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2015年7月10日 (金)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○動き、しぜん、裸になる

 自分の声は消していけない。しかし、今の声ではいけない。自分本来の声を取り返さなくてはいけない。また「―いけない」を使ってしまいました。でも、「いけない」からやり始めるのも、大きな動きの一歩です。
自分の声、体というものはどうなっているのか、精神、心、頭など、いろんなものとどのように関わっているのか、を問うのです。
声と向き合うには、声だけでなく、声と関わる時空のことと対峙すること、常に時代に巻き込まれざるをえないのです。
今の日本の生活で失われた声、歌、ことばを、失われつつあるそれらとそれらの創り出してきた芸能を考えるときに、まずは自らの声、体を把握するのは当然のことでしょう。しぜんなところで服を脱ぎすてたら、本来の声が出るのか、是非やってみてください。
ワークショップでは、かつては、幼い頃へ戻して、素直な声を取り戻させました。童謡や唱歌もわらべ歌もそのきっかけとして使えました。しかし、今の日本人には取り戻せる声、それを、どうみるのでしょうか。生まれてから使ってきた声というのがあるのでしょうか。既成服を着ていたのをオーダーメイドにしていくのです。

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