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2015年4月26日 (日)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○アーティストの凋落  

客がどうこうだから廃れたというのは、アーティストや創り手側は口にしてはいけないことです。ただし、アーティストというものを人が欲しなくなったら?そんな日がくるのでしょうか、と言っている人は平和呆けです。スターも、もはや絶滅危険種なのですから。私の関心は、そういう点まで押しつめたところでの関心なのです。  ステージと客席、創り手と受け手が分離しないのが特徴的になってきつつあります。生産者と消費者のことでいうなら、消費者は、自ら欲するものを自ら作るようになったのです。  歌については、日本に洋楽は入ってこなくなった、と言う前に、海外でも世界的なヒットを連発するようなものでなくなりました。もはや20世紀の盛り上がりの方が特殊であったということになりそうです。あとは、ポップスも大ヒットした作品のうちのいくつかが、オペラのように継承されていくだけでしょうか。事実、もうすでにカバーブームです。  ただし、世界中に歌や音楽は、まだまだ生活に根付いているのに、日本では、カラオケを除いては、甚だ心もとない現状です。歌手という職業の存在もまた消えようとしているかのようです。今や市場の半分は団塊の世代のノスタルジーによって支えられているにすぎないのですから。  欧米の、特にアメリカのポップスの世界戦略にハリウッド映画と同じく巻き込まれてきた日本、あるいは、世界の大半の国と同じで、グローバル化の問題に触れないわけにいきません。民族主義とキャピタリズムの行く末は?ということです。  先に述べたように、政治的、社会的影響としては、マイケル・ジャクソンとマドンナをピークに過ぎました。  日本では、私は、そのエンディングを紅白歌合戦の前の、レコード大賞がピンクレディ(「UFO」)光Genji(「パラダイス銀河」)だった年でビフォーアフター、1978~1988年あたりにおいています。しかし、本当のピークは世界も日本も1968年くらいだったのではないでしょうか。そのようなことが、ようやく50年経てわかってくるわけです。日本では演歌から歌謡曲、そして欧米ポップスの全盛期ということです。テレビの時代―それも終わろうとしていますが、テレビというメディアのメイン番組でみると、その時代を支配していたものの移り変わりがよくわかります。そこも、スポーツから音楽で述べたことがあるので省きます。

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