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2015年3月15日 (日)

声そのものより、状況のセッティングを

 よく幼稚園や学校の先生などから、生徒の騒いでいる声に負けない大きな声を出せるようになりたい、という要望があります。しかし、これは無理な話です。「声には声を」ではありませんが、先生が声をあげると、もっと生徒の声があがります。大人数には勝てません。仮に声で勝ったとしても、聞いてはくれません。
 つまり、声で争うのは、自分の声を聞かせる状況づくりに失敗しているのです。あなたの声を、静かに耳をそばだたせて聞く状況にすれば、本当に小さな声でも50人くらいには聞こえます。昔の先生は、木のものさしで机をバシッと叩き、おもむろに話し出しましたね。落語などでも扇子をバチンとやるでしょう。大声は、出した時点で負けなのです。

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