Q1477.音程を正確に取れているか不安を感じてしまい、緊張してしまう。自分の耳に自信が持てません。低音部に関しては練習不足・元々出しずらいため、ピッチが取れないことが多い。 また、外していることに気づかないこともある。録音した自分の声に関しては音程のズレや緊張を感じることができるので、歌っているときに自分の声の状態を正確に分かる耳を鍛えたいと考えます。
A.音程の問題は、まずは自分だけではないんだと、ある程度気持ちを軽く持って取り組んでいきましょう。まず緊張をほぐすためにも低い音をハミングでド、レ、ド…という風にゆっくり、本当にゆぅ~っくりやってみてください。30くらいのテンポで。低い音での音程が外れるということは、その上の音をいくらねらっても力が入って、まず難しいのが現実です。しっかりピアノの正しい音を聴き取る力も大切です。すぐ低くなると感じる時はいつも若干高めに歌うよう心がけます。すぐ歌いたくなって早いメロディーを浅い呼吸と響きで歌いだしてしまう人が多いので、結局のどに(のどの内側や周り)力が入ってしまうのが原因です。ですから、ヴォーカル基礎入門編を始めからゆっくりと丁寧に実践してみてください。忍耐が要りますが、ピアノで一音一音確認しながらハミングやウーではじめて、身体で共鳴しているか感じていきましょう。硬い声から柔らかくしなやかな声になるようゆっくり歌えるようにしていきましょう。(♭Ф)
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