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2014年9月13日 (土)

出口のコントロール V363

ヴォイトレも、言われたような声を出すのでなく、自らのなかにそれを感じて取り出すものです。出口をコントロールするのではありません。出口の前で、すでにコントロールされているのでなくては何ともならないからです。  それを司るのは外からの指示でなく、内なる感覚です。そういう意味で多くのヴォイトレが、「ヴォーカルコントロール」と私が称したように、出口でのコントロールだけを学ぶように陥っているのは残念なことです。  その教え方は、言われたように声を出させるのです。それは感じたままに声を出してうまくいかないから一手段として、( )に入れてやることなのです。この( )は、やり方も期間も人によってさまざまです。  私が「ヴォイトレの方法論は机上の空論で無意味」と言うのは、トレーナーの数とレッスンする人の数以上に組み合わせがあるからです。入口である自覚で行っていれればともかく、出口、目的となっている、そのことが、とても浅いのです。  

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