Q60.「声が後ろにいかないように、前に出して。」といわれて意識すると、確かに声が頭の後ろの方にいっている感じがしたのですが、そのあと、息の流れを口の前で感じるように発声してみると、ずっと声が自分の耳に届く感じがしました。ただ、それから今度は「口先だけで歌わないように。」と聞いて、先ほどの感覚がよいものなのかわからなくなってしまいました。声がうまく前に出せているか、自分で確認したいのですが。
A3.これらのことは、感覚をはっきりさせなくてはいけません。ただ、このはっきりとした感覚を身につけるには、いろいろやった上でみえてくると思いますので、焦らず地道にやってみることです。一度に多くのことは学べませんので、一つひとつよく確認し、感覚をとりながら続けていってください。いろいろ試すことは(自分なりに)よいと思います。
« Q59.声を出す前の体、口などのウォーミングアップはどれくらい前がいいのか、またどれくらい(時間)効力があるのか。たとえば1日のうちで時間をあけて声を出すとき、そのたびごとに柔軟や口のまわりをリラックスさせるものが基本としては必要なのかどうか。のどに負担をかけないためには。 | トップページ | Q61.声のポジションを安定させることによって、高音は無理のないひびきで伸ばしていけると思うのですが、低音もそうすることで幅を広げられるのでしょうか(低音域を広げたいので)。 »