Q1118.「胸がかたい、はと胸になっている」と注意を受けました。発声の本に、はと胸でっちりがよいと書かれてありますが、それとはどう違うのでしょうか。
A.鳩胸はよい姿勢の状態です。猫背に対して使われる表現と思って下さい。ただ、『ハイチェスト』と言って、横隔膜が上がって胸が上がってきている状態になっているのは、よくありません。呼吸は常に丹田を意識し、胸式呼吸で胸が上がらないようにしましょう。重心を下に向けるようにしてください。(♭Π)
« Q1117.鼻に響かせようとすると音程が上がってしまいます。胸に落ちた重い声と、鼻に響く声と、音程の上がり下がりの関係がわかりません。音程は一定のまま鼻くう共鳴で発声するには、どういうことに気をつけたらよいのでしょうか。 | トップページ | Q1119.声域を拡げるときに高音域を伸ばすか、低音域を伸ばすか、どう考えたらよいでしょうか。 »