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2015年2月28日 (土)

深い息と手の動き

とても真面目で熱心な生徒さん、お仕事が忙しくても、体調が悪くても、いつも休まずやってきます。今日は体調も万全だったようで、少しの世間話の後、レッスンを始めました。
しばらくして、「そういえば、質問があります。息を吐こうとすると力が入ってしまうのです」とのこと。やろうやろうとすると、本来なら力が入らなくてよい場所にまで力が入ってしまいますね。そこで、発声の時に手を上にあげるよう指示しました。すると、胸の力が抜けて、スル~っと声が飛んで行きました。手をあげたことによって、下半身がしっかりして、胸の力が抜けたのでしょうね。さらには体の筋肉が上に引っ張られて、呼吸がしっかりしたのだと思います。
手を使うこと・・・それは発声のイメージにもなりますし、体の緊張を解いて楽に発声できる要因にもなります。
「これが深い息が出たことになるのですよ」と言うと、ご自分のイメージでは「深い」という言葉ではないとのことでした。その表現はどんな言葉でも構いません。私にとっては「深い」になりますが、生徒さんにとっては「軽い」とか「心地よい」とか、別のどんな言葉でもよいのです。
大切なのは、よくできた時の感覚を記憶しておくことです。今日は新しい発見があり、今まで出したことのない響きで歌えて、私も生徒さんも嬉しい気分でレッスンを終えました。(♯Å)

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