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2014年7月16日 (水)

うまいと深さ B232

間違う、正しいということは、アーティスティックな分野においては、そもそも存在しないと思います。あるのは深さの差。「上達法」というテーマで、いくつかの本を書いてきました。やれば上達するけれど、何をもって上達というのかということです。「周りの人がうまいと言うようになった」。では、その基準は何なのかということです。多くは、日ごろ聞いている歌い手に似てきたということですね。
 のど自慢でも、うまい人ほどつまらない。じいさんやばあさんが音を外しているところが面白いです。拍手したくなる。そういうところにリアルな表現はおきてくる、でも、深くはない。聞き手の感情を捉えなければ鈍いまま、歌のうまいようなことはいやみにしかならないです。
 

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