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ココログ最強検索 by 暴想

2017年10月17日 (火)

Q.ダイエットは声によいのですか。

A.ダイエットブームは不滅でしょうが、ダイエットは、声にあまりよくないのです。スタイルと声と、どちらをとるかといわれたら、多くの女性はスタイルをとるのでしょうが、過度のダイエットは、健康のためによくありません。声のためにマイナスです。(♭б)

Q.エイジングしていく声を体験できますか。

A.今の年齢から10歳刻みで、老けた声にしてみてください。

逆に、徐々に若々しい声にしてみてください。

3歳、5歳、8歳、12歳、15歳、18歳の声を真似してみてください。(♭б)

2017年10月16日 (月)

Q.日本人の歌曲での歌い方の違いは、どうなのでしょうか。

A.明治の開化政策で欧米からの歌曲を輸入したために、同じく育成していた、声楽家の母音共鳴の歌唱法と通じてしまったのではないかと思います。さらに、お上が音頭をとり、声楽出身者が出したのち、歌謡曲、演歌などの洋楽風のポップスを先導したせいもあるでしょう。演歌、歌謡曲とポップスで、母音を長く伸ばすビブラートが強調されるようになったのも、このためかもしれません。

日本語の高低アクセントとは、音程アクセント、つまり、メロディアクセントです。欧米人の歌がリズム、音色中心のものに対し、日本人の歌は、メロディ、ことば中心といえます。特に日本の歌は、ことば、詞の思い、ストーリー中心に、伝えるものとなっています。(♭ф)

Q.日本語はどう聞こえますか。

A.外国人には、日本語は機関銃のように、「ダダダ・・・」と聞こえるという費とがいます。この点の連続が、日本語の特徴です。楽譜の音符も、一マスに一字が入るというのも、共に点のようにということで、似ていますね。

これが歌でも、ことばがメロディにのるような感じ、つまり、一音ずつ音高をとってつなげる感覚を生んだと考えます。(♭ф)

Q.日本語はどういう特色があるのですか

A.日本語は、C+V(子音+母音)で、母音中心のことばです。母音の一音が一拍になるので、ひらがなの数と音符の数が合います。「ん」でさえ、一拍にするというのは、けっこう特殊なことばです。(♭ф)

2017年10月14日 (土)

Q.お腹の力に頼ってよいのですか。

.お腹は、声を楽に出すことに、とても役に立ちますが、無敵のアイテムではありません。特に、何でもかんでもお腹にまかせて、うまくいかないのはお腹のせい、とすべての原因を、お腹に押し付けてしまうのは、考えものです。

たしかにお腹は、いろいろな声のテクニックを、楽に可能にしてくれたりします。ですから、是非しっかり取り組むべきトレーニングメニュですが、声に関するすべてのことが、お腹によって解決するわけではありません。特に危険なのは、お腹さえ使えば、何でもうまくいくと誤解して、お腹の力で押し切ろうとすることです。うまくいかないのは、お腹の使い方が悪いとか、使い足りないとか、お腹の力に頼ってしまうと、喉を傷める結果につながることも、ないとはいえません。

喉だけを使うのは、もちろん危険ですし、お勧めはできませんが、お腹さえ使えば大丈夫と過信せず、からだ全体をうまく使って、お腹ばかり使い過ぎないように気をつけて、楽なよい声を目指しましょう。(♭Ξ)

Q.スケールの声で歌えないのですが。

.「スケールでは、けっこうそれなりによい声が出せるようになったのに、曲になると、いい声が出ない。」ある程度レッスンが進み、その効果も出て、発声練習ではよい声が出るようになったのに、曲を歌うときにはその声がなぜか出せない。よくある悩みのひとつです。

まだ歌い慣れていない新しい曲ならば、それは当然で、音程や音符の長さ、歌詞など、すべてがスラスラとこなせるようにならなければ、発声練習で出せるよい声で歌うことはできません。なぜなら、発声に関すること以外(音程・音符の長さ・歌詞など)に神経が向いてしまい、発声に集中できないからです。ですから、曲に慣れるまでは、まず階名で何度も歌って、音程と音符の長さに慣れ、ミスが出ないように繰り返し練習します。

それをしっかり憶えたら、今度は「ア」や「オ」の母音だけで歌うようにして、よい発声で歌えるように何度も繰り返します。それが定着したら、やっと歌詞で歌う段階になります。それでもまだ、歌詞に不慣れでは、せっかく定着したよい発声が乱れてしまうので、歌詞だけを、繰り返し何度も朗読させる先生もいます。いつものよい声で、新しい曲を歌うということは、それほど簡単なことではないのです。(♭Ξ)

Q.水分補給のためのベスト飲料とは何ですか。

.高いクォリティーの発声の維持のためには、適度な水分補給が欠かせないということを、知らない人は少ないと思いますが、何を飲むべきかということは、知らない人が多いかもしれません。そんな私も、一年ほど前までは、ほとんど気にしていませんでした。お味噌汁でもスープでも、野菜ジュースでも飲むヨーグルトでも、もちろんコーヒー紅茶や日本茶も、すべて水分補給と考えていました。もちろん、広い意味では、水分補給になります。しかし、言語聴覚士の先生に、「声を使っているときの水分補給は、美味しい飲み物ではなく、『水』で。」と聞かされてから、喉が乾いたときについ飲んでいたコーヒーを、水に替えてみて、驚きました。コーヒーだと、どんなに喉が乾いていても、2杯足らずが限度なのに、水だと、34杯飲んでも足りなかったりするのです。これまでは、体の水分不足がコーヒーによって満たされたと思っていたのですが、コーヒーという美味しい飲み物を飲んだという充足感を、ただ勘違いしていただけだったのです。それ以来、もちろんコーヒーも飲みますが、水分補給としては、必ず『水』を飲むように変えました。(♭Ξ)

2017年10月11日 (水)

Q.話の材料がないのですが。

A.文案を作るのが面倒なら、新聞のコラムなどをさっと読んで、そこから話としてまとめてみることだ。そのまま読み上げるのではなく、必ず自分の考えたこと、感じたことを入れ、話として伝わる文体、スタイル、言葉に変える工夫をしよう。私も、いつも自分に与えたテーマや項目で、話や文章を作ることを課している。(Э)

Q.話を伝えるためのトレーニングとは。

A.相手に伝えるためにやや大きめの声で、できるだけ文案を見ないで言ってみるトレーニングをしよう。その時は、正しく読むのでなく、間違ってもよいから伝わるように言うことを重点とする。忘れたところはその場で補って、話としてまとめればよい。(Э)

Q.朝礼で、3分間スピーチをしているが、嫌です。

A.皆、面倒がっているようだが、ありがたいことであろう。自分の話を聞いてくれる人がいるのは、幸せなことである。ただ、残念なことに、「何を話そうか」ばかり考えて、肝心の「どう伝えるか」を考えている人は少ない。そこで、おもしろい話題を考えるとともに、自然に伝わる話し方はどうすればよいのかを考えてみよう。

(Э)

2017年10月10日 (火)

Q.ヴォイトレはボケ防止になりますか。

A.ボケ防止に「音読ドリル」というのがよく使われています。毎日、言葉を声を出して読むだけで、ボケなくなるのです。

日常生活のなかでも、どんどんと声を出しましょう。自分から声をかける努力を忘れないでください。それには、ちょっとした勇気や緊張がいるでしょう。そこがよいのです。人がいなければ、ペットでも植物でも写真でも、かまいません。

老化は、動かなくなり、しゃべらなくなると促進します。よく食べ、よく動き、よくしゃべる人は、いつも若々しくいられます。実年齢とあまり関係ありません。若くても、ずっと声を使わなければ、声もまたすぐに衰えてしまうものなのです。(♭б)

Q.若さを失わないための声とは。

A.声を出すことは、健康によいし、体も呼吸も使う全身運動です。カラオケや詩吟、歌はもちろん朗読など、せりふ、言葉をいうのも効果的です。(♭б)

Q.俳優にとっての声の力とは。

A.第一線の俳優として成功した人たちがもっていて、私たちがもっていないものは、生まれつきのルックスでしょうか。いえ、今はルックスやスタイルだけなら、もっと恵まれた人がたくさんいます。彼らの本当の実力とは、キャラクター力です。

それは、演技力と表現力に支えられているのです。美しくなくとも、美しくみえる、かわいくなくてもかわいくみえる、キャラクター力は、もって生まれたものだけではありません。そこから声も見直して欲しいのです。

俳優が仕事としていることは、演技ですが、嘘、虚構をリアルに見せ、他人の心を動かすのですから、とても難しいのです。みようみまねでやったからといって、簡単に通じるようなことではありません。

今の自分でない役柄を、起きてもいない状況で、言ったこともないせりふを言って、みている人を納得させてしまうのです。その表現力、演技力の基礎にある重要なものの一つに、声の使い方も入るのです。(♭б)

2017年10月 9日 (月)

Q.日本語にも、無声音や無声化になることはありますか。

A.「菊」など、いくつかの例がありますが、これが歌詞になると、有声に戻り、一拍に一音ずつつけていくことになることが多いです。大きな声で読み上げたり、皆と一緒に声を合わせたりすると必ず、一拍一語になります。

(♭ф)

Q.日本人は、なぜ息を強く使えないのでしょう。

A.これは日本語の性格をみてもわかります。

雨と飴、橋と端、箸、これを私たち日本人は、高低アクセントで区別しています。たとえば、橋は「は」が高く、端と箸は「し」が高くなります。もし、「ハ(シッ)」と、シが息だけになっていたら、端なのか橋なのか、箸なのかどれなのかわかりません。

高低がよくわかるように日本語は発音され、ひびき、ことばとして有声化されています。(音と発するため、母音中心となり、そこで音の高さが伴うのです。(♭ф)

Q.日本語を読むコツは冒頭を高出しすることと言われました。

A.日本語の高低アクセントは、文末に向けて下がっていく一方で上がらないからです。

日本語の高低アクセンの特徴は

音の高いのを高、低いのを低として表記してみると、

2語 (1)低高 橋 (2)高低 箸 (3)高高(=低低)

3語 (1)高低低 みどり

   (2)低高低 おかし

   (3)低高高 さくら

3語の組み合わせでは、高高高、低低低、高低高、低低高はありません。

つまり、低高か高低ではじまり、低低や高高ではじまらないのです。

高低高がないのは、高-低高か高低-高となり、2つのことばに聞こえるからでしょう。(すると、二語に分けられてしまうのです。)

つまり、日本語は、1拍目が高なら2拍目は低、1拍目が低なら2拍目は高しかないのです。高から低になったら、もう高にならないのです。高低高がないのは、低から高になったら新しい単語となって、分けられるからです。

そこで、4語の組み合わせでは、高低低低、低高高低、低高低低、低高高高だけになるのです。

そこで日本のアナウンサーが一音目を高出しといって、はっきりと少し高めにいうのが、明瞭に伝えるのに有利になるわけです。プロっぽいナレーションの特徴となっています。(♭ф)

2017年10月 7日 (土)

Q.喉の疲労と痛みについて教えてください。

.どんなによい発声になっても、限界を超えて声を使い続けると、喉は痛くなります。しかし、それは発声の良し悪しとは別の問題です。どんなに健脚で、フォームもスピードもすばらしいスポーツ選手でも、限界を超えて走り続けたり歩き続けたりすれば、靴擦れやマメもできるし、足の筋肉も疲労してしまうのと同じです。よくない発声で喉が痛くなるのは、足にサイズも形もまったく合わない小さな靴で、マラソン大会に参加するようなものです。少し走るだけで、すぐに足が痛くなるはずです。発声もそれと同じで、無理な悪い発声ならば、たとえ短時間しか声を出していなくても、あっというまに喉が痛くなります。喉が疲れてもいないのに、声が出しにくかったり、喉が痛くなったりしたら、よほど無理な発声をしているか、風邪などの病気による喉の炎症が考えられます。ですから、自主トレなどでも、喉が痛くなったりしたら、無理をしている証拠なので、どんなにすばらしいメニュでも、取り組み方を変えていく必要があります。悪い発声でなければ、喉が疲労する前に、喉が痛くなったりはしないものです。(♭Ξ)

Q.オペラではドラマティコ流行(ばやり)なのですか。

.秋川さんの歌う「千の風になって」が大ヒットしたとき、私の回りのテノールは皆、口をそろえて彼の発声を非難しました。まるでバリトンのような声で、まったくテノールらしくないと。私もそう感じましたし、そう思いました。

ところがそれから数年、オペラ界はドラマティコばやりなのか、口を縦に開けたテノールやソプラノばかりが目に付きます。たぶん流行りなのでしょう。もともと、口を縦に開けるテノールは昔から活躍していましたが、テノール全体の人数の12割といったところでしょうか。太く立派な声の、いわゆるドラマティコと呼ばれるテノールの多くが、口を縦に開きます。そうすることで、声が太く立派に聞こえるからです。

戦後に大活躍した長身で美男のフランコ・コレッリ、三大テノールのひとりのホセ・カレーラス、2000年前後に藤原歌劇団や新国立劇場のオペラで何度も来日したジュゼッペ・ジャコミーニ、少し近いところではニール・シコフ。いっぽう、バリトンやバスといった低い声の男性歌手の多くは、口を縦に開け、太く立派な声を出す場合が多いですが、なかには、細く甘い声を売りにしている低声のオペラ歌手もいたりします。

圧倒的に、細く軽いテノールよりも、太く立派なテノールが好きな私ですが、たまたま偶然なのかもしれませんが、ここ数ヶ月ドラマティコのテノールとソプラノばかり耳にして、普通のテノールや軽い声のテノール・ソプラノを、無性に聞きたくなる今日この頃です。(♭Ξ)

Q.脱力と入力とは何でしょうか。

.喉の力は、脱力ばかりしていると、声帯を含む喉周りの筋肉が、廃用性萎縮を起こして、やがて普通の話し声さえも出しにくい状態になってしまうことも、ないとはいえません。特に、日常的にお仕事などでほとんど声を使わない状態で、おしゃべり好きでもない人の場合は、注意をする必要があります。

では、喉は脱力せずに、がんばって力を入れて声を出せばよいかというと、少し話は違ってきます。

もちろん、話し声さえも弱くなってしまった人の場合は、咳払いなども頻繫にして、とにかく喉周りの筋肉を使って、少しでも声にかかわる筋肉を復活させていかないといけません。しかし、人並みに話し声が出て、よりよい声をめざしてレッスンを受けている人の場合は、必要な部分には力を入れ、不必要な部分の力は抜く、ということを見極めていくことが大切です。

よい声にブレーキをかけてしまうような部分からは、力は抜かなければなりませんし、さらによい声が伸びていくような部分には、うまく力を入れて、育てていくことが大切です。(♭Ξ

2017年10月 4日 (水)

Q.話は、何をよくすればよいのですか。

A.話は、話の内容を作ることと、それを伝えるため、声で表現することである。だから、うまくなるには、その2つをトレーニングすることだ。つまり、文案作りと音声表現の練習を欠かさずやれば、話は必ずうまくなる。

(Э)

Q.プロでないから、うまく話せません。

A.話のプロでなくとも、話すということに関しては、プロという意識で取り組むべきだ。少なくとも、欧米人の平均レベルまでは、到達したいものである。(Э)

Q.伝わらない理由は何ですか。

A.伝わらない理由の大半は、話し方のスタイルができていないことです。伝えることに集中しなくては伝わらない。話そうとするのでなく、伝えようとして、鬼になる。すると、その人なりに話し方のスタイルというのが出てくる。それを、よりよい方向へやブラッシュアップしていくことを学んでいく。話す時に鬼になれるかどうかは、日頃のトレーニングもさることながら、そうまでして伝えようとしているか、伝えたいものであるかどうかでしょう。自分自身が「話す」という行為をどう意味づけているかにもよる。目的や目標、自分を高める意識もないのに声だけ届かせるとか、内容だけ正しく伝えようというのは無理である。(Э)

2017年10月 3日 (火)

Q.ビジネスで大切なことを告げる声について教えてください。

A.その声を出してみましょう。

「お買い求めになりますか」

「行くのか、行かないのか、どちらだ」

「是非、お試しください」(♭б)

Q.声のだめ押し効果とは。

A.もう一声の押しで物事が決まることがあります。セールスマンの最後の一言もその一つです。

クロージングで押し切るのは、声のかけ方、タイミングとトーンです。相手を口説くことも同じでしょう。ところが売れないセールスマンは、声で失敗するのですね。

タイミング、声の感じなどが、この声の人からは買わない方がいいとか、買いたくないと思ってしまうのです。恋愛も似ていますね。(♭б)

Q.声をうまく活かすには、どうすればよいのでしょうか。

A.こんな経験ありませんか。誰かにちょっと「今日、いい顔してるね」と、ほめられた。そしたら嬉しくなって、いつもよりポジティブに行動してしまった。声も明るく、気分も楽しくなった。

よくドラマなんかでもありますね。誰かのはげましの一言が、大きなきっかけになるということが。いい気になりゃ行動力が飛躍的につくっていう例えです。

「今日の声、いいね」、そう言われたら、結構、勢いづいて、いろんな人に大きな声で話しかけたりしたくなりませんか。声を出すことが楽しく、声を出している自分がとても心地よく感じたことはありませんか。

成功している人は、そんな波に自分をのせているのです。どんなときも、そのように心を切り替えられるようにしているのです。(♭б)

2017年10月 2日 (月)

Q.日本語の発音の決まりを知りたいのですが。

A.日本語は、一つひとつのことばに、どこを高く発音し、どこを低く発音するかの決まりがあります。これを高低アクセントと言います。「ハシ」の例で説明すると、「は」を高く、「シ」を低く発音すると、箸(はシ)となります。

「ハ」を低く、「し」を高く発音すると、「端」と、「橋」(ハし)の二つの意味になります。これは、その下に、助詞の「が」をつけると、区別できます。「端」のアクセントは「ハし」の下に助詞の「が」をつけると、「ハしが」となり、「し」と「が」とが同じ高さで続けて発音されます。(助詞の「が」をつけると、「が」も同じ高さで発音される。)「橋」のアクセントは、「ハし」の下に、助詞の「が」をつけると、「ハしガ」となり、「し」が高く、「が」が低く発音されます。(「が」をつけると、「が」が低く発音される場合)(♭ф)

Q.ネイティブスピーカーの英語がわかるには。

A.日本人の英語は聞きとれても、洋画などでの英語が聞きとれないのは、スピードの差だけでなく、拍感覚がないからです。歌でも同じことです。

 日本語は、一音ずつしっかり区切られて聞こえます。それに対し、英語などは、拍中心にまとまって進むから、のりがでやすいのです。 英語は、10拍までくらい一気につなげていきます。10拍というと日本語にすると(1音1拍なので)、「古池や 川の音」くらいしか入りません。(♭ф)

Q.「カ」や「キ」は子音ですか。

A.「カ」は「ka」、「キ」は「ki」で、「k」は子音、「a」「i」は母音です。日常、話されている英語がとても早口に聞こえたり、語尾がいい加減な発音のように聞こえるのは、日本人の多くは子音、そして単音を認識できないためです。日本語の子音は必ず母音にくっつき、子音だけのものでありません。(♭ф)

2017年9月30日 (土)

Q. ハミングのトレーニングの目的とやり方

. ハミングのレッスンメニュとしての使い方は、他のメニュと同じようにトレーナーによっていろいろだと思いますが、基本的には、鼻腔共鳴を上達させるために使われていると思います。以前の日本人は、邦楽(和製ポップスや歌謡曲などのことではなく、歌舞伎や能などの日本特有の声楽。)の影響も大きかったのか、今の日本人に比べると、かなり口腔共鳴に偏っていたようです。

大きな声を出すには、応援団の発声に見られるような(今は少し違うのかもしれません)、喉から絞り出した声を、大きな口を開けて、大きく響かせるというのが、一般的でした。確かにそういう口腔共鳴の使い方もありますが、口腔共鳴のよいところは、声色をさまざまに変化させやすいということなので、邦楽では重視されているように感じます。

鼻腔共鳴では、声色を変えることはほとんどできませんが、声を柔らかく響かせることができるのが、その長所でしょう。メニュとしてのハミングは、口を閉じて、声を鼻のあたりに響かせるように練習することですが、たまに間違えて鼻にこもった声になることがあるので、注意が必要です。(♭Ξ)

 

.一番多い目的は共鳴の改善でしょうか。響きを上げる、音を明るくする、喉への負担を減らすという意味あいが大きいと思います。鼻腔共鳴、マスケラなどを重要視する指導者は多く用いるメニュだと思います。

また、違う意味でいうと声帯をしっかりと合わせるためにハミングを持ちいる指導者もいます。

私自身もトレーナー業を始めて5年近くは、レッスンの開始はまずハミングでした。しかしだんだん減っていき、現在では自分の練習でもレッスンでも使わなくなりましたね。使わない理由は、ハミングはうまくいできると喉への負担が減り、響きが増して音量の増加、倍音の増加、声域が広がるなどのいい効果も期待できるのですが、一人でわかった、できる気分で練習しつづけるとかえって悪い方向へいくことも多いのです。

ハミングは理解できる指導者のもとで徐々につかんだ方がいいです。理由としてはハミングはより、自分の中に響かせようとして喉を絞めて、窮屈な音を出しがちです。また正しいハミング、悪いハミングの差が自分では分かり辛いのが難点です。

また、指導者によって口を開けたハミング、口は開けるが舌はおろしておくハミング、口は開けるが舌は上の前歯につけておくハミング、口を閉じたハミング、唇は閉じるが、歯は開けておくハミングなどさまざまでどれが正しいとも言えないのがこれまでの経験から言えます。

ただ、これまでの経験でいけばどれが正しいのかもわからないことがあるのでいろいろ試してみるのもひとつだと思います。(♭Σ)

 

.トレーニングにハミングを取り入れるときは、響きを捉える、息の流れを整える、力み過ぎを改善する、などの目的で行っています。例えば必要以上に息が漏れてしまい声に響きが乗らない人は、ハミングをして鼻からのみ息を吐くことで息漏れを修正して響きが集まりやすくなります。

逆に、喉で押してしまい息が流れず声が固い人、声が前に進みにくい人は、ハミングをすることで吐く息が増え(息を吐かざるを得なくなるので)、息の流れが出てきます。このように双方にとって「息の流れを整える」 ことに有効です。

やり方としては、無理のない中低音域で簡単な音型を使いゆっくりとしてテンポで行うのが安全です。通常は口を閉じますが、その際歯はかみ合わせず離して行う方が顎の力みも入らず、響きも捉えやすいです。口を閉じるとどうしても力みが生じる人は、口を軽く開けた状態で行ってください。

またハミングでも喉で押してしまう場合には、鼻筋に指を当てて、その指に響きを集めるように意識して行ってください。(♯α)

 

.息が気管を通って声帯を通過することによって、左右の声帯が振動して声が出ます。その際、ハミングが一番喉に負担がかからず、そして副鼻腔に響いていることを確認しやすいため、ハミングのトレーニングをすることをお薦めします。

まず鼻から息を吐きます。このとき、確認のため、鼻の下(上唇の上)に人差し指を横にして置いてみましょう。この人差し指に「シュー」と風が当たって、その後に「ン~」とハミングになるように発声します。

先に息の風が当たらなければ、声帯を正しく息が通過していないことになりますし、また、喉や舌根に圧力をかけて力で押しているかもしれません。

この状態がよくわからない人は、「うん」や「ううん」など、自然に楽に言ってみましょう。顔の裏側が空洞になっているような感じで、鼻に抜ける感覚、顔全体に響いていることを確認します。このとき、響いている感覚がなく、喉がかゆいとかイガイガするようでしたら、またそれも間違った発声です。(♯Å)

 

.声は息に乗って流れます。この息の流れを確認するために、ハミングのトレーニングが適しています。

口を閉じ、鼻から楽に息を吐きます。ため息の要領です。息が通過したのを確認したら、そのままM~と声を出します。そのときに、喉をこすったり、締め付けたりなどの違和感がないよう、あくまでもため息をつくような感覚で息を吐きます。

このハミングの状態から、口を開けるとMA(マ)になります。ハミングで流れた息を変えずに口だけを開くのです。顔面がモワッとするような、響いている感覚がつかめれば正しくハミングができています。ンマンマンマ・・・と同じ音で、口を開いたり閉じたりして、ハミングのポジションとマのポジションがずれないよう、腹筋で支えて声を出してみましょう。

次に、下降形のフレーズでハミングしてみましょう。(ミレド、ソファミレドなど)音が変わるときに、喉で変えずに、息の通過と腹筋の支えだけを頼りにします。これができるようになったら子音をつけて発声練習をしてみます。ハミングのラインと同じように発声できれば、正しい発声と言えるでしょう。(♯Å)

 

.これは教わってきたメソッドによって解釈が分かれる内容だと思います。現状、自分の中でのハミングの目的は、「力まないで息が流せること」、「響きのポイントを狙いずぎずにあてること」の2点だと思います。

以前、教わった中に、「鼻に集めてハミングをしなさい」というのがありましたが、今ではそれは、自分にとっては合わないことであったと認識していますし、そのような教え方はしないようにしています。

ハミングの練習は、実は高度な練習方法です。初心者が行うと、先に述べた鼻声になったり、喉が上がって、力みすぎたりとよくないことばかりが起こります。自分がハミングの練習を行うときは、「息の流れが極めて悪い時の確認」、「鼻声になりそうな場合の確認」、「力まない状態で歌うための確認」、「いい部分を通ってきた声の響きの位置の最終確認」という場合に行うことが多いです。

いずれにせよ、ハミングの練習の本質を理解・実感し始めたのは、ごく最近のことですので、トレーナーの監修のもとで練習を行う以外、ご自身でやられるのは難しいと思い、初心者にはお勧めいたしません。(♭Я)

 

.歌うときに、太くなっているとか、焦点をもってなどと言われたことはありませんか。慣れてくると、いい声が簡単に出るので、幅の広い声、大きい声を出してみたくなるかもしれません。しかし、プロの歌手は、声を効率よく遠くに届けるために、そして声のクオリティを高め、より響きの密の高い声を求めて、とても高いポジションを目指して訓練します。その訓練にとても役に立つのがハミングです。

口を閉じて、舌も口蓋にピタッとくつけて、いつもは開けてと言われている口腔内をきわめて狭くします。そこでハミングをすることで鼻の付け根、目に近いほうがピリピリと振動すると思います。さらに、頭蓋骨が丸いことを思い出し、声がこめかみのあたりに響くようにイメージしてみてください。

ハミングで単音で練習します。次に「m(ハミング)ーイーm」で音階練習します。次は「m-イーエーイーm」「m-イーエーアーエーイーm」などとバリエーションしていきます。必ずハミングで響いている位置を変えずに発声してください。一本の金の糸が鼻からすうっと伸びているようなイメージを思い描いてみましょう。

(♯β)

 

.ハミングの練習には、「声帯を起こす」「声帯の粘膜に適度な潤いを与えて守る」「声の響きを感じる」という目的があると考えています。他にもあるかもしれませんが、私の場合はこの3つを感じています。

まず「声帯を起こす」ですが、スポーツをするときに準備体操をするように、声帯もいきなり使っては負担がかかってしまいます。ハミングによって声帯および口頭筋群のウォーミングアップができます。

また「声帯の粘膜に適度な潤いを与えて守る」ためには、できるだけ低い音域でロングトーンのハミングを数分続けます。そうすると、声帯粘膜が潤い乾燥から声帯を守ります。また、風邪の初期などにも気付いたら(外出中でも)低い音でハミングをするのはとても有効です。

最後に「声の響きを感じる」ですが、口を閉じて低い音域から声を出して行くと身体にびりびりと振動を感じると思います。まずは胸、鼻すじ、おでこ、頭のてっぺんと音域によって振動する場所が変わることを感じてみてください。口を開けて母音を作るときにもその響きを保ったまま発声します。口を閉じているハミングの状態は振動をより強く感じられます。(♯ё)

 

.ハミングは唇を軽く閉じ、息の振動により発する音のことと思っています。実際の楽曲にもジャンルを問わず、時折ハミングが聞こえてくることがあります。

ハミングは、声を出す前の準備運動に最適です。スポーツでいうところのランニング、ストレッチに相当します。確かに準備運動なしにいきなりフルパワーでボールを投げたり、打ったりしますと怪我に繋がる恐れがあります。それと同じように発声練習なしでいきなりフルに声を出すと喉に負担がかかる、喉が壊れる可能性がかなり高いです。よって、ハミングをすることにより、声、体が起こすことが大事になります。

ハミングのやり方は、上下の唇を軽く合わせ、体を使ってゆっくり息を下から送り込みます。丹田~腰~肩甲骨~首~上顎という順です。息を送り込みましたらソファミレドの音階で「ん~」発します。音域を上げたり下げたりします。

ここで注意することは、唇及びその周辺に力を入れない、横に平べったい音ではなく、縦の響きを意識することです。力加減としましては、唇が振動し、唇、鼻の下辺りがムズムズする程度が丁度よいです。

以上のハミングのやり方により、声、体が起きてきます。特に午前中、デスクワークの後に声を発する前は最適です。(♭й)

2017年9月27日 (水)

Q.人前で話すと声が届かないし、電話で何度も聞き返されるのですが。

A.大体そういう人は覇気がない。つまり、声が届かないのが原因なのでなく、その人自身に話し手として必要な気が満ちていないところが問題である。

 声もコントロールするものである以上、気力や集中力は、人一倍必要である。オペラ歌手などは、一流のスポーツ選手並みのパワー、反射神経をもち、超能力者さながら、声を気とともに集めているといってもよい。人前に立って人様に自分の体一つで何かを与えようとするには、体力、集中力、気力は不可欠だ。話も、その例にもれるものではない。(Э)

Q.イメージトレーニングのやり方を知りたい。

A.司会者の紹介があり、前にはあなたの話を聞きに来た人がたくさんいる。そのイメージをもって話をしてみる。実際に声を出して行なうとよい。これをヴォイスレコーダにとっておこう。この時も、本当は一人でやるのではなく、家族や友人を練習台にして語りかける方がやりやすいし、うまくいくはずだ。そして、後で聞いて、うまくいったことやうまくいかなかったことをチェックしてみよう。(Э)

Q.本番で、ありのままの実力を発揮するために有効なのは。

A.イメージトレーニングが有効である。これは、スポーツや芸術の分野では早くから取り入れられている。メンタルトレーニングとして、自分のもつ能力を発揮するのに大きな役割を果たしている。イメージトレーニングとは、ひと言でいうと、プレーヤーがそのプレーをあらかじめ同じ時間内に寸分違わずイメージできたら、体はその通りに動くというものだ。

 話もパフォーマンスと語りで成り立っているから、この要素は多分にもっている。まず、ステージに立っている自分をできる限り具体的にイメージしてみよう。(Э)

2017年9月26日 (火)

Q.声の調子で嘘を見抜けるのですか。

A.相手の心は、声の変化でわかります。

急にやさしい声になったとき、急に饒舌になったとき、アヤシイのでしょう。あと、話し方が変わったり、知らない言葉が出てきたり、寝言に違う人の名が出てきたり……って。(♭б)

Q.声で、本当に相手の心身の状態がわかるのですか。

A.声調っていうと、中国の四声が有名ですが、八声もあるそうで、ベトナムは六声、アジアの中でも日本語の音声は単純で、日本人は外国語を学ばないと耳が鍛えられることはないかもしれません。

声で健康状態もわかります。顔色、目や舌もですが、覇気、集中力、意志、やる気も、声に表われます。もし異常があれば、医者に連れていきましょう。診断というのは、普段の状態とどう変わったかがポイントです。声も、判断材料の一つです。ですから、いつもの普通の状態をよく知っている人が、一番よくわかるのです。(♭б)

Q.声の切り替え力とは何ですか。

A.笑ったり笑い転げたり、泣いたり泣き腫らしたり、そのときの声は、それに反応していますね。

声が出るのは、とても複雑なメカニズムなのです。声帯は、どんな楽器よりすぐれています。わずか2センチほどで、これだけの自在な音を扱えるものを、いつになれば人間はつくれるでしょうか。

何かがあると、心情に応じた声が出ます。それをあえて切って、違う声を出してみましょう。

怒ったときに、明るい声を出す

笑ったときに、暗い声を出す(♭б)

2017年9月25日 (月)

Q.英語圏のネイティブと私たちの耳の違いの例をあげてください。

A.「at-at-at」と「at」ということばを速読して発音すると、日本人には「ta-ta-ta」と聞こえてきます。これは日本語が母音で終わる音節構造だからです。英米人やドイツ人なら、「ta-ta-ta」をの連続を「at-at-at」と聞きます。向こうの言語の多くは子音で終わるからです。本(hon)は、私たちは「ho-n」と、欧米人には「h-on」と聞こえます。(♭ф)

Q.日本語は、メリスマティックでないのですか。

A.日本の歌は、一音節に一つの音をあて、(これをシラビックという)一音節に多数の音符をあてて(これをメリスマティックという)こなかったのです。

 たとえば、

 「上海」は、

日本語で考えると、 「シャ・ン・ハ・イ」となります。英語で考えると、 「Shan hai」です。

 日本語の歌は、日本語とも異なるといえます。一音節に対し多数の音をとることも、多数の音節に対し一音でとることもなかったのです。昔は、日本でも産字(声明で一字一字を長く伸ばし、メリスティックに歌うソロ)というのもあったそうですが、今は、そういうこともなくなりました。(♭ф)

Q.一音に一拍を当てはめた歌をのりやすく変えるには?

A.「ハ・ル・コ・オ・ロ・オ・ノ・ハ・ナ・ノ・エ・ン」(ミミラシドシラ・ファファミレミ)

 「カ・ラ・タ・チ・ノ・ハ・ナ・ガ・サ・イ・タ・ヨ」となります。

 しかし、これが、ことばの拍に忠実なら、

 「ハル コウローノ ハナ ノ エン」(ミー・ラシドシラ・ファー・ミ・レミ)

 「カラタチノ ハナガ サイタ ヨ」ともなります。

(♭ф)

2017年9月23日 (土)

Q.声が疲れはじめた時の声が出しにくいのですが。

.声の出し始めは、なかなか声が出しにくいということは、みなさん感じていると思います。しかし、出せば出すほど、少しずつ声は出しやすくなって、楽に出るようになっていきます。そのまま、声を出せば出すほど、いつまでも出しやすくなっていってくれればよいのですが、喉が弱い人は、何度も体験しているように、しだいに声は出しにくくなり、ついには、喉が痛くなって、危険なゾーンに入っていってしまいます。

もちろん、それでもがんばって声を出したりすると、本格的に喉を痛めてしまう原因にもなるので、お仕事などでどうしようもない場合を除いては、絶対に避けたほうがよいのですが、それなのについ声を出してしまう誘惑が、そこにひそんでいます。

このように声を使い過ぎて出しにくくなる少し前に、いつも以上に声が出しやすくなる時間が、あります。長ければ、あるいは無理をしなければ、1時間位は続くかもしれません。その声が出るために、つい、そのまま続けて声を使いたくなってしまうのです。(♭Ξ)

Q.履物と「支え」は関係がありますか。

.「支え」の感覚は、とても大切なものです。歌がうまい人で、知らず知らずのうちに、「支え」がうまく使えている人は、少なくありません。歌のジャンルにかかわらず、うまく歌える人は、必ず支えがしっかりとしていますが、重要なのは、その支えを、意識してコントロールしているかどうかということです。実際にはほとんど何も考えずに、無意識のうちに、うまくいっている人も、少なくないだろうと思います。まだ勉強し始めの初歩の声楽家は、ほとんど支えの意識もなく、「支え」という言葉を知らないことも珍しくはありません。そんな初歩の段階でも、勉強のために、発表会などで歌わなければならないことが普通なのですが、通常、先生のお宅でレッスンを受けるときは、もちろん日本の屋内なので、スリッパなどを履いて歌っています。ところが、発表会が近づくにつれて、特に女性の人は、本番用の靴を履いてレッスンを受けるようになります。男性と違い、特にドレスなどを着るときに、ヒールの高い靴を履くことが多いからです。履く物によって、体のバランスが変わり、ただでさえはっきり自覚もできていない「支え」が、まったくなくなってしまうのを、防ぐためです。(♭Ξ)

Q.ダイナミックに歌いたい。

.しっかりとお腹で支えられた声で歌うことも、大きなボリュームの声で歌うことも、ダイナミックに歌える要素の一つではありますが、ダイナミックに聞こえる方法として、曲想をどうとらえて表現するかということも大事な要素になると思います。

大体の人がフレージングを短く、物切れにして歌っていらっしゃいます。これを4小節ひとまとまりで歌い、それができるようになったら、8小節ひとまとまりになるように気持ちを維持して歌ってみましょう。これだけの長いフレーズで息が続くようにするにはトレーニングをする必要があります。

次にこの大きなフレーズを、自分の顔の周りに作るのではなく、どんどん自分から遠くに離して作っていく必要があります。自分の周りや自分の近くで音を鳴らしていてもダイナミックな演奏にはなりません。自分の前5メートル先、10メートル先まで橋が架かっていて、その距離感を十分イメージして、フレージングをつけた旋律を歌っていくといいでしょう。(♯β)

2017年9月20日 (水)

Q.メモを見てのスピーチはだめですか。

A.メモを見ながらスピーチの練習をしてみる。

本番では、メモを読み上げないこと。ただし、構成がわからなくなった時、言うべきコンセプト(決め、まとめ)を忘れた時、チラッと見るくらいはいいだろう。(Э)

Q.話す時に使用するメモの工夫はありますか。

A.・ひと目でわかるように、

・余白を作っておく

・簡潔にする

・構成を考え、一つの流れに整理する

・感じたこと、思ったことは何か

・小さいと見にくいので、A4サイズくらいの大きさがいい(箇条書きにする)

・全体と部分との関係がわかるように

などということを心がけて書くとよい。(Э)

Q.本番でうまく話すための準備はどうするのですか。

.本番でうまく話すためには、事前に話したい項目を書き出し、整理して、メモに読みやすく書いておくとよい。

1.自分のネタ(他の情報、新聞のコラムなどを参考にしてもよい)

2.その事例からとれることは何か

3.それを、どう自分の行動や考えに結びつけるか

4.そこから思いあたる話は何か

5.それをどうまとめるか(Э)

2017年9月19日 (火)

Q.自分の出した声の状況を認識するにはどうするのですか。

A.次にように考えてみましょう。

声と出来事を思い出す。

声と心の連動を考える。

声と心をずらしてみる。(切り替え)

声の表情について考えましょう。

相手との声のキャッチボールについて考えましょう。

外国語の中で使われる日本語にない発音をよく聞いて、まねてみましょう。(♭б)

Q.心からそのまま声に出るのがよいのですか。

A.社会的には、思っていることが、すぐ口や声に出てしまったら、うまくやっていけないのですから、これは処世術です。顔色や声に出さないことが、大人の社会で一人前になるということなのです。(♭б)

Q.声や気持ちの柔軟性は年とともになくなるのですか。

A.子どもをみていたら、“今泣いたカラスがもう笑った”と、表情の変化のスピードの速さや幅の大きさに驚かされることがあります。声の表情は、心をそのまま表わしています。つまり、心の切り替えがとても早いのです。

かつて、私たちも子どもの頃は皆そうだったのです。成長するとともに、ストレートに心を表わしては、まずいことが多くなって、声も素直に出なくなってきたのです。心も簡単に切り替わらなくなりました。(♭б)

2017年9月18日 (月)

Q.日本語の音の数え方がわかりません。

A.日本語での遊び唄では、「グリコ」で3拍、「パイナップル」、「チョコレート」は、6拍分となりましたが。拍の長さが均等になることを等時性といいます。ちなみに明治製菓のCM「チョッコレート、チョッコレート、チョコレートはメイジ」では、「チョッ・コ・レー・ト」で4拍でしょうか。数え方によるのです。「先生さよなら」も皆で言うと「センセイサヨナラ」と9拍になるのが日本人の感覚です。(♭ф)

Q.洋楽のリズムののりのよさはなぜ。

A.日本語の発音は、一音の時間的な長さを、ほぼ一定に保つことになっていて(これを等時性または等拍性と呼ぶ)、拍の長さが時間的に等しくなるわけです。この時間的な長さは、相対的な長さですから、早口に話すと、各拍が等分に短くなります。これが日本語をそのまま歌にしたときにリズムが出にくく、のりが悪いという大きなデメリットとなっています。しかも、日本の曲お大半は欧米のリズムを真似たものをベースんいしているので、二重の障害となっています。

それに対し、外国語の多くは強弱アクセントで、強のアクセントの音をはっきりと出して流れを作り、その他の音はあいまいに流れに乗せます。だから、普通に話すだけで自然にメリハリとリズムが生まれ、音楽的に聞こえます。ことばがすでにリズミカルに音として動いている言語の方が、音楽、歌に有利なのは言うまでもありません。

トレーニングにおいては、日本語も意識的にメリハリをつけ、音楽的な要素を加えていくようにしましょう。

(♭ф)

Q.ネイティブに近づくためには。

A.日本人は日本人であるがゆえに、日本語にそってしか音を捉えられず、発せられません。だから、感覚から変えるトレーニングが必要です。筋トレも必要です。

体の使いやすさを考えると、一つのフレーズ、一つの強アクセントがあって、そこで踏み込み、その反動で弱いところ、あいまいに言っているところをカバーしていく方が、動きも出しやすく、表現としては密度が高くなるわけです。(♭ф)

2017年9月16日 (土)

Q.声が奥に入ってしまうと指摘されました。なぜなのでしょうか、解決する方法は。

.声を出すときに、恐怖を感じますか。

なんとなく自信がないのでこわごわ出している人、普段あまり声を出していない人などにこの傾向がみられます。

ある程度、体や息の反動で声を出す、息の流れに乗ってあまり考えずに、感覚を頼りに声を出すという域に達している人にはこの傾向はないようです。

声が奥に入ってしまう、つまり自分で声を外に出さずに、口の中や喉元におしとどめていらっしゃるのだと思うのです。息を「ハッ」と吐いてみて、この息に声を乗せるような感覚で練習してみましょう。

また、声が奥に入っていると指摘されたときに、顎や首元がどのような動きをしているか観察してみましょう。ある人は下あごが、引っ込んでいるかもしれません。また首で、声帯のあるあたりを押しているかもしれません。無意識にやっている動きを一切やめて、あるがままにしたまま歌えるように訓練してみましょう。

首や肩を動かしながら歌ってみるのもいいかもしれませんね。(♯β)

Q.歌うときに客観性を持つように言われますが、ついつい前のめりな感じになってしまいます

.歌っているときに、全神経が前方向に向き、身体も前のめりになり、前だけに集中するという傾向はあまりよくありません。

歌っているときに姿勢、力み具合、声、息の流れを客観的に見えているでしょうか。一つの方向だけに偏ってしまうと、自分の体に起きていること、声からのフィードバックを感じられなくなってしまいます。演奏中、舞台にいるときは常に、どこかに客観的に自分を見る余裕を残しておくといいと思います。

例えば、前方向に空間が広がっているとしたら、自分の後にも全く同じ空間があると思ってみてはいかがでしょうか。

頭の後ろに仮面がついていて、その仮面でも見たり、動いたり、前面のお顔と同じことをしてみるのもいいかもしれません。

さらには出した音を聞くというのは、あまりお勧めしないのですが、会場に響いている音を返しとして聞くのは参考になります。どんな響きで空間に響いているかを感じてみましょう。(♯β)

Q.緊張しやすくて困っています。人がいると思っただけで、自分で自分を固めてしまっているのがわかります。

.人前で声を出すのは、緊張しますよね。敏感な人のみならず、どなたも、人前でお話したり、ましてや歌を歌うということは緊張するのはしかたないことだと思います。

しかし、歌わなければならなかったり、お仕事で声を使う人はそうもいっていられないので、お悩みなのだと思います。

これはもう声を出すことに慣れていただくしかないのですが順を追って練習していきましょう。

人がいると緊張してしまう状態は体のどこに現れますか。まずそれを自己分析しましょう。よく聞くのは首、肩、後頭部、などです。腕が固まっている人、腰が固まている人も見ます。

では、ご自身が一番リラックスする場所・状況はどんなところですか。お部屋でごろっとなっている、温泉で深い呼吸をしている、そんな状態を思い出しながらご自身の固くなっている部分を優しくほぐし、動かし、回したりしてみてください。体を動かしながらため息を深く吐いてみましょう。自分の体にリラックス状態を再現できることが一番の目標です。この状態をつくってから声を出すようにしていくとよいでしょう。(♯β)

2017年9月15日 (金)

Q.声で力を引き出すためには。

A.スポーツなどで声を使うことを実践しましょう。

1.あなたのスポーツ体験から、記入してみましょう。

どのくらい、どこで声を使いましたか。

2.プロの試合をみて、記入してみましょう。

a.選手 b.審判 c.観客 d.アナウンサーとゲスト解説(♭б)

Q.声が力を引き出すのですか。

A.声で力が出るという例は、枚挙にいとまがありません。卓球の福原愛さんの「タァー(サァー)」は、全国で一躍、有名になりました。愛さんはその声の秘密を明かしてくれません。「かけ声にばかりに取材がくるので、うんざりした」と。しかし、あの掛け声は、愛ちゃん自身にも、それをみている人にも、気合いを入れました。

北島康介選手の「ちょー、気持ちいぃ」は、流行語大賞になりました。あれを聞いた日本人全員、いやその意味のわからなかった外国人も、チョーキモチィーよかったはずです。

室伏広治選手の咆哮、浜口京子選手とお父さんのアニマル浜口さんの気合い声、オリンピックは、まさに声の祭典です。

スポーツ選手が、力を発揮するとき、声とともに力を発揮します。テニスでは、シャワポワのスマッシュでしたね。ゴルフスイングを「チャー・シュー・メン」でショットする練習法もあります。(♭б)

Q.声をかける相手がいないときは。

A.自分に声をかけ続けましょう。

マラソン選手は、自分に「ファイト、ファイト、ファイト」と声をかけ続けて練習します。だから、あんなにハードなことができるのです。本番のレースでは、沿道の人は声をかけてくれます。だから、新記録が出るのです。

(♭б)

2017年9月13日 (水)

Q.あがったときの対策。

.「誰でもあがるのだ」と考えて自分を落ち着かせ、冷たいもので顔をぬぐったり、深呼吸してリラックスするとよい。「アピールしよう」などと思うとあがる。結局、いつもの自分しか出ないし、それ以下にもならない。ありのまま、裸になること。100人のうちの一人に強く訴えるつもりでやろう。よい評価も悪い評価もこの場では気にしない。批評は後で受けとめ、反省すればよい。マイクの中に向かって、あるいは自分に言い聞かせる。(Э)

Q.あがると、どうなるのか知りたい。

.顔が熱くなったり、息がうまく吐けなくなる。(Э)

Q.話や声のトレーニングで、あがり症は克服できますか。

.話もトレーニングをすると、やがて人に聞いてもらいたくなる、聞かせたくなる。人前で話すことを体験していくこと、そこで小さく勝つことで成功体験を重ねていく。話すことは生きることです。

それでも、手足がブルブル、ガクガク震えていては、話すどころではないだろう。ここでは少しでも落ち着いてうまく話したい人のために、あがり防止対策をいくつか紹介しておく。いろいろ試してみて、自分に最もあった方法を見つけよう。

・ひたすら練習を積み、自信をもって話せるようにする

・会場をあらかじめ見ておき、他人が話す時も一緒に話しているつもりでリハーサル(疑似体験)をやっておく

・聞き手のうちの一人に聴かせるつもりで話す

・聞き手の顔を畑の中の野菜(カボチャ、ニンジン、ダイコンなど)と思う

・手のひらに「人」と書いて、三度飲み込む

・震えがきたら、全身に一度、力を入れてから脱力する

・ひざがガクガクするようなら、足の親指にしっかり力を入れてグッと曲げてみる。ひざの屈伸運動をしてみる

・批判してもらうつもりで話す。体当たりでぶつかり、格好をつけない(Э)

2017年9月12日 (火)

Q.声をかけ続ける秘策はありますか。

A.次のようにしてみましょう。

毎日、必ず声をかける人は(      )

今日はじめて声をかける(かけた)人は(      )

声をかけたか、声をかけられたか、どちらが多いか数えてみましょう。

電話で、ストレートに、どんな声、どんなかけ声をかけますか?

自分にかけ声をかけてみましょう。(♭б)

Q.声をかけて返答がないとがっかりします。

A.声をかけたら、普通は返答がきます。そしたらそれで、また返答する。こなければ、またかける。自分の方でかけて終わりにしておくとよいのです。返答がこなくても、かまいません。こちらがかけて終わらせておくのです。(♭б)

Q.声はいつでもかけた方がよいのですか。

A.声をかけ忘れて後悔したこともあります。また、ずっと声をかけなかったために、もっと早めに知れば何とかなったかもしれないことを見逃したこともあります。伝言を忘れて大変だったこともあります。

そこで最近は、迷いなく声をかけています。迷ったら、声をかけています。案外と、そういう人は少ないものです。(♭б)

2017年9月11日 (月)

Q.カタカナ英語とは何ですか。

A.「Yes」を聴いたまま言えばよいのに、「イ」「エ」「ス」としか聞くことができないと「イエス」というので、カタカナ、つまり、日本語になってしまいます。耳よりも頭を働かせて自分の聞きなれている日本語のカタカナに当てはめるからです。英語と外来語として日本語になったカタカナ表記のものを比べた違いともいえます。(例)「smile」「スマイル」、「well」「ウエル」、あるいは、習いたての人のような発音のことです。(♭ф)

Q.J-POPSはとてもたくさんのことばがあるのに、のり切れない気がするのは。

A.一拍に音数をたくさんつけた歌い方は、私には単に連符のようにしか聞こえないから、向こうのラップのようには聞こえないのです。(♭ф)

Q.日本語と英語の当時性の違いについて。

A.母音でも伸びてしまう日本語には、一つを伸ばすと他の音も長さが等しくなる性質、つまり、長さの等時性があります。一方の欧米語には、長さでなく、リズムの等時性があります。日本語は長さが等しく、英語は拍が等しいのです。

このおかげで、同じ長さに均等して切る連符は、けっこう難しいのに日本語を使うと簡単にできます。三連符なら「サクラ」、五連符なら「サクラサク」などいえば、それぞれ等しい一拍になるからです。(♭ф)

2017年9月 9日 (土)

Q.技術より表現するように言われます。

.ボイストレーニングの目的は人それぞれだと思いますが、声をよくしたいその先に何をお考えでしょうか。

歌がうまくなりたい人、ビジネスで発揮したい人、舞台で声を出すため、プロの歌手になる、それぞれ目標があると思いますが、それは声の技術を身につけたうえで、その先にそれぞれの専門に応じた使い方に特化していくのだと思います。

もしかしたら、それは声の技術を身に着けただけではこなせるものではないかもしれません。誰よりも響く美しい母音だせるようになりました、でも歌は歌えません、というのはまったくもったいないです。

その声の技術で何をなしとげたいですか。その声を用いて何を表現し実現したいことはなんですか。そのためにある程度の技術がついてきたら、目標を、技術習得から、本来の目標を思い出してそこにシフトチェンジをしてみましょう。

歌手になりたい人は、歌いたいと思う歌を思い切り表現して歌ってみる。トレーナーに言われたお腹や息のことまど、今までできなかったことが、技術を忘れて表現に徹し歌詞を思い切り伝えたい気持ちで歌ってみたらできていた!ということはおうおうにしてあります。また、多少技術がいまいちでもお客さんが感動してくださるということもあります。技術と表現は常に相乗効果で高めあっていくものと思います。(♯β)

Q.歌っていると首の後が固くなってきます、どうにかできないものでしょうか。

.日々の習慣で、どうしても体の癖がついてしまうことはあると思います。パソコンや、スマホ、細かい作業の多い人は大変かと思います。それにしても、歌うときに首の後を固めてしまっている人は、本当に多く見受けられます。特に女性に多いように思います。 

インナーマッスルがついて、体を支える筋肉ができてくると、少し楽になってくるようです。しかし当面は固くなった筋肉をご自分の努力でほぐしていただきたいので、いくつかメニュを紹介します。

頭のマッサージ:頭頂部、側頭部、後頭部を指の腹でもみほぐします。頭もこっていることがあります。

首筋:リンパを流すように耳たぶの後ろのくぼみから首に沿っておろしていく。耳たぶのラインの髪の生え際あたりにあるくぼみを押しツボを刺激する。

鎖骨:鎖骨の周りにもリンパが流れているので鎖骨に沿って、人差し指と中指の二本指でしごいていく。

体側:頭の後で手を組んで左右に上半身を倒し体側伸ばし。

腰:椅子に座って、座骨を椅子にしっかりつけて前かがみ。そこから座骨を少し前に転がしながら骨盤を立てて、腰、背骨を伸ばして頭を最後に乗せる。(♯β)

Q.口角を上げるように言われました。いい声が出るのですか。

.口角をあげるとどのような口の形になるでしょうか。試しに唇を閉じて口角を左右にくいっと引き上げてみてください。頬の筋肉が持ちあがり、微笑みの表情になると思います。この状態で声を出すと、ハミングが、頭蓋骨の上半分に響きやすいと感じられると思います。

さらにこのまま口を開けてみると、口は縦には開かず横に開く感覚だと思います。このときに利点は声が喉元に落ちないということです。

トレーニングの段階において、口を縦にした方がいい人、横にした方がいい人、それぞれの段階があると思いますので、トレーナーと相談してください。横に開いていると響きが上に乗りやすいのです。とてもクリアな響き、通る声、高音を出すのに有利になります。はじめは口角を上げることに身体の筋肉が慣れないかもしれませんが、まずはハミングから徐々に口を開けて鳴らしていくといいでしょう。口を閉じて鼻から息を吸うとその感覚が得られやすいですよ。鼻から息を吸ったらその場所を意識して、その場所と同じところで吐いてみましょう。(♯β)

2017年9月 8日 (金)

Q.声で幸せになれますか。

A.幸せな人は、いつも幸せと思っている人、もっと幸せになれると信じている人なのです。

私は、「何ごとも声から入りましょう」と提唱したいのです。すべてのものごとは、一声から始まるからです。一声で終わっても充分なくらいの声が出せたら、たいしたものです。

たった一声かけられて、人は幸せになれるのです。人生真っ暗、お先真っ暗から、たった一人のたった一言が生きる光明を与えるのです。自殺をする直前、誰かの一言で思いとどまった人もいます。一曲の歌で、生きる勇気を得た人もいます。

私もいろいろなときに、わずか数人の声に助けられました。あるいは、たった一人の声に助けられました。(♭б)

Q.幸福感が足りていません。

A.幸せでない人というのは、一人ものや、貧乏な人や職のない人では、ありません。自分をいつも不幸せと思っている人、幸せでないと思っている人です。

すると、表情も声も、相手を拒むようになり、ますます不幸になります。これをどのように解決するかについては、たくさんの本が出ていますね。でも、およそ述べているところは、同じことです。「自信をもち、ポジティブに考え行動しなさい」ということです。「ものごと、よい方向に思い描きなさい」ということです。しかしそれだけでは、押しが弱いのです。歌手は歌を、画家は絵を使って自分をアピールします。あなたに、私は、声を使うことをお勧めします。(♭б)

Q.声をかけ続けると嫌われませんか。

A.嫌われたらやめましょう。(♭б)

2017年9月 6日 (水)

Q.それでもあがるときは、どうすればよいですか。

.失敗したからといって、人が死ぬわけでもないし、大して自分の生活が変わるわけでもない。伝えることを楽しもうと徹した時、あがっていようがあがっていなかろうが、うまく話せるようになる。間違いなどにびくつかなければ焦らないものだし、「聞いてくれ」と、内から話したいことが出てくる時は、あがらないものである。逆に、「聞かせてくれ」と外から話すように強いられているような感じが出てくるとあがりやすくなる。そう感じたら、主体を自分に取り戻すことだ。(Э)

Q.あがり症の克服法には、どういうものがありますか。

.人前に立って、しかも自信のないものをやろうとすると、誰でもあがる。この二つが揃っているのが、スピーチや人前での話なのだから、あがらない方がおかしい。世界的に名高いオペラ歌手や演奏家の中にも、毎回舞台であがるという人はたくさんいる。彼らが、あがりながらも実力を発揮できるのは、ケタ違いの練習量のおかげと、「そのことで生きている、仕事をしている」という覚悟があるからだ。その自信が、少々あがっても、それをほどよい緊張としてプラスに変えてしまう。

スピーチもコンサートも、この緊迫感がなければ、聞き手も大して興奮できず、終わった後に本人も今一つすっきりしない。あがって力が出せなくなるのは、あがったせいではなく、あがることを恐れ、あがったら何もできなくなると思い込んでいるからだ。間違えたり恥をかいたりすることを恐れる気持ち、また、よいところを見せようと気負う気持ちが、誠実に伝えようとする気持ちを邪魔するからです。(Э)

Q.あがる原因別の対策を知りたいです。

.それぞれについて、対応策を述べておく。

1.覚悟がないケース

話で失敗しても命はとられない。人前に出たら「煮るなり焼くなり好きにしてくれ」と開き直ることだ。どうせ百年後は皆で土の下なのだから、せめて人前で人の注目を得られるこの時を楽しもう。あがることも含めて、自分の体や心臓、脈、血をいとおしもう。

2.自意識過剰になっているケース

残念ながら、人はあなたが思うほど、あなたのことを気にしていないし、期待もしていない。

3.失敗するかもしれないと思うケース

仮に失敗しても、他の人は、(あまりに見苦しいことはやめてほしい)と思うだけだ。

それは、多くの人にもそういった覚えがあるからで、こういう失敗に対して人は思いのほか優しい。すぐに忘れてくれるものだ。印象に残らぬ当たり障りのないスピーチよりは、失敗しても印象に残る方がよいともいえる。そこに、あなたの存在が示せる。(Э)

2017年9月 5日 (火)

Q.婚活で声の力を働かせる場をもちたいのですが。

A.声をかける機会をつくってみてください。

声に気持ちを入れる機会を記入してください。具体的にセットしましょう。

いつの世も、恋愛の延長上に結婚があるとは限りません。必ずしも結婚が幸せに結びつくとは限りません。いい恋愛経験をしてください。人を好きになることです。好かれるより、好きになれることです。

“売り言葉に買い言葉”でないけれど…。ギブアンドテイクというのも、まずはギブギブギブから始まるのです。

(♭б)

Q.声でくどけるのですか。

A.恋愛は自分の思い通りにはいかないものです。相手が、自分を愛するまで待つことです。

いつも声をかけ続けるあなたの存在は、相手のなかで大きくなっていくのは間違いありません。メールは読んだら終わりです。魅力的な声は、あなたの思いが、ニュアンスが、相手の心に残っていきます。(♭б)

Q.相手に自分の気持ちが伝わらないのですが。

.気づいてもらえないなら、相手が気づくまで声をかけ続けましょう。言葉で勝負をするのではありません。

事を急げばしくじります。“No”を言わせたら、そのあと取り繕うのは大変です。あなたはショックを受け、もう声をかけられなくなるかもしれません。

あなたが声をかけ続け、相手がその声を待つようになるまで、その声を聞きたくなるまで、声をかけ続けましょう。言葉の内容などいりません。それで実らなくても、よい経験を積んだことになるのです。

そこで得た勇気と努力と声のコントロールは、あなたの将来にプラスになります。

声の表情が豊かになり、声が魅力的になれば、相手の思いも変わってくるかもしれません。(♭б)

2017年9月 4日 (月)

Q.オペラ歌手が何を言っているかわからないのはなぜですか。

A.この問題は、高音になるにしたがって、口内の構音の調整が難しくなるために生じます。本来、調音と声帯での発声は別なので、両立が可能なのですが、極端に高くなると、美しい共鳴を開かせることと、母音の発音分けが、両立しがたくなってくるのです。たとえば、「イ(i)」でもっとも美しい最高音の共鳴を出せるオペラ歌手は、他の母音もそれに準じて出すことになるからです。

日常の音域(話声域)においては、音の高さ(pitch・周波数)と、母音の発音の形成(フォルマントの組み合わせ)とは別々に調整できます。高低アクセントの日本語だからといって、母音で言いにくいということにはなりません。ただ、有声音の母音が多い日本語は、声帯に負担がかかりやすく、疲れやすいと言う人もいます。

(♭ф)

Q.歌の先生が「のどをあけなさい」というのは。

A.軟口蓋をあげ、口内の後ろの空間を広くすることをいいます。すると、普段、私たちの使っている日本語に比べて深い母音がでます。イタリア人やドイツ人などは、そういう母音を使って話をしているわけです。(♭ф)

Q.なぜ、山ではヤッホーというのですか。

A.「ヤ」と「ホ」は、「ア」と「オ」の母音を伴い遠くに届く音なだからです。メガホンのように口に手を添えて、広げずに(指向性を高める)、大きく低い声を使い、「ヤッホー」というとよいです。低い音の方が減衰しにくいからです。(♭ф)

2017年9月 2日 (土)

Q.裏声、地声、実は喋りを意識するといい歌を歌っていて、声を出すときに裏返ったり、浮いているような感覚になります。

.裏返る、浮く感覚とのことですが、歌声を意識しすぎている場合に起こることは、この場合、声の本来、出る場所を忘れて、響かせる場所ばかりを意識してしまているのかもしれません。

声は声帯で作られ、首の真ん中あたりからでているのです。歌声の響きを意識しすぎて、頭、上あごなどを重要視してしまっているかもしれません。これは、本来音が出ている場所よりもかなり高いので、声が浮いた感じになってしまうのも無理ないかもしれません。 

また、声帯で発せられる原音をこわごわ出したり、弱い裏声で出していると、声帯はきちんと閉じずに、息もれをしたような声、かさついたような声になってしまうかもしれません。

これを回避するためには、声帯を胸骨(鎖骨と鎖骨の間あたり)まで下げるように、あたかも胸骨の中にしまい込むようにイメージしてみます。そこの位置から声を出してみます。結構しっかりした地声で出してみましょう。

次にこの位置で、歌詞を読んでみましょう。ご自身のいつもの喋り声で読んでみます。裏声になりがちな人は、あえて地声で、読んでみましょう。この位置を取り戻すことで、声はまた安定してきます。(♯β)

Q.歌うと支えが上がってしまいます。練習のときはできている気がするのですが。

.お腹で支えて歌う実感が、練習のときには得られるようになってきてのですよね。それは、賞賛すべきことだと思います。そこまで来るのにも、ある程度の長い時間がかかったのではないでしょうか。私は長く歌に携わっていますが、その年その年で、支えが会得できた!と感じつつも、やればやるほど、支えの場所や感覚がバージョンアップし、もっと低く、もっと深く、もっと強くなることを実感しています。訓練すればするほど強固になり、確実なものになっていくものなのだと思います。ですから、トレーニングが日々欠かせないのだと思います。

支えが上がるというのも、練習のときにはできている実感がおるのですから、これを繰り返し練習してください。緊張していても、人前でも、オーディションで審査員が威圧的でも、多少体調が悪くても、年齢がすすんでも、できるようにするよう訓練するのです。ですから日々の訓練で、脳にその回路を作り強固にしていく必要があるのです。

毎日5分でも、10分でも、やるのとやらないのでは大きな違いです。忙しい時は電車の中やお風呂の中でも意識してみてはいかがでしょうか。(♯β)

Q.喉に力が入ってしまいます。なかなか体がいうことを聞きませんが、どのような感覚が理想的なのでしょうか。

.よく「喉になんの力も入れずに、息が通るだけ」といわれます。「歌おう」と意志を強く頑張っている人に限って、姿勢は前のめり、重心は下がっていなく、喉も上がり、上半身に「歌おう」というエネルギーに満ち満ちているように感じられます。しかし、理想的な体のバランスとしては「頭寒足熱」「上虚下実」なのです。歌のみならず、スポーツ選手などをみても、このようなたたずまいでプレイしているように思えます。

「歌おう」という意志が強すぎて、頭でっかちになり、体にさせるべきことをさせずにいるというのは本末転倒です。 

体にさせるべきこと、それは、ゆったりとした腹式呼吸で、お腹や下半身にエネルギーを満たし、喉は何の感覚もないくらい、ほおっておく、あるがままにおいておくということです。それが難しいので、ありとあらゆることで力を抜いたり脱力の体操をしたりしていることと思います。

立った状態でこのような感覚が味わえるよう、練習してみてください。(♯β

2017年9月 1日 (金)

Q.声がよくなると、人生が好転するのですか。どう好転させるのですか。

.まず、自分から声をかけましょう。自分から声をかけていくことです。いつも声をかけてもらうのを待っていては、チャンスはありません。

どんなラブレターも出さなくては届きません。何も起こりません。どんなに思っても、声に出さなくては伝わりません。

文章を書くのは大変ですね。メールでは、なかなかうまく伝わらないものがありますね。言葉に出したり、面と向かっていうのは、さらに大変です。しかし、スピーチではないのですから、難しく言葉を考えなくてもよいのです。ただ、声を出せばよいのです。その声のなかにあなたの気持ちを込めていればよいのです。(♭б)

Q.声は自己暗示に有効ですか。

.「口グセに気をつけよう」という本が売れました。口に出していると、その通りになるからという主旨です。かなり以前から、この分野は入れ代わり立ち代わり、自己暗示、成功哲学などといわれ、理論づけされてきました。大脳生理学などの発展により、言葉の力、声の力も確かなものと認められています。(♭б)

Q.嫌なイメージを与える声ってありますか。

.次のような嫌なイメージを与える声を、わざと出してみましょう。しかし、あまりやりすぎると、自分ののどを傷つけることもあります。

ムカツク声を出す

嫌がらせをする声

けんかのときの声(♭б)

2017年8月31日 (木)

Q.調音方法(調音法)による音の分類を教えてください。

A.・破裂音………呼気が閉じられていて、その閉鎖を破って発せられる音 調音器官のどこかで閉鎖を作り、息をためて、急にその閉鎖を開放することで生じる。(息をせき止めて、パッと解放する)「r、p、b、t、d、k、g」

・摩擦音………呼気が口腔の狭いところを通過するときに発せられる音 「シ」[i]息の通り道を狭くして押し出すことで生じる。

・破摩擦………破裂音に続いて、その位置で摩擦音が起こる音 「ツ」[t] 舌先を歯ぐきにつけて、息が舌先と歯ぐきとの間を通ることで生じる。

・鼻音……呼気が口腔内でさえぎられ、鼻腔に抜けることによって発せられる音 鼻にかける「n」

・弾音…………舌をはじくようにして発せられる特殊な音。英語のL音とR音の中間的な音 「ラ」 前舌が硬口蓋に近づき、舌先が歯ぐきを、はじくことで生じる。

(半母音 「ヤ」「ワ」は、完全な閉鎖も狭めもなく発します)(♭ф)

Q.調音位置による音の分類を教えてください。

A.・両唇音…(「パ」の[p]) ……上下の唇の間で出す音

・歯茎音…(「タ」の[t]) ……上の歯または歯茎と舌の先の間で出す音

・歯茎口蓋音…(「チ」の[t])・・・軟口蓋と舌の中央の間で出す音

・軟口蓋音…(「カ」の[k])…軟口蓋と舌の後部の間で出す音

・声門音….(「ハ」の[h])……声門で出す音(♭ф)

Q.子音の音の分類について知りたいのですが。

A.二つあります。一つは調音点です。「バ」(ba)という音の場合、「ア」(a)という母音の流れを妨げるのは、唇ですから、ここを調音点とよびます。バ行の調音点は 両唇ですから、これを両唇音といいます。パ、バ、マ行が両唇音です。

調音点は、子音によって違います。カとガ(kg)は、口の奥(軟口蓋)、サザタダナ(sztdn)は舌先があがり、前歯の裏、歯茎、ヤ(y)はその間くらいの硬口蓋のところ、ラ(r)は、舌先が歯茎に触れます。ハ(h)はどこにも触れません。ワ(w)は両唇と口の奥になります。

もう一つは、音の発し方で、これは調音法での分類となります。

ちなみに、英語のfvの調音点は、上歯と下唇(唇、歯、しんし)、thは上歯と舌先(歯)となります。そこでどのように息を妨げるのかの違いが調音方法になります。

(♭ф)

2017年8月30日 (水)

Q.話し方教室でのトレーニングは、何を中心にしていますか。

.話の内容そのものよりも、人前に立つ実習を重視している。つまり、日頃の力を普通に発揮できたら、問題の半分は解決する。自然に話すレベルまでは、誰もが到達できる。(Э)

Q.人前で話すのが難しいのは、なぜですか。

.パブリックなスピーキングにおいては、「パブリックに話す」ことと、「平常心をもってその場に立つ」ことが同等に求められる。ところが、私たちは、パブリック・スピーキングのトレーニングなどやったことがないから、思いのほか、大変なことになる。スポーツや歌では本番でもまったくあがらない人まで、話すとなると言葉がしどろもどろになるのは、そのせいだろう。(Э)

Q.なぜ、あがるのですか。

A.「話す」という行為は、特別のことではない。しかし、初対面の人や有名人と話す時には、どぎまぎしたりあがったりする。それは、かしこまるからだ。その相手と親しくなれたら、そういうこともなくなる。家族や友人と話すのに緊張したり、あがったりすることはない。

うまく話せないのは、話す内容や話し方ではなく、自分の立場やその場の雰囲気といった、シチュエーションの問題が大きいということがわかる。多くの人は、「話すこと」ではなく、「いつもと違う人と、いつもと違う場に立って何かをすること」に対して、緊張してしまう。(Э)

2017年8月29日 (火)

Q.声で気分転換できますか。

.共感できる映画やロマン小説を読んでみましょう。

ペ・ヨンジュンに会えなくともプロマイドをみていると幸せになるのも、似ています。アニメの主人公に感情移入するのも同じ。小説やまんが、ゲームも人格形成に大きく関わっています。

「ムカツク!」と口にしたら、ムカツクし、「しゃあねえ」とため息ついたら、力も抜けるのです。だから、自分に愛を込めて語ってくださいね。(♭б)

Q.何事も声で唱えると実現するのですか。

.潜在意識のなかでは、夢も現実も、街も映画も、バーチャルリアリティもリアルも、心や体に起こす反応に違いはないのです。体は、それを事実―現実に起きたことか、嘘―ノンフィクションかを判断しません。もちろん頭では、区分けしているのですが。(♭б)

Q.自分に効率的な声の使い方は。

.自分自身に声に出して語りかけてみましょう。自分にやさしく語りかけると、やさしくなれるのです。植物やサイ、サボテンだって、人のやさしい声に反応するというのですから。(♭б)

2017年8月28日 (月)

Q.腹話術師泣かせの音とは何ですか。

A.「アカサタナハマヤラワバパ」というと、唇を使わないと「マ、バ、パ」が発音できませんね。そこで唇の動きがみえては困る腹話術師が苦労する音になっているのです。 マ行、バ行、パ行の音は、唇で音を調音(構音)するので、両唇音といいます。(♭ф)

Q.母音と子音との関係を教えてください。

A.母音は口内の空間の形でつくり出しますが、子音はその息の流れを妨げて生じさせる音です。妨げるところ、口の中で一番狭くなる通り道を調音点といいます。

指で唇を左右にひっぱると、バ行のバビブベボは、アイウエオになります。マ行、パ行もです。

この場合、唇を調音の場所として、調音点とよびます。マ行、バ行、パ行は、唇を使って子音を発するから、使わないようにするとできないのです。ブンコのブはBuBは子音、uは母音です。しかし、これは逆に、uBをつけたとみることもできます。子音は、このように、呼気を口や鼻から出す音を妨害してできているのです。

(♭ф)

Q.母音はあるのに、父音はないのですか。

A.日本語では、母音はアイウエオ、子音はそれ以外の音です。かつて、今の子音を父音とよんでいたときがあったそうです。たとえば母音aに父音Kがつき、“子音”ka(「カ」)が生まれたというわけです。父と母が一緒になって、子が生まれるということでは、なんともわかりやすかったのです。今は父音ではなく、子音と呼ばれています。日本語では、この子音は、母音の前につきます。

(♭ф)

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