Q17.息が逃げてしまう。すべてを声にしたい。
A:息が逃げているからといって、息を声にしようとすると、声をとりにいってしまいます。トレーニングをして技術が宿ってくれば、声が息をとりにいかなくてもよくなりまず。そこまで待つことです。どのくらい、きちんと体から声として出せるか、そこに表現が宿るかに焦点をあててトレーニングしてみてください。そうしているうちに、あとから音量、音感、音域はついてくるのです。プロの体をよみこんで、自分との差を考え把握するとよいでしょう。
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