Q2008.響きを上げる時の注意点について知りたい。
A.響きを上げることをとても大切なことです。しかし響きを上げようとするあまり音そのものが高くなっている場合があります。これでは上手くいくものもうまくいきません。自分の自然な声がでるポジションを基本としてそこを基準に響きを上げていくのです。響きを気にしすぎて高さばかりを意識しすぎると逆に喉が上がって浅い声になってしまいます。しぜんな声に聴こえるということが基本です。上げることだけを考えすぎると鼻にかかったり口内を狭くして平べったい声を響きだと勘違いしかねません。しぜんな声のポジションと深い支えがあって初めて響きを上げることができるのです。 (♭Σ)
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