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2016年4月

2016年4月29日 (金)

体得するということ

さまざまなレッスンの中で、ヴォイストレーニングほど時間のかかるものはなかなか無いと思います。それだけ、ヴォイストレーニングというものは時間を要します。なぜなら、自分自身が楽器であり、その楽器作りを行わなければなりません。しかも、会話として普段使っている「声」というものの改良工事なので、大規模なリフォームのように行わなければならないからです。普段当たり前に使っていたものを、レッスンで否定されて、試行錯誤して徐々に身についていくものなのです。
「これをやれば、何が何でもひとつ答えが出せる」という数学的なものではありません。公式も十人十色。ひとつのメソッドの中から自分にあったものを見つけていかなければなりません。さまざまな人の声を聞くのもひとつの手法であり、正解がひとつということは決してありません。時としてイメージトレーニングも必要です。
一番手っ取り早いのは、自分の意見で判断せずに、レッスンで言われたことをとにかく試してみる。理由や根拠がわからなくても言われたとおりに次回のレッスンまでに試してみるということだと思います。理屈がわからないと飲み込めないというのは、成長を遅らせます。自分自身でブレーキをかけているのと同じことです。自分の意見よりも日々の鍛錬が成長を司る鍵だと思います。
(♭Я)

【大型連休】

今年の大型連休は、今日から最長で10連休のところがあるそうですが、レッスンは通常どおり行っていますので、お待ちしています。clover

2016年4月28日 (木)

今日のトレーナーのできごと

Dさん、音の伸びを感じて歌っていただいたら、とても声が伸び伸びとして、自分からはなれたところでひびかせられていらっしゃいました。横隔膜下半身の意識を下げて歌うと声が支えられてとてもいいと思います。 (アロマ)

【ブログ更新】

ヴォイストレーナーの選び方
声、発声、聞くこと、ヴォイストレーニングに関心のある人に~

 

更新しています。clover

http://bvt.txt-nifty.com/trainersen/

2016年4月27日 (水)

今日のトレーナーのできごと

Dさん、技術と表現(メンタル、思いなど)が両輪となって歌っていらっしゃいました。ぜひその感覚を糧に歌っていってください。(サンデグジュペリ)

【戸川昌子さん】

シャンソン歌手の戸川昌子さんがなくなりました。85歳でした。渋谷の「青い部屋」のオーナーとしてサロンを開かれました。

2016年4月26日 (火)

今日のトレーナーのできごと

Nさん、顎を下げることを意識すると共に、ゆっくり喉仏が下がるようなイメージでブレスが吸えると、徐々によくなると思います。 (牛若丸)

2016年4月25日 (月)

今日のトレーナーのできごと

Jさん、口蓋を高く保ち、息は時速100キロで口蓋に当てるように練習しました。声を喉に落としてしまう傾向があり、声枯れの原因になりますので、なるべく口蓋のところ、上のところで保つように気をつけましょう。(アロマ)

【カラオケのお店】

お仕事が早く終わられたMさん。レッスン時間前に代々木駅前のカラオケ店に行かれていたそうです。代々木駅西口に、「カラオケ館」「歌広場」の2つのカラオケ店があります。clover

2016年4月24日 (日)

今日のトレーナーのできごと

Eさん、喉だけに頼らず、体全体を使い、縦の響きを意識するようこころがけましょう。そうしますと、元のよい部分が生きてきます。(ガッツ)

2016年4月23日 (土)

今日のトレーナーのできごと

Tさん、身体が疲れているときに歌うことで活力がわくようにするには、 まず息を長く吐くこと(ロングトーン)、声を身体に振動させること。

大きい声や高い声が出なくても、ご自身が気持ちいいと感じることが大事です。(マナブ)

2016年4月22日 (金)

歴史は繰り返す

オペラ(大部分を歌で演じる)という形式が誕生したのは1600年前後と言われています。日本では関が原の戦いがあったころです。
基本的にオペラは歌手(ソリスト、合唱)、ダンサー(主にバレエ)、伴奏(オーケストラ等) で行いますが1600年よりもっと昔1500年代初頭までは一人の人物が歌い、踊り、台詞も喋るというスタイルが一般的な舞台芸術でした。言ってしまえば今のミュージカルに近い感覚かもしれません。
しかしその後、歌手やバレエの専門性が発達して1597年にオペラの最初の作品の初演が1581年に記録が残っている完全なスタイルのバレエの初演が上演され現在に続くわけです。
日本のポップスを見てみると80年代以前の歌手はほぼその場から動かずに多少の身振り手振りだけで歌うことが多いように感じますしその後のアイドルも現在ほどのダンスではありません。
現在を見てみるとアイドルやジャニーズがプロ顔負けに踊り、歌い、演技します。歌手とダンサーを別けているのはEXILE位ではないでしょうか。
最近のポップスを見てみると全体的にオペラとバレエが分かれる前のパフォーマンスを全部行う状態の歌手やアイドルと、それをあえて別けているEXILEの違いが面白かったりしますし私からみるとジャンルは違えど、同じようなことを繰り返す歴史的な面白さもあるのです。(♭Σ)

2016年4月21日 (木)

今日のトレーナーのできごと

Gさん、スクワットの体勢は、身体の踏ん張りが安定しますね。息を吐くことも発声も、踏ん張りをより実感しながら行えるので効果的です。 (サンデグジュペリ)

【「声は1分でよくなる!」(秀和システム) 福島英著】

「声は1分でよくなる!」(秀和システム) 福島英著1,300円が発売になりました。
表紙はこちらをご覧ください。 http://www.bvt.co.jp/new/shuwa/

 ことばを発するとき、私たちの心身は、そこにとり出されます。舌、あご、唇を動かし肺の空気を吐いて声帯で音として、口や鼻までに、声をことばとして、無意識にとても高度な加工をして、ことばを発しているのです。
 その声を指導することに30年、専らつきあい、といっても、ほぼ生きた年数、誰もがつきあっているのですから、まだまだ未熟ものですが。それでも、日本に生まれ、生きて、このところ、日本人の声が生き生きとしていないことに大きな危機感を覚えます。人類は、いや人間は、声のことばでまわりの人と、そして、みえない遠くにいる人や過去の人、これからの人を、共に感じて生きてきました。音を空気の振動にして音の波を共に鳴らしあって、感じあってきました。
 共感、共鳴、共振、そして、共生。それなのに、どうも日本人の声の具合がよくないのです。声はただ、内容が伝わるように使えばよいというものでありません。それならメールで足ります。その動きやリズム、躍動感や命をもってこそ、充分に働くのです。(「前書き」より)

2016年4月19日 (火)

今日のトレーナーのできごと

Kさん、発声面では、顎を下げた状態に慣れましょう。 朗読面では、引き続き、5W1Hをわざとしいくらい強調して読むことと、読むスピードをできるだけゆっくりに心がけましょう。(牛若丸)

2016年4月18日 (月)

今日のトレーナーのできごと

Kさん、息を鋭く吐くことをまず習慣化してみてください。そして高音の時に喉の形を変えていて、とても奥のほうで発音していらっしゃるので、前で「あー」とならすようにしてみると、声のかすれが少なくなると思いました。(アロマ)

2016年4月17日 (日)

今日のトレーナーのできごと

Zさん、いえあおうの発声の時にはとても滑らかに母音を移行できていました。 アの母音の時の深さと音の正確さを両立できるようにコントロールしてみて下さい。 発声を忘れて、歌うように伸びやかに出して下さいと言ったら、とても表情豊かな声になっていました。 (風)

2016年4月16日 (土)

今日のトレーナーのできごと

Wさん、ミの発声の時は、オの発声を意識しつつ口角はしっかりあげておきましょう。口先ではミときちんと発音しますが喉の奥はオの時のように開いておきます。そのときあまりオを意識しすぎるとドイツ語のウムラウトのようになってしまいます。(このは)

【熊本地震 お見舞い】

熊本地震により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。一日も早く復旧されるこをお祈りいたします。

2016年4月15日 (金)

身体と声について

体調、寝不足、ストレス、気温、湿度・・・人は思いのほかいろいろなことから影響を受け、それが声に多少なりとも関係してきます。そんな中で一定の自分の声の状態を保つトレーニングは非常に大切なことですし、声の状態をよくしておくことによって、外側からのストレスに負けないでいることもできると思います。
そんなことを考えているここ最近ですので、身体と声によさそうな事柄をいくつかご紹介します。
・低い声でのハミング
喉を適度に充血させてすぐにパフォーマンスしたいときに効果的です。
低い音域でできるだけロングトーンのハミングを繰り返します。マスクをしていてもできますね。
・床と一体になる
背中、お腹、足、頭、ごろごろできるスペースがあれば、体を床にぴったりつけて床を感じてみてください。そして、ごろごろ転がりながら好きな方向に動きます。10分くらい続けてみてください。あー、うー、と声を出しながらでもOK。
あまり人に見られたくない野生的なエクササイズですが、身体も喉も軽くなります。
・ゆっくり首を回す
30秒かけて一周するくらいの速度で。
首周りの筋肉と対話するような気持ちで、ゆっくり回します。
ある角度で痛いとか、左右で感じ方が違うとか、日によって違う発見もあります。(♯ё)

2016年4月14日 (木)

【大平透さん】

ハクション大魔王や喪黒福造の声でおなじみの大平透さんが肺炎で亡くなりました。86歳でした。

2016年4月12日 (火)

今日のトレーナーのできごと

Rさん、今日のようにお腹の底の方で負荷をかけながら発声できると、体と連携取れた声になっていくと思います。(牛若丸)

2016年4月11日 (月)

今日のトレーナーのできごと

Dさん、まず一つ一つの発音をしたあと、英語の歌特有の単語と単語をつなげる部分(子音で終わる単語に母音ではじまる単語が続く部分)に注意を払ってください。

Cloud、Clear などの単語は難しいですがCの後にuが入らないように別々に練習してみてください。(マナブ)

2016年4月10日 (日)

今日のトレーナーのできごと

Rさん、音程がぶら下がる傾向が多いです。体を使いしっかり音程を取りましょう。片足立ちで歌ったときの筋力のバランスがよかったです。そのバランスで歌えますよう継続して取り組んでみてください。(ガッツ)

2016年4月 9日 (土)

今日のトレーナーのできごと

Uさん、歌いにくいところにきたら、何が原因なのか(今日は音程、ブレスということでしたね)に立ち戻って、一つ一つ自分で気づいて直していくのが大切だと思います。くれぐれも力に任せて歌い続けないように。
母音唱法をよく練習するとブレスが続くようになりますので、母音で歌う練習を取り入れてみてください。(マナブ)

2016年4月 8日 (金)

口を縦にあける

「口を縦にあける」ということは声楽の世界では当たり前という感覚に近いところでこれまで話されてきましたが私自信はそこにとても違和感があります。例えば3大テノールといわれたパヴァロッティ、ドミンゴ、カレーラスの3人のフォームで考えてみると
パヴァロッティ…基本的に口は開けすぎず少し前屈みの姿勢で高音のみは顎が下少し落ちている。舌は脱力して下に落ちている。
ドミンゴ…割とまっすぐな姿勢で中音域より上の音は口が横に開き持ち上げているように見える。ただ、横に広げて浅くしているというよりは顎を後に引く動作と背中を持ち上げている動作を行った結果横に開いて見えるような感覚。舌は高い音に向かって持ち上がっている。
カレーラス…他の二人よりもかなり胸が高い位置にありそこをキープしているように見える。顎もほかの二人よりもかなり落として見える。
このように同じオペラ歌手であり同じ声の種類で同じような役を歌っている歌手でもみな同じフォームとはいえないのではないかと思うのです。ドミンゴのフォームが素晴らしい、パヴァロッティの声は神の声、カレーラスの哀愁ある声とかよく言われますがそれぞれに身体の中のフォームを気にした結果外側のフォームは変化しているように見えます。全てを縦にあけなければいけないということではないのではないでしょうか。(♭Σ)

2016年4月 7日 (木)

今日のトレーナーのできごと

Eさん、声の自主トレは、喉と相談しながら、無理のない程度に、実施しましょう。やり過ぎは喉を傷める原因になり、かえってトレーニングが遅れてしまいます。適度にがんばりましょう。(逗子)

【桜流し】

今朝から雨が降り続き、桜がほとんど散ってしまいましたが、また、来年きれいな花を咲かせるでしょう。virgo

2016年4月 6日 (水)

今日のトレーナーのできごと

Kさん、息が長持ちするようにするには、ブレス単独で練習されると声に左右されずに息の流れと身体の使い方を意識できるようになりますよ。

背中、腰回りまで広げていくような感覚でブレスしてみましょう。(風)

2016年4月 5日 (火)

今日のトレーナーのできごと

Gさん、5W1Hをわざとしいくらい強調して読むことと、サ行、特に「シ」を今日のように縦方向に口を使えるとさらによくなると思います。(牛若丸)

2016年4月 4日 (月)

今日のトレーナーのできごと

Dさん、高い音で、赤ちゃんのように「エー」といいながら下の音にグリッサンドで下りてくるようにするとうまくいきました。これを習慣化して、理想の声に近づけるよう声を磨いていきましょう。(アロマ)

【バスタ新宿】

日本最大のバスターミナル「バスタ新宿」が開業しました。今まで、高速バスでレッスンに受けられていた方が便利になるようです。新宿南口のため、研究所にも歩いてこられます。virgo

2016年4月 3日 (日)

今日のトレーナーのできごと

Yさん、読み物では、表現の一環として、今日のように情景を思い浮かべたり、演技をしながら読むことで改善されました。
なお、「ひとりで」や「お歩きに」の部分などは、2音目を少し強調するように出すと、伝わりやすくなりました。(牛若丸)

2016年4月 2日 (土)

今日のトレーナーのできごと

Uさん、ブレスはあくびをする時のように喉の奥を開けたくさん吸いましょう。高い音へ向かう時はクレッシェンドをしながら声を出していくと上手くいきます。(このは)

【新刊 「声は1分でよくなる!」】

新刊 「声は1分でよくなる!」が4月中旬に発売されます。

2016年4月 1日 (金)

焦るべからず

「上達したい」という向上心のある人は、格段に成長していきます。向上心を持つことでモチベーションが上がりますので、当然のことであると思います。向上心なく、「言われたことをただやっていれば、それなりになるだろう」という人は、所詮、それまでです。自分自身の成長に熱意を持って取り組みましょう。ただ、時として、向上心が高いがゆえに焦りすぎてしまって、足を踏み外す人も少なくありません。それでは本末転倒です。向上心はそのままに、時として冷静に自分を見つめることも必要です。今、自分自身に起きていることに意識を向けなければ、その先に進めないこともあります。「自分自身の敵が何であるかをしっかり理解し、問題を解決して先に進む。」このような、少し引いて客観視することも必要です。向上心は自分自身を先に進める推進力を持っています。それに加えて、俯瞰的な角度で、客観視することによって、舵を取り戦術を見出します。夢中になる自分と冷静な自分を持ちましょう。(♭Я)

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