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2015年8月19日 (水)

今日のメッセージ[ヴォイストレーナーの選び方]

○プロのヴォイトレ  

私は、他の人のトレーニングをお手伝いしているうちに、歌、声のなかに何本もの線がみえてきました。あたかも、初心者のとき、歌い始めは何も聞こえず歌い、そのうち、ピアノにのって歌えるようになり、しばらくして、バンドのそれぞれの音やトータルのサウンドが聞こえてくるかのように、です。我ながら鈍いのですが、そういうプロセスがあったおかげでしょうか。歌一曲のライン、Aメロ、Bメロ単位のブロックのライン、1フレーズ(ブレス)単位、そして1小節のなかと、4つくらいは同時にみたり、切り替えしてみたりできるようになっています。  メロディ、リズム、ことばという3つでは、歌のトレーナーは皆みているはずです。ただ、そのために声をみなくなっているのは、よくある話です。  音楽の3つの要素を正しくする。つまり、楽譜通りに歌えない人ばかり教えると、もう、正しさを100点として、そこにいかに近づけるかがレッスンになります。  プロとやっていると、そこは超えて、歌唱力、その解釈と表現に集中できます。さらに、一流に対して、声そのものの問題にも入れるのです。そこでも、音楽、歌、声と3面からアプローチしなくてはならないのです。  ですから、CDだけもってこられてもレッスンが成り立つのです。ある歌のレッスンでは、1か月でもっともよいテイクだけ、あるいは、最も悪いのを持ってきてもらいます。前者はコメントですべてのこともあります。後者はそこからのレッスンです。

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