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2015年7月 8日 (水)

技術の前の基礎を考える

腹式呼吸を意識しているという生徒の多くにあるのですが、「吸気」は意識するけど「呼気」は意識していない。鼻腔共鳴や頭声を意識しているという生徒に多い、響きを意識しすぎて「声がでていない」などの、技術よりも前の基礎力が弱いかたがたが多いです。
呼吸は「吸気と呼気」で始めて呼吸です。入れることばかりで吐くことを考えていないので一報通行の呼吸法になり吸気で入った息がまだ残っているのにまたたくさん吸おうとする悪循環がはじまります。そうすると身体の堅さにつながることが多いと思うのです。
響きもそうです。まずしっかりと声が出ていない人に響きばかりをつたえるのは骨組みや地盤がしっかりしてないのに部屋だけ高級マンションにするようなものです。まずは骨組みや地盤の建築が先です。
現に声楽を勉強する人の中でも中学、高校で一生懸命合唱をやってきた人は中々、ソリストの声になりません。人とあわせたりその中で美しい響きをつくってきたのですからしょうがありませんが、教える側も教わる側も根気のいる作業が必要です。
却って管楽器などから声楽にうつったひとなどのほうが上達が早いことが多いです。しっかりと体を使って息を使ってますからね。
まずは息を吸う、吐くそれだけで声をだしていくという作業も必要なのではないでしょうか。(♭Σ)

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