サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想

カテゴリー

Q&Aについて

ブレスヴォイストレーニング研究所ホームページ

トレーナーの選び方

ヴォイトレレッスンの日々

« Q20:音程がとれません。 | トップページ | Q22:高音と低音は、どのくらいの割合で取り組むべきでしょうか。 »

2005年7月15日 (金)

Q21:体力づくりで走っています。走り終わった直後、息がハァハァしているときに声を出してみると、低い声が出やすいです。ただ、本当にこの声でよいのかどうかの判断ができないのですが。

A:人間の体は共鳴するようなしくみになっていますので、基本的にひびきをじゃまする作用がなければよくひびきます。多くの人は歌うことで、この邪魔をしています。ひびくこと自体は歌や、どのようにその声を使うかということとは別の次元で考えれば、そのことは問題ありません。ひびくことが不快でなければ、ひびくことの方がよいのです。

走ってから声が出やすいのは、体が柔軟になるし、力が抜けている状態だからです。歌う直前、いつも走ることはできませんので、普段の状態で息や体が使えるところまでもっていくようにしましょう。走ったあとの体の感覚をつかんでおいて、いつでもその感覚を取り出せるようにすることです。本当は、走ったあとよりももっとよい状態があるはずです。

« Q20:音程がとれません。 | トップページ | Q22:高音と低音は、どのくらいの割合で取り組むべきでしょうか。 »