Q.道を歩きながらの呼吸トレは、よいでしょうか。☆
A.私は、トレーニングは、一人で静かなところでコツコツと行うのが理想と思っています。しかし、充分にその時間や場がとれないことが多いなら、プラスにはならなくてもマイナスにならないように、トレーニング状態のキープの日常をセットするようにしています。
A.私は、トレーニングは、一人で静かなところでコツコツと行うのが理想と思っています。しかし、充分にその時間や場がとれないことが多いなら、プラスにはならなくてもマイナスにならないように、トレーニング状態のキープの日常をセットするようにしています。
A.実感できる、楽しい、身になっている感じがする、おもしろい、でもややめんどう、という感じです。調子のよいときも悪いときも用いることのできるように2~3パターンつくるといいでしょう。人間の可能性と限界に挑めるメニュにしましょう。
A.それらは、歌唱やせりふとして、あるレベル以上に問われる発声としての発声や独唱の方法です。何が身についているのか、何をこれから身につけるのかをはっきりさせる必要があります。そうでないと「歌がうまくなりたいのですが」という質問と同じです。とことん絞り込まないと効果が出ない、いや、何を効果とするかわからないまま、となりかねません。どうやってというのは、私の本やブログに書いてあります。
A.はい、それは身体技法に多くみられます。ベーシックなものは、命を守るための行動です。声では、「わっ」とか「あっ」とか「熱い」とか「危ない」とか発してしまうことがあるでしょう。これを練習した覚えはないでしょう。レッスンやトレーニングで覚えていくのは、特別なのです。しぜんと身についていく環境下におかれて身についたものではないのです。
A.誰しも幼い頃、声を出しているうちに覚えてしまうのが発声です。母語のように、そこから日常の学習によって、しぜんと覚えていくものと、母語を基に学習していくものがあります。外国語を、いきなり外国に連れていかれて日常生活のなかでマスターしているケースもあります。同じバイリンガルでも、幼いときにそうであったのと、その後、母語を基に覚えていくのは違うでしょう。方法にそって覚えていくのです。
A.生活習慣は、何であれ、何かを続けているうちに、よくも悪くも変わっていきます。
A.ケースバイケースです。声=喉は、疲れたら、休ませたいところです。しかし、体=大きな筋肉の疲れなら、喉と関係ないので、休ませてばかりいると、発声にも支障が出ます。
スポーツでもアクティブレストというように、休めるのではなく動かしておくことで疲れをためないようにしています。クールダウンもそれにあたります。発声もそこは同じです。
A.かつては、スタジオでのイマジネーションに限界を感じて、研究所でも、軽井沢などで合宿をしていました。日常が舞台から遠いような生活をしている人は、そこでの日数、24時間、集中できるからです。新鮮な空気を感じ、空や星や植物、木の匂いなどに触れる方が、役に入りやすいこともあるでしょう。
でも、それは、個別に行なえばよいことです。スタジオや劇場だからこそ、イマジネーションを働かせられるようにならなくてはいけないと思います。
A.ヴォイトレでよく使われるメニュで、「歩きながらとか、ボールを受け渡しながら声を出す」などというのがあります。これは、トレーニングのくり返しで固定化する意識や体を予期せぬ動きで分散、解放するためです。直立してうまく声の出せない人は、歩いたり、体を動かしながら出すと、出やすくなります。
A.話したこと、話されたことを書くことからでよいと思います。録音して、リライトするのもよいでしょう。書かないと忘れてしまうことを文字にすることは、明確に記録することになり、考えること、そして問題を共有することになります。
00.同問異答(20人のヴォイストレーナーと専門家の回答) 01.姿勢 02.呼吸 03.発声 04.発音/言葉 05.声域/声区 06.声量/フレージング 07.共鳴/ミックスヴォイス 08.リズム/リズム感 09.音程/音感/聴音 10.歌唱とステージング 11.トレーニング/日常の練習 12.表現/オリジナリティ 13.知識/医学/科学など 14.メンタルヘルス 15.役者/声優/ミュージカル/アナウンサー 16.一般/会話/話し方など 17.喉、身体 、生理学 18.トレーナーについて 19.ヴォイストレーニングの考え方 20.このQ&Aブログについて 21.その他、アーカイブ、研究所史 22.音大、教育法、声楽、クラシック、オペラ 23.他のスクール、トレーナーのレッス ン 24.声の基本メニュ 25.ブレスヴォイストレーニング研究所とトレーナー 26.研究所のレッスン 27.レッスン受講について 28.福島英 29.ブレスヴォイストレーニングメソッド 31.体と息のメニュ 32.発声、声量のメニュ 33.発音、ことばのメニュ 34.共鳴、声域のメニュ 35.せりふ、感情表現のメニュ 36.リズム感、音感、音楽基礎のメニュ 37.ビジネス、話し方のメニュ 38.メンタル、パフォーマンスのメニュ 39.歌唱、ステージングのメニュ 51.[2014/08/01~2015/03/31のQ&A] 52.(☆~☆☆☆)[2014/08/01~2015/03/31のQ&A]