Q4:発声のトレーニングをしていると、のどが痛くなるような渇くような感覚になるのですが。
A:のどが渇くということについては、体質にもよると思いますが、息を吐くという行為は口の中が渇くのがあたりまえです。しかし、渇きすぎたり、無理に声を出そうとすると、声帯が切れたり口の中が切れて血が出たりして、よくありません。唾液は粘着質ですから、必ずしもうがいをしてとり除いてしまうのもよくない場合もあります。
対処法としては、間をあけてトレーニングすることでしょう。のどが渇くというのは、発声が悪いのか、無駄な息を送りすぎるからです。歌を歌っているときは、のどが渇いたり咳き込んだりしても歌をとめてしまうことはできないので、その間コントロールして、もたせなければなりません。
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