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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

23.一般的なレッスン、トレーナー、スクールなど

2020年4月17日 (金)

Q.発声をするときのメニュは、その人の求めるジャンルによって変えるのですか。

A.発声の基礎的な部分のトレーニングは、どのジャンルであっても、それぞれの場で同じ基礎が役立つという捉え方をしています。ライブや舞台、朗読や講演など、活躍する場は違っていても「本番前にこれをやると調子がいい」と好んで取り入れている方法は割と共通しています。声を出すにあたり「身体が楽器」であるのはみな同じなので、身体を整える方法が共通するのも当然ではあります。

ですので、ジャンルによってメニュを変えるというわけではありません。メニュはその人のジャンルではなく、その人の声・身体と向き合い、目下その人に適しているメニュでレッスンします。(そのときの状態やいま必要なことに応じてメニュを変えることはあります。)楽器である「身体」をよりうまく、よりしっかりと使っていけば、どのジャンルであってもパフォーマンスは向上します。(♯α)

2019年5月 1日 (水)

Q.女性の先生は、低い深いところは、一般的にやらないのですか。

A.男女に関わらず、実際に変わる可能性のあるところを中心に行います。ただ、男性の胸声について理解が足らないトレーナーもいるでしょう。

 

2018年2月 7日 (水)

Q.トレーナーをしています。専門的すぎる質問への対応はどうすればよいでしょう。

A.後に回してもよいです。質疑応答は、下手に答えるよりは、後で正しく返答する方がよいでしょう。自分の話に責任をもつために答えるのだから、返答できなければ情報不足や用意不足をお詫びして、「しっかりと調べてお返事します」という対応でよい。誠実さが何より大切です。

ただし、常識的なことを知らないのなら、勉強のし直しです。もとより、そんな疑問が出てくるような話を入れないように気をつけるべきなのです。特にテーマから逸れたことでのしゃべりすぎには気をつけることです。(Э)

2017年6月18日 (日)

Q.発声や歌には、身内の評価というものはあるのですか。

A.体や発声にだけ忠実な、ヴォイトレの延長上のヴォーカルや欧米の歌唱にまったくもって忠実なヴォーカルは、私のところにもかなり優秀なレベルでいました。そういう人は、ヴォイトレをやりたい人のなかでは、あこがれや目標でした。ただ、うまいと思っても、それ以上に惹きつけられませんでした。ヴォイトレをしているメンバーのなかで、評判がよくなってしまうのです。このような身内、その世界の中での評価に左右されない自分をもつことが、もっとも難しい障害かも知れません。多くの若い才能はそこからダメになっていくのです。

習う人は、自分が上達したいがために時間やお金を使っています。日本の家元制は、それで支えられてきました。もちろん宗家に天才的な人が続くこともありました。私は、身内で純粋な客でない人はカウントするなと言ってきました。客が客を呼んでこそプロだからです。そういう親しい客は、新たな客を妨げかねません。知人であることを突き放しての評価は、日本人にはけっこう難しいのです。そこに何よりも気をつけなくてはなりません。(♭)

Q.師匠の唄まねから脱皮したい。

A.先生や師匠の前座にもメリットとデメリットがあります。師の威厳や作風の傘の中でやるということは、おのずと客が師に似たものを求めるわけですから、本人も知らずと師に似ていくことを上達と思うということです。日本の多くの学ばせ方は、向こうのものやトップを真似させることですから、尚さら、可能性がなくなります。体、生き方、性格など一人ひとり違うのを無視し、一律にする全体主義的な風潮のなかでは、個性や可能性は欠点にして排除されるのです。

・向こうのようなことがやりたい舶来主義

・視界効果(ビジュアルや動き)に頼り、耳を無視する

・やり方をつくり やり方を継承する風潮

・他人と違うことをやり、同じものはいやだと思わない考え(♭)

2017年6月16日 (金)

Q.ヴォイトレは、トレーナーによってかなり違うのですか。

A.ヴォイストレーニングについては、考え方もやり方も狙いも、指導しているトレーナーの出自や専門もそれぞれに違います。劇団などでは大声トレーニングをせりふで言うことから声を鍛え、アナウンサーやナレーターの学校では、発音・滑舌トレーニングから、声というより言葉の使い方を学んでいくことが多いようです。(♭)

2017年6月 1日 (木)

Q.トレーナーがつくときの最大の問題とは。

A.どうしても積み上げ式で1020305080パーセントとしてしまいがちなことです。しかし、計算で進めていくのではブレイクスルーできないのです。(♭)

2017年5月30日 (火)

Q.よい声のトレーナーがよいのですか。

A.若くして、あるいは少しのレッスンで、よい声や高い声が出るようになった人は、そうでない人に対して、あまり育てることはうまくないのです。そうでない人ほどそういうトレーナーをみて、あこがれ、絶対的な信頼をおきます。それがよくないとはいいませんが、大きな盲点になるのです。

 私が尊敬する、竹内敏晴さんはずっと声が出なかったし、H氏は、芸大に受かるまでに5回落ちました。それゆえ、そこで気づき直してきた経験が、人を変える力を持っています。元々ののどや声のよいトレーナーは、のどや声のよくない人に無力であることも少なくありません。のどや声がよいから、若くしてトレーナーになりたいという人には、私はその得意が大きなハンディキャップになるというアドバイスをしています。(♭)

2017年5月29日 (月)

Q.トレーナーは得意なことが盲点になるとは。

A.歌のうまい人は歌を、声のよい人は声を教えられないということです。他では考えられないような、ヴォイトレ特有の盲点があります。それは、声がその発声器官とともに体の中に入っており、しかも、生まれた頃から元も一人ひとり違うし、育ちによっても大きく変わり、これまでのあなたの生きてきた歴史に関わっているために、客観視しえないのです。一流の表現、歌、声のために100の条件があるとしたら、80以上はブラックボックスに入っています。そのためヴォイトレなしに、プロになれる歌手や役者の方が多く、ヴォイストレーナーも、まだ特殊な位置づけにおかれているのです。自分が先天的に恵まれていたり、育ちのなかで無意識のうちに得られていたもの、これらが、その人のすぐれたところとなっていることが多いのですが、それゆえ、そこがそうでなかった人に教えられないということです。ピアノなら一流のプレイヤーは、一流の人だけでなく、初心者にも丁寧に順を追って本質的なことを教えられます。それは、最初にピアノに触れたときからのプロセスが記憶にあり、習う人に共有させられるからです。

しかし、たとえば私は、小さいときにピアノを習っていて絶対音感があります。「ド」を聞いて、「ド」を声で出せなかった経験はありません。それゆえ「ド」を出せない人を教えることが、最初はできませんでした。スポーツをやっていたので、体力づくり、体の柔軟、集中力、勝負強さは経験してきました。それゆえ、体をあまり使ったことのない人が姿勢や呼吸での問題や悩んでいることについては、大ざっぱな対応しかできませんでした。一方、強い声(大きな声)、太い声は、うまくできなかったので、それを習得するのに苦労したプロセスは細かく伝えられます。(♭)

2017年5月23日 (火)

Q.ヴォイストレーナーについて、多角的な視点をもつには。

A.トレーナーにもやり方、判断、それぞれにクセがあります。判断の仕方や歌の評価もかなり違うのです。好き嫌いも相性もあるでしょう。私は10人近いトレーナーと、いつも生徒の評価をつけながら、比べることからとても多くを学びました。トレーナーは、一匹狼なので、他のトレーナーを学んでいる機会はほとんどないのです。プロデューサーと仕事をしていたら、プロデューサー的な見方になるし、フィジカルトレーナーとなら、体を中心にみるようになります。いろんな人(特にプロ)と仕事をすることも大切です。さらに、同じトレーナーと自分を比べてみることも必要なことだと思います。(♭)

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