたいことが本当の目的でなく、プロセスにあるのですから、そうしようとするのはよくないのです。もう一例、ピッチを正しくとか、リズムを正しくというのも同じです。正しくないから合わせようというのは、初歩のトレーニングというよりは、低次元を目的(ごまかし、付け焼刃)としたトレーニングです。  

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