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2015年4月13日 (月)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

〇判断の違い  

喉の筋肉における運動強度の判断を、私は30年前から行ってきました。そこでも、きついくらいがよいトレーニングになるのは確かです。今の状態よりは将来に向けてということです。  表現力が豊かなときの喉の状態は、ベストよりはやや悪いことが多いのです。つまり、すでに疲れてきているのです。これを歌手や役者は、感情や声の表情が出やすく客に伝わりやすいので、表現力になっていると思い、好んでしまいます。その区別のできていない人が、プロでも大半なのです。  しかし、それは、あたりまえのことです。彼らはトレーナーではありません。表現を発声より優先するからです。だからこそ、プロデューサー、演出家、アーティスト、そして、本人自身と、トレーナーとは判断を異にしなくてはいけないともいえるのです。そして、その判断こそ、日本という環境で、日本人として歌い続ける歌手に対しては、独特なものとなっています。世界のレベルと異なるものを優先してしまうのです。(欧米では、日本人にとってはこの「疲れてきているくらいの声」は、「全く疲れていない声」として何時間も同じように使えているということです。このあたりは「トレ選」を参考にしてください)

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