★Q615.私は声を張りあげて歌えません。歌に声量は必要なのでしょうか。
結論からいうと、声量はあった方がよいことは確かです。声を張りあげたくなければ、大きく使わなければよいのです。何ごともないよりあった方がよいのです。それは、聞く方に、次の表現の可能性への期待をもたせ、さらに安定感、奥の深さを感じさせ、歌い手の余裕につながるからです。
声の大きさは、自分の歌を相手に伝えるために、表現上で必要とされることの一つにすぎません。自分のメッセージが上手に伝えられるならば、歌はそれで充分です。
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