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2014年9月25日 (木)

ことばは、イメージのため V375

腹筋についても再度述べると、本来はトレーナーが「やれ」とか「やらなくてよい」とか「やってはいけない」とか言うものではないのです。あなた自身が、発声をやっているなかで不足を感じたらやればよいのです。それを100回とか200回とか、何分間とか、絶対的に正しいかのように定めるのはおかしなことです。でも定まらないとやれない人が多いから目安として与えているのです。
 自分なりにやっていくなかで少しずつ綿密に定めていけばよいのです。呼吸なども同じことです。
 あるトレーナーは3秒吸って12秒吐くのを勧めています。15秒で一回、1分で4回、大した根拠もないのでしょうが、その人なりに続けやすい秒数、覚えやすい秒数にしたのでしょう。そのときにトレーナーの言語力で、受け取る人のやり方や効果が大きく違うものです。私は、「吐いて吸う」というように述べていますが、「吸って吐く」というのを勧めるトレーナーもいます。考えや経験でそうしている人もいるし、ただ、考えずにそうしている人もいます。言語力はイメージを導くのにとても大切です。キャリアや実績は、こうした使い方一つでわかるものです。
 

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