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2015年4月 5日 (日)

今日のメッセージ

〇刺激する

 声は声帯で息を音に変換するのだから、体の大きな筋肉の増強のプロセスとは、多分、異なるものです。といっても、舞台での肉体芸術ということでは、そこを支える心身に求められる条件は、かなりアスリートたちに近いのです。ですからトレーニングにおいて、いつも与えられている刺激量よりも小さいというのでは、はなっから変化は期待できないはずです。
 「軽く弱く出す」ような発声のレッスンを否定しているわけではありません。しかしそれは、「重く強く出す」のよりも本当にずっと難しいのです。誰でも軽く弱くは出せます。誰でもピッチャーとして投げられます。しかし、軽く弱く、絶妙のコントロールなどというのは、重く強くを支える体からの感覚を丁寧にしていかなくては、身につきません。通じるものにはならないのです。通じるものにするには、器を大きくする、つまり、支えをもっと大きくしなくてはいけないのです。
 

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