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2014年7月 9日 (水)

よい歌は、歌わない B225

 歌がよければ聞き入る。相手に沈黙を強いるみたいなことになるのです。  発声がいいとか、音感がいいとか、そんなことを言われてしまうのは、歌ではない。うまい歌だと見えてしまうところでうさんくさいでしょう。  日本人のは、大半にそれが見えてしまう。キューバのはそれが見えない。声と楽器で騒いでいるくらいなのに、聞いていると離れられなくなる。  音楽は、小さい子が空き缶をたたいているのと変わらない。そういう土着性に根ざすと強い。足を地につけて自分として自然に出している、そういう部分のものでないと、生き残っていかない。深まっていかないですね。

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