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2015年12月29日 (火)

オーディションやコンクールを受ける前に

世の中には、いろいろなオーディションやコンクールがあると思います。受けようと思っている人、実際に受けたことがある人などいろいろいらっしゃると思いますが、単純に人前で演奏する以外の緊張があったりしますよね。人前で演奏するだけの方が、はるかに気が楽なときもあります。ということを考えると、人前で演奏する機会の少ない人は、まず、そこから始めたほうがいいのではないかと思います。人前で演奏することが苦手な状態では、更に堅苦しいオーディションやコンクールで本領を発揮するのは難しいと思います。練習の時にできていたことができなくなるのが本番であり、更にそれよりも難しいと思います。もちろん個人差がありますが。
お友達やご家族、ご親戚の前でもいいので、自分が演奏する機会を作りましょう。そして、その機会をどんどん増やしましょう。上手くなってから人前に出そうと思っても、それはただ機会を逃すだけにしかなりません。
徒然草の第150段にはこう書かれています。「能をつかんとする人、『よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ』と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得ることなし。
未だ堅固かたほなるより、上手の中に交りて、毀り笑はるゝにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性、その骨なけれども、道になづまず、濫りにせずして、年を送れば、堪能の嗜まざるよりは、終に上手の位に至り、徳たけ、人に許されて、双なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは、不堪の聞えもあり、無下の瑕瑾もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして、放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道変るべからず。」(♭Я)

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