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2015年5月 8日 (金)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○独自のメニュづくりを  

「スピリッツ」連載中のグラゼニの凡田夏之介は、年下のピッチャーに、ストライクゾーンの枠外の9点に全力投球ができるかと試すところがあります(2014.11)。相手が打ってしまうかもしれない危険なストライクゾーンに入れるのでなく、そういうギリギリのボール球をコントロールできないと、プロとして通用しない。ストライクの各コーナーを全力で入れる練習をするのは誰でもやりますが、ボールになるよう全力で投げる練習を必ず毎日するピッチャーは、そう多くないでしょう。発想の転換、それによる独自の練習法、メニュです。まさにヴォイトレで考えるべき意味というのもそこにあるのではないでしょうか。  各要素ごとの声をチェックし把握し、次に組み合わせて自在にする。  歌とステージは観客に届かせるところへ、プロほど神経がいきます。ポップスではマイクがある分、いろんな加工ができます。声の表情にもこだわれますが、ややもするとつくりすぎて、客に媚びすぎて、あるいはリスクを回避しすぎて、もっともよい発声を失ってしまって気づかずにいることが少なくありません。  クラシックも、一流になるほど、理想的な発声フォームの上に共鳴を備え、作品を一致させようとします。多くの声楽家もこのレベルまでいかず、歌の声域や動きによってフォームで慣らしていきます。そこはポップスも歌唱でなく発声のレベルで大いに学べるものと思います。

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