Q.何でもできるようになれたらと思います。
A.何でもできる、は素人の中ではすごいのですが、プロの中では、多くの場合、使えないのです。プロの活動はプロ同士のコラボですから、絶対的な強みがないと成り立たないのです。一人ですべてはできません。それがわからない人は参加できません。
A.何でもできる、は素人の中ではすごいのですが、プロの中では、多くの場合、使えないのです。プロの活動はプロ同士のコラボですから、絶対的な強みがないと成り立たないのです。一人ですべてはできません。それがわからない人は参加できません。
A.フェイクは、ある曲の和音の上に新しいメロディを置き、装飾します。アドリブほど崩さず、下のメロディを少し加工するくらいです。かなり幅広い意味で使われています。
A.アドリブは演奏上の技法であって、インプロは1つの演奏形式です。つまりインプロの方が抽象的なことばで、そこで何を行うかというプレイに、アドリブを使うのです。
ジャズなどではその出来によって評価が決まるほど重要なものです。
A.近年、ドラマやお笑いなどで、アドリブということばが多用されてきたため、「前もって用意をせずに即座にその場のひらめきで行う」ことで使われています。これは演奏であればインプロビゼーションといいます。
A.アドリブは、ラテン語のad libitumで、自由に、随時に、意のままに、ということばの省略形です。つまり即興演奏を許す表示となります。
クラッシックの場合は、メロディはそのままですが、表現を演奏者の自由に任せます。ジャズは、まさにその演奏にあたってプレーヤーが自由自在に個性を発揮するところとなります。
A.日本人はヴィジュアルでの効果が高い、というか、音には寛容といえます。音声技術の向上と共に、何よりも制限時間内に納めることが重視されるようになったことからでしょう。
A.昭和の終わりの頃から始まった幼稚園の学芸会を、私は批判したことがありました。プロの歌と伴奏をCDやカセットの再生で代用して振りだけつけるという、実に合理的なやり方です。しかし、目で見た形を優先することに対して、一人ひとりの声の個性とライブ感を切り捨てたからです。
この傾向は、同じころに出てきたPV(プロモーションビデオ)などと共に、大人の世界でも、邦楽、伝統芸能にまで、取り入れられてきました。特に、日本では、ステージのアテレコに寛容です。
A.謡曲などでも、調子が上がると音も上げていくし、クラシック音楽でさえ、現場では、そのようなこともあると思われます。程度によりますが、聞く人がその方がよければ、それでよいこともあると思います。
大体は、同じパターン、同じような歌に聞こえて、飽きられてしまうものです。
感じたままで歌って、人々を感動させられるとしたら、歴史上のレジェンド、天才レベルです。
いろんな表現やフレーズがあります。多くを試してください。それぞれのよし悪しを判断していくのです。最終的には、一本通した形にまとまるものです。
A.何となく感情を移入してみせたり、プロの歌手などになり切った振りがみえてしまうと、演技っぽくなり、歌がつまらなくなります。表現パワーと新鮮さが失せます。
00.同問異答(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答) 01.姿勢 02.呼吸 03.発声 04.発音/言葉 05.声域/声区 06.声量/フレージング 07.共鳴/ミックスヴォイス 08.リズム/リズム感 09.音程/音感/聴音 10.歌唱とステージング 11.トレーニング/日常の練習 12.表現/オリジナリティ 13.知識/医学/科学など 14.メンタルヘルス 15.役者/声優/ミュージカル/アナウンサー 16.一般/会話/話し方など 17.喉、身体 、生理学 18.トレーナーについて 19.ヴォイストレーニングの考え方 20.このQ&Aブログについて 21.その他、アーカイブ、研究所史 22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ 23.他のスクール、トレーナーのレッス ン 24.声の基本メニュ 25.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー 26.研究所のレッスン 27.レッスン受講について 28.福島英 29.ブレスヴォイストレーニングメソッド 31.体と息のメニュ 32.発声、声量のメニュ 33.発音、ことばのメニュ 34.共鳴、声域のメニュ 35.せりふ、感情表現のメニュ 36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ 37.ビジネス、話し方のメニュ 38.メンタル、パフォーマンスのメニュ 39.歌唱、ステージングのメニュ 51.[2014/08/01~2015/03/31のQ&A] 52.(☆~☆☆☆)[2014/08/01~2015/03/31のQ&A]