Q362.音程が弱い
音程を直すのに一番よい方法は、多くのフレーズパターン、メロディやリズムを入れておくことです。音程でもリズムでも感覚で、イメージとしてとれていて、それに体が反応できるというプロセスが必要になります。音程が難しいというのは、それだけ入っていないということです。ロックをやっているからサンバやボサノバなどに対応できないという人がいますが、そこで対応できなければ、ロックさえ歌えていないということなのです。
むしろ学ぶときは、自分がやったことから一時、離れることに意義があるのです。すると、自分の強いところ、弱いところがはっきりとわかってきます。ロックしかやっていないと、それがロックのまねでしかないことや、ロックであるという意味がわからないのですね。そういうことでは、こういう場に学びに来ることは、意義があると思います。