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トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

14.メンタルヘルス 88問~

2018年7月21日 (土)

Q.声がひっくり返りやすいのですが、どうしたらよいでしょうか。

.声帯のある喉頭部分が動きやすい、また咽頭の何らかの動きのせいで、声帯の動きを邪魔してしまっていることが考えられます。また、声帯を引っ張ってキープし、それをお腹で支えられていれば、声のひっくり返りはある程度阻止できます。

このように、声帯の動きになんらかの邪魔をしてしまっていることと、支えやひっぱりが足りないことの、両面から原因を考えられます。

喉頭の動きで声帯の動きを邪魔してしまっているケースで考えてみましょう。喉はとても敏感で、少し緊張したりするだけで動いてほしくない筋肉が動いてしまったり、声が震えてしまったりします。そのせいで、声が通常話しているような声帯の振動を維持できず、力んだり、声が奥に入ってしまったり、自分の意志に反して、喉頭内の筋肉が動いてしまい、平常の喉の使い方ができなくなってしまうのです。そのために、日々のボイストレーニングが必要なのです。緩んだ喉に、適当な量の息を声帯に当て続けられるよう、訓練が必要なのです。

脱力と言っても、喉の奥の筋肉まで自分で自分で見て確認できるわけではないので、自分で自分を落ち着けるような、静かな気持ちで発声をゆっくり始めてみることも必要ではないでしょうか。(♯β)

2018年7月17日 (火)

Q.現状打破のイメージを唱える声の力とはどういったものですか。

A. 現実の仕事がどうであれ、恋愛がどうであれ、人間、頭の中のイメージは自由です。どれだけのイマジネーションをもてるか、もち続けられるかが、すべてなのです。

あなたも毎日の現実で何かをやらされていることでしょう。でも、それはあなたが選んだことです。しかも辞める自由もある、なのにやっているのは、何かしらあなたに合っているからです。これがどれだけ恵まれたことか、それだけであなたは先祖代々に感謝してください。人類史のなかで、こういう自由を手にするのは、宝くじにあたるより難しかったのです。

それを合っていないと思うのでなく、合っていると肯定して、より大きく生かすように考えてみてください。そのために、声をどのように使っていくかということです。

人間は、環境に全てを左右されないで、それを切り拓く力がある唯一の生物です。他の動物なら、寒いからと滅びる。人間は寒さを防ぐ知恵を出して乗り切ってきました。

また、明日のことを予測できる唯一の生物です。今日のことを、ただやらされるようにやっているのは、人間として与えられた能力を充分に使っているとは言い難いのです。(♭б)

Q. 現実に立ち向かえる声とはどういうものでしょうか。

A.私は、昔、苦しいとき、歌を聴いてやる気を起こしました。それでダメなら、スタジオで声を出します。声がうまく出るとか出ないとか、気にしません。すると、頭の中がからっぽになります。そう、これ以上なく、堂々と現実逃避するのです。

現実の入ってこられない時間と空間をもつ。これは、とても大切なことです。プライベート時空で解決する。だから、一芸を仕事やパートナーとまったく関係なくもつと精神上、とてもよいのです。

特に、一流の歌は、エネルギーを与えてくれます。なぜ、こんなに音楽を聞く人が多いのかというと、ストレートに心を動かし、すっきりさせてくれるからです。(♭б)

2018年7月14日 (土)

Q.本番で上がりやすいのですが、どうしたらよいのでしょうか。

.人前で演奏したり、お芝居したり、読んだりという経験が少ないうちは、本番になると緊張する人が少なくないのではないでしょうか。上がりやすい、つまり、緊張しやすいという人には、いろいろなパターンがあると思います。

まずは、人前に出ることに慣れましょう。最初は、慣れないものです。数をこなして、そのような場に慣れることが大事です。

ある程度慣れてきたころから起こる緊張は、「ちゃんとした形で行わなければならない」という完璧主義モードになりやすいパターンの人です。完璧を求めるがあまり、自分で自分を追い込んでしまいます。このようなパターンの方へのアドヴァイスとしては、練習やレッスンでは、必死に足掻いて完璧を追い求め、いざ本番になったら、「とにかく楽しむ」ということです。本番で、今まで取れなかった点数を取りに行くようなことをせず、減点をできる限り減らす努力を行いつつ、楽しみながら本番を終えるということがとても大事です。自分で自分の批判家にならないように気をつけましょう。(♭Я)

2018年7月10日 (火)

Q.感情を声で流すにはどうしたらよいのでしょう。

A.号泣しましょう。(悲しい映画、DVD、本など)

悲しい歌を、涙を流して歌いましょう。

泣くのも怒るのも大いに思いっきりやるのがよいと思っています。まわりには、あまり迷惑をかけたくないのですが、一人なら号泣し、ときにぶち切れてみてください。号泣すると、すっきりします。怒りも抑えをはずして、大声で怒るとすっきりします。中途半端に感情を抑えるとストレスがかかります。一人、声を出せるところにいって、そして思いっきり泣いてください。これが、カタルシス効果をもたらします。

芝居を見に行かなくても、自分でやれば、てっとり早く、カタルスタシーを得られるのです。やりにくいなら、思いっきり楽しい歌と悲しい歌をカラオケで熱唱してください。連れがいてもよいです。一人でもいいじゃないですか。(♭б)

Q.悲喜哀怒、すべてプラスに変える声とはどういうことでしょうか。

A.とにかく毎日、声を集中して出すことです。どんなことでも自分にとってはよいことと思うこと、何ごとも受けとめ次第です。声によって、何ごとも解決できるのです。今すぐムリなら、時間を待ってください。悩んでも仕方ないことは、悩まないようにしましょう。

ミリオンセラーとなった「キッパリ」という本には、5分間で自分を変えられる方法がたくさん入っています。その表紙は、天高くコブシを突き上げ、テンコブボーズです。でも、私が思うに、そこに一声あれば、さらにパワーアップです。そこには、「ブルーなときは、歌を口ずさむ」(自分のために歌おう)というのもありました。

(♭б)

Q.笑いの伝達する効果とはどういうものですか。

A.もらい泣きはありますが、もらい笑いというのもあるのでしょうか。まわりが笑っていると、自分の頬も緩みます。人は人に同調するものだからです。笑い声を聞くと、自分の声も笑おうとして準備するのです。笑い声や泣き声は、それだけでまわりの人を集めますね。でも集まる人の顔つきが違います。笑い声は、期待にあふれた顔に、そして、泣き声には心配そうな顔に、まわりをします。

そのためには「笑い声のトレーニング」です。思い切って、腹を抱えて笑ってみましょう。

今日はどのくらい笑いましたか。

何で笑いましたか。

何が笑えますか。(♭б)

2018年7月 7日 (土)

Q.あがってしまって、身体が固くなるのがわかります。

.あがってしまうと、普段できていることができなくなったり、歌えていたはずのフレーズも身体のこわばりや緊張でうまくいかなかったりするかもしれません。普段の身体の使い方に着目して、日ごろの練習から、緊張しがちなところを緩めるようにすることが大切です。

さらに、身体に加えて呼吸にも着目してみましょう。身体が固まると、横隔膜が大きくゆったり動かせずに、腹式呼吸が浅くなってしまいます。横隔膜は、身体の中で息を吸ったときに下がるのですが、体にこわばりがあれば、結果として、この動きが制限されてしまうのです。ですから、平素より、呼吸のトレーニングが必須になってくるわけです。

まず横隔膜を細かく小刻みに動かしてみます。「ハハハハ」と走ってきた犬が、呼吸するかのように、横隔膜の動きとともに呼吸してみましょう。このように小さく動かすことで横隔膜のウォーミングアップになります。固まりそうになったら、この呼吸で練習してみてください。次にこのように俊敏に動かすことができたら、長く横隔膜を下に下げておくようにキープして歌ってみましょう、お腹を360度方向の押し広げたまま歌うとわかりやすいと思います。(♯β)

2018年7月 3日 (火)

Q.笑っていると、魅力的な声が出るのですか。

A.まろやかで覇気があるのが笑い声です。その声をすべてに生かしなさいというのが、声をよくする最短の道です。笑い続けるのは、大人になると2分間でも難しい、全身運動なのです。お腹が痛くなります。しかし腹筋も顔筋も鍛えられます。笑っているうちに、声のトレーニングになるのです。(♭б)

Q.私たちはいつからこのように無邪気に笑うことを忘れてしまったのでしょうか。

A.声も笑いも抑えられ、表情も頭も心も固くなってしまいました。あなたが横たわってお腹を抱えて笑うことは、どのくらいありますか。それを変えてみてください。お笑いやコメディ映画をみて大いに笑いましょう。

(♭б)

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