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2016年1月 2日 (土)

音楽と声

テレビを見ていて思ったのですが、いわゆる「お笑い芸人」の人たちが、何かのタイミングで歌う場面があり、それが意外といい声だったと思ったのです(「意外と」というのは失礼な気もしますが・・・)。
対して、「歌手」といわれる人たちの多くが「ファルセット」(裏声)を多用する歌声になり、それが主流になりつつあるように感じます。また、歌そのものよりも、見てくれやダンスなどの演出をはるかに重視しているようにも感じます。
そうなったときに、「声のプロ」としては、どちらなのだろうと思うことが増えました。噺家さんも声をしっかり使われる方が多いように感じます。日本人の好みとしては、どんどん声を薄く使って歌う事を良しとする方向に来ているのでしょうか?
そもそも作詞と作曲の手順の違いも影響しているのでしょうか?西洋音楽(特にオペラや歌曲などのクラシック音楽)の場合、まず、作詞されて、その後に言葉の抑揚を生かして音楽作りが行われました。対して、現在の音楽作りは、曲優先。曲ができて、その上に言葉をのせるという手法が圧倒的に多く、音と言葉の抑揚が一致していないことも散見されます。
と、考えると、もはや歌などは飾りでしかなく、曲を求めているのかもしれませんね。現在、本当の意味で声を使うこと、磨かれる出し方をしているのは、音楽には無いのかもしれません。(♭Я)

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