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2014年8月18日 (月)

クローズとオープン V332

次につなげるためのきっかけであるためのワークショップの多くが、それで完結してしまい、初心者の満足、満腹体験セミナーになっている様は、前にも述べました。こういう分野を全3回でも、全12回でもカリキュラムを組むことで、そこで予定調和的にトレーナーのなかだけでクローズしてしまうのは同じです。
 なぜなら、クローズ=完結を来る人ばかりが求めるから、そういう満足、わかりやすく消化できる内容をそのレベルで出してみせる、そこがトレーナーの手腕になってしまうのです。そこをちょっとかじるだけだからおいしいというものなのです。あたかも、王子様王女様の貸衣装を着ての記念撮影に過ぎないのです。
 しかし、こういうケースでも、他分野のプロの専門家で感度のよい人がくると、けっこう本質的なことを、そこで得ることもあります。初心者向けに体裁を合わせているだけで、実のところは深いところを知る人がワークショップを仕掛けていたらですが。
 レッスンも似たようなものです。芸術も、特に初心者や若い人は、なまじわかろうとしない方がよいのです。トレーナーがそこに焦点を合わせてしまうからです。
 すぐにわかるなら、それはあなたにすでに不要なものです。確認しにくるのでなく、創造し、活用すべきものです。すべてをみて批判し否定しにくるのでなく、たった1ヵ所からでも肯定し、得て、活かそうと望むべきです。それが、クローズせずにオープンにしていくスタンスというものです。

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