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2015年9月11日 (金)

歌がうまい・下手の基準は何か

あくまでもパーソナルオピニオン(個人的意見)として述べます。
近年、テレビのバラエティー番組を見ていると、「カラオケで高得点を出すコツ」などと称するコーナーがあったり、アマチュアもプロもカラオケの採点機で歌って、その評価に一喜一憂するという番組が非常に増えてきました。番組によっては、プロの歌手に対して、アマチュアでカラオケの採点機で高得点を出せる技を教えているなんていうものまであります。私はこの様子を見て、「気持ちの悪い世の中になったもんだ」と思いました。なぜなら、相手はあくまでも採点機なわけですから、要するに「どうしたら機械に気に入られる歌い方ができるか」ということを、人間が求めるようになってしまったからです。カラオケの採点機の基準になるものは、CDなどとして販売された音源が元になっていることが多いです。つまり、そのCDを歌っているアーティストが歌ったとしても、そのCDを録音した時と寸分狂わぬ歌い方をしなければ、満点なんて出せません。「型にはめてはめて設計図通りの歌い方をする」というのが、最も高得点を出しやすくするための歌い方でしょう。でも、その歌い方が、「人の心を魅了する歌」に繋がるのでしょうか?本人そっくりに歌うことが、本当に「上手い」ということになるのでしょうか?少なくとも、私はそういうものには心を惹かれません。同じ曲でも、カバーして、自分の歌い方で歌って独自の世界観を出している人のほうが心に響くことが多いですし、素人さんの場合、音程が狂ったり、リズムが多少狂ったりしても、自分の声と詞から創造される世界を作れる人のほうが、遥かに心を惹かれます。もう、サイボーグみたいなことを追いかけるのは止しましょう。あなたにはあなたにしか歌えない歌、作り出せない世界があるのですから。
(♭Я)

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