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2017年2月10日 (金)

メロッキ式発声

声楽の発声の一つにメロッキ派と呼ばれる発声があります。アルトゥーロ・メロッキと呼ばれる声楽指導者の発声法です。黄金のトランペットと形容される声のテノール歌手マリオ・デル・モナコが師事したのがメロッキでありデル・モナコの登場によりメロッキ式発声という名前で世界中にしられることになります。
モナコに直接習ったという日本人もいますが、私がよく共演するソプラノ歌手はデル・モナコと同時期にメロッキに師事していたテノール歌手パリデ・ヴェントゥーリに師事していてメロッキ式の発声の話によくなります。
そのソプラノ歌手がよくいうのは「支え」と「喋るように歌う」の二点です。日本語の喋るではなく、喉がよく空いた深いポジションの喋りです。確かにこの方の声はコロラトゥーラでありながら力強く発音が美しいです。ただ、メロッキ式はよく喉を壊すという話も必ずついてきます。メロッキ派の発声を推奨するかたは喉は壊さないと言いますが、喉を壊しやすいという人がいるのも事実です。どちからが正解かも、どこまでやれば正解かもわかりません。
しかし、この方法からとてつもない大歌手が誕生したのも事実です。今の日本でいうならば役者の声や芸人の声から誕生しやすい発声法なのかもしれませんね。(♭Σ)

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