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2015年6月17日 (水)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○受け身体質では

 幼い頃、大きな声で騒いだり叫んだりしていたのが出せなくなったのは、教育のせいでもあるのでしょう。マナーということでは、声を荒げないのは日本だけではありません。が、受け身体質として、主体性をも奪ってしまう日本の学校教育、音大も含みますが、それは反面教師としての役割を果たしていたのでしょうか。
 何よりもアーティストになりたい人は、アーティスティックな毎日のなかで研鑽していくものでしょう。先生の教え方とか、トレーナーがよいとか悪いとか、考えること自体、無駄なことに思うのです。
 私は、なぜ、自分の表現を、つまり、自由な表現を目指す人が自ら不自由に教えられようとするのか、教えてくれるところにしか、自由も表現もないと思うのかわからなかったのです。むしろ、逆でしょう。
 しかし、こうして、30年も同じことを続けていると、なるほど、日本人というのは、先生だけでなく生徒も不自由をよしと、人に動かされることをよしとするのだとわかってもきたのです。でも、方法やメニュで教えてくれたものなどは役に立ちません。学び取ったものしか、ものにならないのです。

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