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2015年6月10日 (水)

レッスン継続の必要性

トレーナーとしてではなく一歌い手として書きます。私は声の個人レッスンというものを受講し始めてから19年がたちます。この19年の間にどれだけのレッスンを受けてきたのでしょうか。単純に月に4回だとしても912回のレッスンをうけたことになります。月に12回以上うけることもあるので単純な回数だとこの2000回に近いのではないでしょうか。ではこの2000回が全て実りあるレッスンだったかというと実際はそうもいえません。悩んでいたり、先生の指導に不満や疑問があったり、上手くいったりいかなかったり。上手くいかないのを先生のせいにすることもありました。しかし単純にこの2000回があったからこそ身についたこともあります。1レッスンが1時間だとしても2000時間費やしたからこそ身についたものは多々あります。私は不器用な人間なので人より時間をかけねばできません。ただこの時間を費やしたからこそ身についたもので仕事ができています。もちろんお金もかなり掛けています。
でも思うのです。2000回の中で本当の意味で自覚して「分かった」「この感覚だ」と掴めたのは10回あるかないかではないでしょうか。上のソまでしかでなかった私が一気に更にその上のドやレの出し方を憶えたときもこのような感覚でした。徐々に音域が広がったのではなくある日突然感覚をつかめてその日からハイCと呼ばれる高音の出し方を憶えました。それは今でも体にインプットされています。ただこれも2000回続けてきたからこそつかめるのであって私は1/200ですが200回受けてやっと一つ何かを会得できるわけです。器用な人はもっと早くつかめるわけですが世の中器用な人間ばかりではありませんからね。何かを身につけるためには根気と時間がかかります。でもこれを続けた人間でなければつかめないものもあると思うのです。(♭Σ)

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