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2016年5月13日 (金)

筋トレ不要論について

ヴォイストレーニングの世界では筋トレ不要論というのがあります。特に腹筋不要論。理由の中でよく聞かれるのは、
「身体が硬くなって声も硬くなるから」
「しなやかな筋肉のほうが声のためにいいから」
「横隔膜が硬くなるから」
などですがボディビルダーやプロレスラーのような身体を目指すのであれば考えなければいけませんが、健康、スタイル維持などのためのトレーニングならばむしろ積極的に行ったほうがいいと思います。
何をよしとするかは時代でかわります。今現代で善悪と思っているものは100年後にはひっくりかえっているかもしれません。
例えば戦前から戦後しばらくヨーロッパのオペラ歌手は、本番前に軽い下剤を飲むのが通常でした。胃や腸をすっきりするのが目的だそうですが、現代のオペラ歌手でそんなことをする人を知りません。しかし伝説の声の黄金期と言われた戦後の歌手達はそうやって伝説的な名演や名録音を残してきたのです。今だったら考えられませんが伝説のソプラノ歌手マリア・カラスはダイエットのためにサナダムシを飲んだとも言われています。結果105kgから55kgまで減量しましたがそれが本当にいいのは分かりません。
でもそれを信じて行い結果的に伝説となっていったのであれば本人には何らかの効果があったのでしょう。
筋肉不要論もおそらく言っているかたの周りの方や師匠からの受け入れで、ご本人は試していないことも多いと思います。
基本的にまずは健康体であるべきだと思っていますので、運動や筋トレをやって元気ならばそれにこしたことはないと思います。(♭Σ)

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