Q281.ブレスの後の発声の遅れについて。自分なりにベストの状態で歌っていても、ブレスの息を吸う時間が長くなり、その後にフレーズが遅れて出てしまう。無理してリズムについていこうとすると、次第に発声が浅くなっていく。これは体の強さと関係あるのでしょうか。
A.ブレスの遅れは、発声的に力が入っていることによることが多いです。フレーズの最終に、息を流しきれるようにまた、「ハイ」でも「アーエーイーオーウー」でも、同じように体の動きがとれること、息を使いきれるようにすることです。特に「ハイ」や「ハッ」に、もっと息が流せるよう、基本的な練習を積みましょう。歌と分けて練習して下さい。フレーズ頭の遅れについては、リズム感の捉え方が平面か奥行きがあるかによっても影響を受けます。
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