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2015年7月 7日 (火)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○すぐれるということ

 個人がそれぞれに感じていることが、そのままで肯定できるものとは言いません。芸は、車が運転できるとか自転車に乗れるという、多分に、歩くようなことの延長上で誰もが行えるようになることではないからです。
もちろん、ヴォイトレの全てをそこにおくトレーナーのスタンスもあります。ヴォイトレというのは、誰でもできるようになるというものです。これはできているというのと、どう区別するのかが曖昧になりやすいです。長くやっているとしぜんにできている、というものです。場によって、当てはまることもあります。そのレベルでは、皆が参加しているので、公共のルール、つまり暗黙に守らなくてはいけないことが出てきます。そうした方がいいということ=マニュアルのことです。カルチャースクールの和気あいあいとしたクラスのようなものです。
それなら、自由に息もしてはいけない子弟制の方が、長い眼でみると人は育つでしょう。なぜなら、自分の実力の否定から始まるからです。ゼロやマイナスからのスタートを切るために必要なのが、否定であり、大逆転であるのです。

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