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ヴォイトレレッスンの日々

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2009年8月24日 (月)

Q2171.発声練習でいつも気をつけるとよいことを教えてください。

A.声のフォームや響かせる場所、母音の発音での口の開け方、など細かく考えれば考えるほど注意が行かなくなる部分が、呼吸です。声はまずはダイナミックに出そうとする意識がないと育っていきません。これは単純に大きな声で歌いましょうということではなく、体を大きく動かしましょうということです。小さい声でも、支えられた声というのはとても神経をつかう疲れると感じるものです。大きな呼吸の循環こそが、ヴォイストレーニングにおける「トレーニング」という部分だと思います。まずはたくさん吐気を最後まで行なってできるだけ肺の空気を放出すること。そこから必要な空気を取り込んであげること。この基本中の基本である動きを、発声について細かく考えながら出すときでも忘れないようにしましょう。トレーナーから指摘を受ける時、指摘されている点だけに集中するのではなく、土台となる点を忘れないでそこに積み上げるようにして注意点をそえてください。(♭∀)

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