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2014年8月 3日 (日)

表現と基本 V317

 アーティストからは、声よりもステージや歌そのものに学ぶことです。そこはプロなのですから、プロに対しては、どこのプロ、どこがプロなのかをきちんとみることです。ヴォイストレーナーの行うメニュや方法の方が、ヴォイトレとしてはよいはずです。特に、声だけでずっとみてきた人なら、声について、もっとも多くの経験を持っているので、そこは使い分けをすることです。
 確かにアーティストは、他の人の声についても自らの経験から判断とアドバイスをすることはできます。しかし、将来へ時間をみて育てていく専門家とはまた違うということを知ったほうがよいでしょう。その専門性に学ぶべきことです。ただ、その場での発声の矯正をヴォイストレーナーと考える人が多くなったのは困ったことです。
 基本とは、型であるのですが、私は、基本の基本として型以前の自然を学ぶように努めさせています。つまり、ただ一声でよいから体の声、これも「大きく響けば体の声で1オクターブまで」といえるものです。1音を体から、いつでも完全に出すのには相当な年月がかかるのです。周りの人、といっても誰でもよいのでなく、厳しい人、つまり、1000人に1人くらいしか認めない人が認めるレベルでの発声と考えてください。

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