★Q577.喉が弱くて、大きな声で歌えません。
理想的な発声は、喉への負担を最小限にします。喉がすぐに痛むのは、よい発声ができていないということになります。再現性が上達の前提です。声帯(喉)ではなく、お腹(横隔膜のあるところ)から声を出す感覚で発声することです。実際に、声帯に息を送り出し、声をコントロールしているのはお腹です。喉をリラックスさせようと思っても、喉そのものをコントロールすることはできないからです。
声の使い方がよいとは、楽器(体)の機能の生かし方がきちんと原理にそって行なわれているということです。喉が弱くても、自分の喉と声としての使い方をしっかりと知っていれば、大丈夫です。
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