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2009年10月31日 (土)

Q2307.声は自分で判断できないのですか。

A.レッスンのときに、自分では気がつかなかったアドバイスを受け、少しびっくりすることもあると思います。また、トレーナーによってアドバイスが反対のことを言っているように受けることもあります。
 歌を習う人にとって、外の意見を受け取ることは、とても大切になります。というのは、声は自分で聴いているのと、周りが聞いているのと、大きなギャップがあるからです。たとえば、自分で喉を閉めないように歌っているのと、トレーナーのアドバイスなどで導かれた喉の締まっていない声を出している時は、必ずしも一致しません。この時に、自分のやりたい歌い方を貫いては歌い方はよくなりません。歌い手は、信用できるアドバイスどおり、自分のやり方を変えていかなければいけません。このことは、他のどの楽器よりも大切にしなければいけないことです。(♯§)

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Q2306.声を体にこもらせない、体から声を出すとは、どういう意味でしょうか。

A.声楽を始めた人で、よく見かけるクセで、声を立派に出しているつもりでも、自分の骨によく響かせようとしすぎて、自分の中にしか声が響かないことがあります。これでは、歌っているほうは、自分の声で自分に負荷をかけてしまうので苦しいですし、聞いているほうも、何か不快感を感じてしまいます。例えば、前者と後者との間では、結果的に大きな違いが出てしまいます。
・響いた声を出そうと、体にジンジン声を響かせてしまう。体を鳴らすという感覚。
・響きの場所から声が抜けて、自分には声がとどまらないようにする。息が常に流れているような感覚。体から声が離れていく感覚。
 正しいのはもちろん後者です。こちらが体から声を出すということになります。 (♯§)

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2009年10月30日 (金)

Q2305.低音域のスケールがうまくできません。

A.低音域、つまり胸声は、特に初歩の段階では自分だけで練習することは危険です。胸に響かせようとして、そこから抜け出せなくなる可能性が高いからです。なので、なるべくトレーナーと共に研究する、ということを前提にします。それでどんな形がいいかというと、下形の方が喉に負担をかけないでしょう。低音で大事なことは喉頭が柔軟な状態で、気管・胸も開いて柔軟な状態であることです。その状態でストレスのない声で下降します。たとえば、ミレド、ソファミレド、など。母音はイやエなど狭いものではなく、アかオがよいでしょう。 (♯Θ)

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Q2304.調子が悪いときはどういうときですか。どのように対処されていますか。

A.調子の良し悪しは一概に測れるものではありませんが、私が日常の生活でおこる調子の悪い時の状況を書いてみたいと思います。まず本当に調子が悪い時と言うのはファルセットが出ません。ファルセットそのものが、かすれたり息漏れしていることが多いです。この場合は私はなるべく声を使わないようにして病院へ行きます。どうしても稽古がある場合などはスタッフや指揮者などに相談して声をなるべく使わない方向にしていもらうようにします。
 次に自分の中で辛いのは風邪や花粉症などで鼻水が詰まったときです。こうなると鼻から息は吸えませんし、鼻腔共鳴も使えなくなり私にはかなり辛い状態になってしまいます。以前、地方の知り合いの結婚式に呼ばれ歌うことになっていたのですが、体調が悪く鼻が詰まって息もしづらい状況でした。地方だったのでかかりつけの病院もなく、ホテル近くの耳鼻科に行って状況を説明しました。応急処置として鼻腔の詰まりを吸い出してもらったのですが、吸い出しても吸い出しても出てくる状況で最終的には鼻をかむとティッシュが血で真っ赤になっていました。
 その後、点滴をうち、式場へ直行し何とかギリギリのラインで歌うことが出来ました。それがあってからは、たかだか風邪や花粉症などと馬鹿にできなくなりました。これは私の体験談ですが、日常でも起こりえることなので今でも気をつけています。(♭Σ)

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2009年10月29日 (木)

Q2303.ファルセットの扱い方について、教えてください。

A.昨今の男性歌手の楽曲は平均的に高音化してきました。逆に女性歌手の曲は低音化してきており男女の楽曲に音域の差が無くなってきているのではないかと思うほどです。女性の中でもカラオケに言ったら男性の曲を歌うという人も増えてきています。男性歌手の中でファルセットを多く使う方も増えてきていますが私はとても違和感を覚えます。理由として、表現の一部としてファルセットを使用するならわかりますが、その音が出ないからファルセットを使っているといった感じの歌が多いからです。しかも仮に理由がそうであったとしてもわからないように表現してくれればいいのに、あからさまに出ないからファルセットにしてます。と言うのは違う気がしてなりません。
 ファルセットの使い方が上手かったのは尾崎豊です。彼の楽曲である「I love you」。この曲のファルセットは見事です。これくらいファルセットが自然で、実声とファルセットに境がなく歌ってくれればいいのですが現実的にそうでない歌手が多いように感じます。彼なら張り上げて高い音を出すこともできたでしょう。しかしそれをやらずに丁寧にファルセットを扱う。そこまで考えているのだとしたら現代の歌手は学ぶべき点が多いと思います。(♭Σ)

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Q2302.練習場所を変えてみるのはよいことですか。

A.歌ってみると部屋によって歌いやすい部屋、歌い辛い部屋と色々あると思います。当然歌いやすい部屋の方がストレスもなく気持ちよいと思いますが、実際の本番ではそういうわけにはいきません。いざ本番が始まってしまえば歌いやすい、歌い辛いなどは言ってられないものです。ですから練習の時から様々な場所で練習してみるとよいと思います。例えば歌い辛い部屋でも歌いやすい場所があったりします。防音の部屋などは基本的にあまり響かない作りになっていますがそれでも歌いやすい場所があることがあります。
 しかし基本的に自分の発声がしっかりしていれば、あまり部屋に左右されないというのも本当のところです。日本の建築は木造のものが多いですから響かない物件が多いといわれています。そのような場所でもしっかり歌えるようになればいざ本番を迎えても怖さが軽減していくかもしれませんね。 (♭Σ)

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2009年10月28日 (水)

Q2301.発声練習に比べて、呼吸練習は地味で、つい呼吸練習がおろそかになります。

A.呼吸練習ほど大切なものはありません。良い声の5割は、呼吸のおかげと言っても過言ではありません。もちろん、直接息をたくさん使って声を出しても、良い声は出ません。むしろ、あっという間に息が無くなり、良い声どころではなくなってしまいます。そこには、良い声を出すための技が隠されています。その技を習得するためにも、日々の呼吸練習が役に立ちます。そして、その呼吸練習は、少しだけ体に負荷のかかるものでないと、上達していきません。毎日、決められたルールに従い、漫然と繰り返しているだけでは、ほとんど効果は無く、時間の無駄使いになってしまいます。そこを間違えないようにしましょう。
 「呼吸練習なら、楽にこなせます。」と答える生徒さんにそのことを話すと、「なるほど、、、そう言われてみれば確かに、、、」と答える人がほとんどです。ところがまれに、「呼吸練習が辛くて体中が痛くなり、一週間近く寝込んでしまいました。」と言う人も中にはいます。もちろん、それは負荷が強すぎたからです。弱過ぎるのは時間の無駄遣いで済みますが、強過ぎるのは体を壊してしまうので、くれぐれも注意してください。あくまでも、少しだけ疲れるくらい、練習してください。(♭Ξ)

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Q2300.トレーナーがいつも例え話によって指導するので、分かりづらいです。

A.とはいえ、逆に具体的に、例えば甲状軟骨が高い位置に上がらないようにとか、胸鎖乳突筋が働いていないとか、そのような知識で言って、仮に理論的に正論であったとしても実践できるかどうかは難しく、人によっては正しい知識が邪魔をして喉を逆に硬直させてしまったりすることの方が多いような気がします。感覚とはとても大切なものです。歌っている時に出ている声をあまり聴かないで体のどのような部分を働かせようとしているのか敏感になってください。そして、例えば洗面器を上からかぶるように空気を動かして、といわれたとします。実際によい声が出るときを想像しながら、頑張って感覚を分かろうとして想像しながら歌ってみてください。すぐには勿論無理だと思います。数年後できるようになったときその意味はとてもよく分かると思います。(♭∀)

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2009年10月27日 (火)

Q2299.声楽家が良い声を出している時の感覚とは。

A.声楽家が良い声を出している時の感覚とは、実際に世界でも指おりの一流歌手を狭い部屋で聴くととてもわかりやすいと思います。マイクで拾っている声をモニターから再生させて出る声と、真横で出ているのを実際に聴くのでは、とても大きなズレがあります。重要な点を幾つか出すと、まず脱力の凄さを感じます。決して力づくではないのに遠くに伸び上がっていくような感じがします。
 次に、発音の明瞭性です。決して舌や唇、表情筋をガチガチにはせず、空気の流れにのって響く有声子音と適度な緊張感の切れ味のよい破裂音が聴こえてきます。そして、響きの場所です。声が共鳴体の中に残りすぎている声は、一流の声ではありません。一流の声は、中ではなくて外に声の存在する場所を感じるかのようです。(♭∀)

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Q2298.ポジションにうまく音があたりません。

A.声の高いポジションを気にして、声を浮かせている人は意外と多いです。ヴォイストレーニングの副作用といえるべきことでしょうか。声というのは、素直にナチュラルに出さなければいけません。細かい感覚を研ぎ澄ませることは勿論大切ですが、声のスケールを小さくしてしまうようなやり方は、本末転倒です。ポジションを探り当てるように恐る恐る出す練習は、ほとんど意味の無い練習かもしれません。声のポジションというのはそこに声を当てはめるのではないです。特に、鼻から声を抜きすぎて、子音の発音が全く機能していない人が多いような気がします。頭の響きは、表情筋と、舌を団子にしないことが重要で、そこに空気を通そうとしなくても良い場所に入ると通ってくるものです。(♭∀)

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2009年10月26日 (月)

Q2297.呼吸がなかなか修得できないで悩んでいます。

A.腹式呼吸という言葉がとても独り歩きしていることが原因かもしれませんが、呼吸がなかなか修得できないで悩んでいる人が多いようです。胸が膨らんで、これではいけないんだと必死にお腹に空気をためる努力をするのを良く見かけますが、声楽家の巨匠達の歌っている姿をチェックしてみてください。みんな胸が大きく動いているのがわかると思います。発声法とは、方法に固執することが可能性を妨げることが大いにあります。いい声を出すという目的の為にやっていることを見失わないようにしてください。胸が大きく膨らんで喉が楽になり、吐気圧がとてもスムーズな状態になるのであれば、その胸が動いているブレスは正しいのということなのです。(♭∀)

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Q2296.レガートのコツを教えてください。

A.声を柔らかく、力を抜いて、息に声を乗せて歌うには、レガートのトレーニングが欠かせませんが、これには少しコツがあります。イ→エ→ア→オ→ウというフレーズを歌うとして、イからエへ、エからアへというように、受け渡すように歌ってください。受け渡すようにとは、口の中の形を少しずつ変えていって、まるでスローモーションで口の中が変わっていくようにして、息の流れを止めづらいフォームを作ってあげることです。急激に口の形を変えすぎると、母音と母音の間で力が入って息の流れが止まりやすいからです。レガートはベルカント唱法の基本で、最終的にはどのような音量も高さも、自在に変えられるテクニックを身につける必要があります。(♭∀)

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2009年10月25日 (日)

Q2295.練習の一番最初は何をするのですか。

A.練習の一声目から大きな声で喉を緊張させてしまうのは良くないです。練習し始めは、絶対に脱力してイメージトレーニングから入るべきです。声と言うものは筋肉でどうにかするものではなく、機能すべきところが機能しているか否かがもっとも大事なことだからです。逆に言うと、機能している声は完全にプロの声です。機能していなくてもプロといわれる人が大勢いるくらい、脱力して歌うことはとても難しいことです。リラックスするという事は、長く歌っていくととても崩れてしまう最初の点で、このことはヴォイストレーニングの永遠のテーマでもあると思います。練習の一番最初にイメージトレーニングをする習慣を必ず付けていれば、後々声ができ上がっていく段階での落とし穴を未然に防ぐことにもなると思います。(♭∀)

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Q2294.肺活量のトレーニングのためにマスクをして唄ったり、仕事をしています。これは正しいやり方でしょうか。

A.まず、肺活量は20歳くらいで最大となり、あとは増えません。呼吸のトレーニングということでも、マスクは、風邪予防くらいにしかなりません。

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2009年10月24日 (土)

Q2293.録音した声は、人が聴いている声ではないと思ったほうが良いとありましたが、スピーカーから発せられた音は、相手にも自分にも、マイクを通した声としては、同じように聞こえている歌声なのでしょうか。

A.同じ条件(距離)で聞くと、物理的には同じといえるとは思いますが、個人の受けとめ方には違いはでます。

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Q2292.2音間の音程を歌うことはできるのですが、3音以上続くのフレーズの音程を歌うことができません。自分が思うには、最初と最後の音以外は、前から続く音(→音)と、次へと続く音(音→)の両方の性格があるために捉えきれないでいるのだと考えています。この両方の性格を自分の中でコントロールするための良い練習方法や考え方はありますか。

A.申し訳ありませんが、このようなケースは、その詳しい状況をみないと何とも判断しがたいところです。

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2009年10月23日 (金)

Q2291.セリフでのリズム感というものは、どうつけていくのですか。

A.耳から聞いていったり、体に覚え込ませていったりして、自然なものにしていかなくてはなりません。そのためには時間のかかることではありますが、「聞き込むこと」「体力作り」「ストレッチ」「ダンス」等をトレーニングに取り入れていき、セリフに生かしていきたいものです。

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Q2290.ダンスをやっています。演技につながりますか。

A.リズム感をつけるためには、体を動かしながら、リズムの中で動くダンスをすることが一番身につきます。頭ではなくて、体でリズムを感じて、体にリズムを入れていくのです。またダンスすることに慣れてくると、すべての自分の動きというものを把握できるようになってくるのです。客観的な目で自分の動きを見ることができ、自由に体を操れるようになってきます。体と心が一致している状態になれれば、頭で考えたリズムというものが、直接体に生かせるのです。リズムは頭で考えるのではなくて、体で感じてこそ本物なのです。

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2009年10月22日 (木)

Q2289.柔軟性があることは大切ですか。

A.特にダンス等を行うと、ストレッチに多くの時間を割きます。ケガ防止のために、体をストレッチしておくということもあるのですが、動きをより自由に、より豊かにするためには、柔軟性が必要なのです。体力とも関係してきますが、より体の柔軟性が増し、動きが自由に、そして大きくなるということは、それだけ身体表現が豊かになるのです。そして豊かな身体表現ができるからこそ、自由にリズムを感じることができるのです。ダンサーはもちろんのこと、役者であっても、柔軟性があることは身体表現のためには必要なことです。練習の前や稽古の前には、十分なストレッチの時間を取りましょう。また普段の生活の中でも、ストレッチの時間を作っていきましょう。

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Q2288.プロのリズム感について教えてください。

A.例えばプロ野球のイチロー選手なんかは、とてもリズム感があります。あれだけヒットを打てるということは、ピッチャーのリズムに合わせて、自分のバッティングができるからなのです。リズム感がなければそうはいきません。自分の中にあるリズムを、柔軟に相手に合わせることができるのです。また守備で、打球を取った後、ホーム等へ返球する投球動作も、リズムが必要です。リズムがあるからこそ、無駄のないシャープな動きができるのです。素早い動きで返球できるのです。またバッターボックスに入るまでの動作や、バッターボックス内での動作は、毎回同じルーティーンで行うのです。もしイチロー選手の野球中継を見る機会があったら見てほしいのですが、同じ動作でバッターボックスに向かい、同じ動作でピッチャーのボールを待っています。このように同じ動作をしていくことで、自分の中にリズムを作り、心を落ち着かせ、集中力を高めていくのです。もちろん今説明してきたことも、運動能力、体力があるからこそ成り立つのです。

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2009年10月21日 (水)

Q2287.リズム感をつける基本的な勉強を教えてください。

A.音楽だけではなくて、セリフにおいてもリズム感は必要です。リズムを感じているからこそ、生き生きとした表現ができるのです。まずは音楽やダンスから、リズムについて考えてみましょう。
「音楽を聞く」・・・まずは単純に音楽を聞くことです。リズムを聞くことです。あらゆるジャンルを聞いていきましょう。ロック、ジャズ、ポップス、民族音楽、ラテン、シャンソン、カンツォーネなど、ジャンルを問わず、浴びるように音楽を聞いていくうちに、音楽が耳から体に入ってくるのです。頭で感じるのではなく、体で音楽を感じられるようになるまで聞き込んでいきましょう。
「セリフを聞く」・・・映画、ドラマ、舞台、落語、朗読等のセリフを聞き込んでいきましょう。上手な役者はとてもリズムのあるせりふをしゃべっているはずです。声や発音を聞くことも大切ですが、リズムや言い回し等を聞くことで、セリフのリズム感を養うことができます。録音したものであれば、何度も何度も聞いて、耳に体に染み込ませていきましょう。
「体力」・・・体力があること。不思議に思うかもしれませんが、体力があるからこそ、自分の体を思うように動かせ、リズム感のある動きができるのです。いくら頭の中で、リズムよく動こうとしても、肝心の体が動かなければ、どうしようもありません。逆に体力があったり、運動神経があれば、思うように体を動かすことができるのです。思うように動かせるからこそ、リズムに乗れ、リズム感のある動きができるのです。思うように体を動かすことができれば、より自由な演技もできるのです。

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Q2286.体力作りは必要ですか。

A.気持ちは頑張りたいのに、体力がないために、やる気が出ないことがあります。単純に体力不足なのです。疲れてしまい、本来やるべきことができなくなってしまうのです。演技や声のために体を鍛えることは、当たり前のことなのですが、モチベーションや気持ちの維持のためにも、体力づくりを日々していくことです。

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2009年10月20日 (火)

Q2285.一人でのトレーニングは伸びないのですか。

A.学びの材料は自分自身のすべての人間関係の中にあります。先輩から学び、同僚から学び、後輩から学ぶ。すべてを学びの材料だと思って、人との付き合いをしていきましょう。人の考えていることや行動を観察することで、人間の思いを学ぶことができるのです。そうして得た人の心というものが自分の中に蓄積されていき、人間性を深めていくのです。そして人間性こそが、声に深みを出し、表現を増していく要素になってくるのです。また人の心がわかるからこそ、自分自身の心もさらけ出していけるのです。

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Q2284.トレーニングの時間がありません。

A.実際に声を出している時や、稽古をしている時だけが、トレーニングなのではありません。生活している中で経験したことや感じたこと、そして生きていること自体が自分を磨いていくのです。そうして磨かれた部分が声になってあわられてきたり、人間性となって演技に生かされてくるのです。だからこそ、すべてに対して全力で取り組み、自分の糧にしていってほしいのです。
 生活していくためには働かなければならないし、やりたくないバイトもしなければなりません。でもそういう時こそ、思い出してほしいのです。自分が経験しているすべてのことが、自分の夢とつながっているんだと。だから無駄なことは何一つないのです。そう思えれば、やる気を出して生活していけるはずです。
 いま与えられている環境の中で、一所懸命やることのできない人が、自分のやりたいことに対して一所懸命できるかといったら、それはできないのです。バイトを一所懸命やれない人は、夢に対しても一所懸命できないはずです。すべてに対して一所懸命になりましょう。

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2009年10月19日 (月)

Q2283.毎回同じ課題を、毎日毎日続けていると、飽きてしまいます。飽きることなく続けていくための工夫を教えてください。

A.例えば、筋トレ日、セリフ日、息吐き日、この三つを交互に回していくとか、一回のトレーニングの中で筋トレ、セリフ、息吐きをやるメニュを一週間やったら、次の週は内容を変えてみるとか。とにかく続けていくことが大切なのです。いつもいつも三日坊主で続かないと嘆いている人も心配いりません。続けていくためには、この三日坊主を何度も続けていけばいいのです。飽きたら次、飽きたら次のメニュへ進んでいけばいいのです。
 またトレーニングを続けていくうちに、新しい課題が必ず見つかってきます。その課題を克服するためにも、新しいメニュが必要になってきます。そしてそのメニュをこなしていけば、またトレーニングも飽きずに続けていけるのです。

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Q2282.自己評価を高くしすぎてはいけませんか。

A.厳しく自分を見つめて、厳しくトレーニングしていくことは大切なことです。その中で鍛えられ、磨かれていくからです。しかしそのモードだけでは疲れてしまうこともあります。そんな時は自分をほめ、自分の評価を高くして、自分を励ましていきましょう。もちろん努力もしないで、ほめているだけではダメですが、厳しい努力の過程で自分を励ましていくことは大切なことです。努力している自分、頑張っている自分、成長している自分の評価を高くして、自分自身を認めていきましょう。
 誰しもほめられれば、やる気が出てくるはずです。だからこそ自分でほめてしまうのです。人からのほめことばを待っていたのでは、いつになるかわかりません。自ら落ち込んでいる時や、もっと行動を起こしたい時や、疲れてしまっている時、日々練習が続かない時は、ほめてモチベーションを上げていくのです。これもやる気を出すための知恵です。

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2009年10月18日 (日)

Q2281.怠け心と戦うには、どうすればよいですか。

A.やる気はどこからかやってくるものではありません。自分の中から作り出していくものなのです。まわりの環境や人と比べるのではなく、自分との戦いに集中していくことです。そしていかにしたら自分に勝てるのか、考えていきましょう。自分との戦いに集中していけば、必ず勝負には勝つことができるのです。具体的には半年前の自分より、うまくなっている自分を認識できるとか、体力がアップしているとか、滑舌が良くなっているとか、成長している自分こそが、自分に勝っている自分なのです。人と比べて、心を揺らすのではなく、自分との戦いに集中していくのです。
 自分に負けてしまう最大の敵が「怠け心」なのです。なんとかしてこの「怠け心」と戦ってください。日々モチベーションが下がらない工夫をしていってください。自分の中から、やる気を作っていきましょう。

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Q2280.失敗を恐れてしまうので直したいのですが。

A.行動を起こすことを躊躇してしまうことってありませんか?思ったとおりに行動すればうまくいくのに、なかなか行動することができない。そして行動できない自分に嫌気がさして、また次の行動に移せなくなってしまうという悪循環に陥ってしまってませんか?
 自分の夢に向かっていく途中で、失敗しないということはありえません。必ずなにかしら失敗はつきものなのです。しかし失敗したからといって、そこで終わりではないのです。失敗の中には必ず次の成功の種があるのです。その成功の種を失敗から見つけていき、次に生かしていくのです。そういう意味では失敗は失敗ではないのです。失敗すればするほど、成功の種が増えていくのですから、恐れることなく失敗していけばいいのです。果敢に挑戦していくべきなのです。そう思えれば、どんどん行動していけるはずです。恐れることなく失敗していけばいいのです。

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2009年10月17日 (土)

Q2279.目標の立て方について教えてください。

A.大きな夢を思い描きつつ、小さな目標、中ぐらいの目標、そして大きな目標(夢)という順番を大事にしていきましょう。小さな夢の実現なしに、大きな目標に達することはできません。小さな、現実可能な目標を立てて、まずはその目標に向かって精一杯努力していくことです。この目標は本当にささいなことでも構いません。一日30分練習するとか、週に一冊は本を読む、そんな目標で構いません。とにかくその目標をクリアーできるように努力していくのです。この積み重ねが、中目標、そして大きな目標につながっていくのです。すぐにできる身近な目標を作り、トライしていきましょう。そして小さな目標を達成していくうちに、自分に自信がついてきます。こうして自分の中に自信を育てていき、次の中目標に向かっていきましょう。この中目標はオーディションに受かるとか、人前であがらなくなるとか、実際に舞台に立てるとか、なんでも構いません。このように、中目標を立てて、さらに小目標を達成し続けていけば、中目標もクリアーできるようになります。中目標を立てただけではダメですが、小目標を具体的にたくさん作り、努力していき、自信を積み上げていけば、必ずうまくいきます。小目標を日々のトレーニングの中でどうこなしていくのか、自分なりに考えて、そこに集中していきましょう。今できることに集中していくのです。

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Q2278.やる気がキープできません。やる気を出すためにどうすればよいでしょう。

A.「原点回帰」なぜこの道を選んだのか?どうしてやりたいと思ったのか?思い出してみましょう。好きで好きでたまらなくて、この仕事につきたくて、目指し始めたのではないでしょうか。夢を思い描き、希望に満ち溢れ、道が開けていると感じたのではないですか?その初心に帰ってみましょう。現実的には厳しいことも多いかと思いますし、頑張れば頑張るほど、夢から遠ざかっていくことを、歯がゆく思うこともあるかと思います。しかしそこで一歩踏みとどまって、思い出してほしいのです。原点を忘れないでほしいのです。常に原点回帰して、新鮮な気持ちで進んでいけるよう努力していきましょう。

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2009年10月16日 (金)

Q2277.練習時間の質をあげるために秘訣はありますか。

A.できたことに焦点をあてていくこと。できなかったことに焦点をあてても、モチベーションが下がるばかりです。できなかったことに焦点をあてる場合は、次の練習に向けての反省点としてとらえて、予習の材料とする時だけにしましょう。基本はできたことに焦点をあてていくのです。そしてそのできたことに関しても、単にこなしただけでは意味がありません。その質を上げていくことです。集中していない状態で多くの時間を使い練習をしても意味がありません。それならば、やらないほうがまだましです。集中力のある状態、テンションの高い状態で練習をしていきましょう。だから時間ではないのです。質を上げていくことです。質の高い練習をし続けていくからこそ、上達するのです。完璧主義に陥ることなく、自分に与えられた中で、集中した時間を作り、最大限の努力をしていくことです。

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Q2276.努力というものは結果を得るためだけにしたり、結果を得てしまったら、しなくてもいいというようなものではありません。一生を通して続けていくことなのです。技術にしても、才能にしても、これで終わりだという上限はないのでしょうか。

A.今に集中して、一日一日を大切に使っていく。一日一日の積み重ねを大切にし、その過程を楽しんでいく。こういう気持ちでもって、努力していってほしいのです。例えば、1ヶ月後の舞台の本番があるとしたら、1,2ヶ月前からの稽古の一日一日を充実させるために、稽古に集中して、稽古からあらゆるものを吸収しようと努力していくことです。目の前の稽古に集中していくことが大切なのです。そういった積み重ねをすることで、本番は必ずうまくいきます。過程を楽しめたからこそ、本番も楽しく、充実したものになるのです。努力の過程を楽しみ、大切に、充実したものにしていってください。

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2009年10月15日 (木)

Q2275.発声練習を毎日続けているのに、その変化にはあまり気づけなかったり、録音してチェックしているのに、うまくなっているのかわからないで不安になったりします。

A.毎日、同じように努力していくことで、半年経った時、一年経った時に、思いもよらない変化が現れてくるのです。努力の積み重ねがあったからこそ、花咲くのです。だからあせらずに、5、10年後を見据えて、淡々と努力していきましょう。そういう思いで努力していけば、結果として5、10年かからずに、結果が得られるでしょう。そういうものなのです。
 才能があるのか、ないのか、悩むよりも、努力する才能を身につけてしまえば、才能はついてきます。努力する才能こそが、最大の能力であると思い、また「蓄積の効果」を信じて、日々コツコツと努力していきましょう。結果がすべてだから、結果を得るために努力をするんだと思います。もちろん結果は大切ですが、それよりもなによりも、その過程が大切なのです。その過程をもっともっと充実させていくことで、より大きな結果も得ることができるのです。

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Q2274.やってもやっても上達しない。努力しているのに身につかないと思うときがあるのですが。

A.そんなことを、誰しも考えたことがあると思います。毎日毎日努力しているのに、報われないな、なんて。でも、そうではないのです。努力は確実に身になり、報われているのです。結果として現れていなくても、確実に努力したことは積み上げられているのです。やったことは無駄ではなく、すべて自分のものとなり、自分の糧となっているのです。
 ただ、結果として表に表れてくる前に、あきらめてしまったり、止めてしまうから、結果が出てこないんであって、あきらめずに、その間を我慢強く、淡々と努力していけば、必ず結果として表に出てきます。ある時期が来ると急激に成長が現れてくるのです。この「蓄積の効果」を信じて、淡々と努力していきましょう。そうであるならば、できることは、今に集中して、今できることを精一杯やっていく以外にありません。先のことを思いわずらうのではなく、今できることに集中していくのです。

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2009年10月14日 (水)

Q2273.宿題・課題はやりたくないのですが。

A.次のレッスン向けて、宿題が出されるかと思います。この宿題はそのレッスンの中でトレーナーが気づいたこと、生徒に必要なことを踏まえて、出しています。だからこそ次回のレッスンに向けて、その宿題に真剣に取り組むことで、自分に足りない部分が補え、よい部分もより磨かれるのです。そうした思いで取り組んでください。できたらレッスンの間際になって取り組むのではなく、レッスンが終わった時点から、こつこつと淡々に宿題に取り組むことが重要です。

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Q2272.レッスンで質問してよいのでしょうか。

A.普段トレーニングしている過程で、疑問に思っていること、やり方がわからないことなど、トレーナーに質問しましょう。その際に大切なことは、どれだけその質問に対して悩み、試行錯誤してきたかということが大切なのです。ただふっと思いついたことを質問するのと、考えた上で質問するのとでは雲泥の差があります。深く考えもしないで質問すると、その場では納得はいきますが、自分の中に残りません。質問に対して深く考えた上で質問をしましょう。なぜなら質問したいことに対して、何度も練習して、トライしていく中で、解決できることもあるからです。そうした中で得たものは、必ず自分のものとなります。

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2009年10月13日 (火)

Q2271.録音はすべきですか。

A.復習に関係してくると思うのですが、レッスン時には録音をお勧めします。

1.自分の声を聞くこと。・・・まずは現状の自分の声を把握することが大切です。普段自分の耳から聞こえてくる声と違って聞こえて、違和感を持つかもしれませんが、この録音された声こそ、本当の自分の声なのです。まずはこの声を客観的に聞いていくのです。そして耳に覚えさせていくのです。いずれ自分が発している声と、録音の声が同じに聞こえてくるはずです。そうなったら、自分の声が客観的に聞こえてきた証拠なのです。客観的に自分の声が聞けるようになれば、自分自身で自分の声を修正することができるのです。
2.トレーナーのアドバイス・・・レッスンをその時一度だけにしてしまったら、もったいないのです。何度も繰り返し聞くことで、その時気づかなかったアドバイスや新たな発見があるはずです。何度も聞いて、レッスン回数を増やしていきましょう。
3.過去の声と聞き比べる・・・以前録音したものを、聞き返してみましょう。一ヶ月前と比べて、どの部分が成長しているのか、または成長していないのか。過去の録音を聞くことで、成長具合が把握できます。そして今後の課題や目標も見えてくるはずです。また一年前のものを聞き返してみると、その変化に驚くはずです。そうやって成長している自分というものを、素直に認めて、ほめてあげて、前向きに進んでいくことも大切です。

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Q2270.予習・復習はどうすればよいのでしょうか。

A.お芝居や歌に関わらず、勉強をする時にも予習・復習はとても大切なことです。今回やるであろう課題を、前もってやっておくことで、レッスン時のレベルも上がるでしょうし、前回やったことをしっかり復習しておくことで、今回の課題にもつながってくるはずです。予習するのは難しいという人は、せめて復習はしてください。レッスンで行ったこと、学んだこと、発見したこと、そういった気づきをノートに書くなり、レポートとしてまとめるなりして、ことばにしていきましょう。そうすることで、今回だけではなく、一ヵ月後、一年後にも、そのレッスンレポートを読むことができ、またその時に新しい発見があったりするからです。

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2009年10月12日 (月)

Q2269.準備についてアドバイスください。

A.本番の際は、何日も前から稽古をして準備をして臨むことと思います。そして本番当日も、その日のパフォーマンスを最高のものとするために、睡眠のことを気にしたり、準備体操したり、準備を怠らないはずです。そういうことを当たり前のようにするはずです。そうした準備というものは、レッスン前にもやってほしいのです。気持ちも体調も万全な状態で臨むことができれば、どれだけ多くのことを学べるかわかりません。それだけ準備というものは大切なのです。限られた時間の中で、どれだけ多くのことを学べるのか、どれだけ多くの発見ができるのか、すべては自分次第なのです。準備を怠らないことです。

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Q2268.本番のために集中力を高めたい。

A.実際に人前で話したり、演技したりしている時を思い起こしてみてください。緊張しているかもしれませんが、普段とは比べ物にならないくらい集中しているはずです。神経が研ぎ澄まされて、気持ちも高ぶり、集中力もすごいはずです。その本番での集中力で、レッスンに臨んでほしいのです。レッスンと本番、同じ高いテンションで取り組むことが大切です。

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2009年10月11日 (日)

Q2267.レッスンにモチベーションがかからないのですか。

A.レッスンに対しての取り組み方では、モチベーションが大切になってきます。自分の生活の中で、レッスンに対しての意識がどのぐらいのものなのか、レッスンや自分の活動に、自分の思いのすべてを注ぎ込んでいるのか、その時間はとてもとても大切な時間なんだという意識を持ってもらいたいのです。そのことを中心に生活していき、そのことを中心に生きてほしいのです。自分のやりたいことであるならば、できるはずです。なによりも大切なことなんだという意識のもとに、レッスンに取り組んでいきましょう。
 だからこそレッスン時の集中力が出てくるのです。「ひとつも聞き逃さないぞ」「すべてを吸収していく」「新しい発見をするぞ」という思いで受けることができれば、集中せざるをえないのです。集中することで、同じ時間を過ごしていても、その密度、絶対的な時間というものは変わってくるのです。中身を何倍にも濃くしていけるのです。またもともと集中力がないと思っている人でも、意識していけば集中力を高めることはできるのです。

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Q2266.レッスンがマンネリになりがちです。どうすればよいのですか。

A.レッスンというのは自分のためにするのです。だからこそ積極的に取り組んでいってほしのです。積極的に取り組んでいくからこそ、自分のためになり、身につくのです。トレーナーにまかせっきりになり、「やらされている」という受動的な態度では上達することはできません。

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2009年10月10日 (土)

Q2265.レッスンや稽古などで、トレーナーや演出家から、アドバイスを受けることがあるのですが、どう受けとめたらよいですか。

A.正しい指摘もあれば、劇団などでは、人間性まで否定しているようなダメ出しをする演出家もいます。理不尽なダメ出しですが、役者のためになればと思い、言うこともあるのです。その際の受け取る側の心の持ち方が大切になってきます。そのアドバイスについて不快な表情をしたり、反論してみたりというのは論外ですが、自分にとっては心穏やかにできない内容もあると思いますが、まず冷静になって、聞き入れることです。
 そのアドバイスに対して、自分の考えとは違っていたり、その人からの意見は聞きたくないなど、いろいろな理由から、意見を受け付けたくないこともあるかと思います。しかし、それでは自分のためになりません。まずはすべてを受け入れるのです。その上で自分に役に立つことは吸収し、自分にいらないものは捨てていくのです。でもあくまで最初は、すべてを受け入れてみるのです。それから判断して選択していけばいいのです。
 すべてを受け入れる気持ちがあれば、多くの人からの意見を吸収する機会が増えるのです。そこで遮断してしまったら、その機会さえなくなってしまいます。自分をより向上させていくためには、素直に聞き入れることが大切です。スポンジのように、多くのことを吸収しては出し、吸収しては出していけばいいのです。
 また自分から意見を求めていくこともできます。プライドを捨てて、他人の意見を聞いてみるのです。主観的にはわからないことでも、客観的にはわかることもたくさんあります。勇気を出して、自分から意見を求めていくのも大切なことです。どちらにしても素直な心が大切なのです。

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Q2264.集中力を出す条件とは。

A.集中力を常にコンスタントに発揮していくためには、体力が大切になります。体力があることで、集中力は増し、持続することができるのです。疲れてくると集中力が散漫になってしまうという経験をしたことがあると思います。いくら集中力に自信がある人でも、疲れてきて、体力が落ちてくると、何時間もの集中力の持続は難しくなってきます。その際は疲れる前に休憩を入れるか、疲れにくい体にするために体力作りをしておくことです。集中力を支えるものが体力なのです。体を鍛えていけば、精神も鍛えられてきます。そして集中力もアップし、演技の向上につながっていくのです。

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2009年10月 9日 (金)

Q2263.集中するとどうなるのですか。

A.集中することが当たり前になってくると、本番での感じ方が違ってきます。例えば舞台役者さんの場合、役への入り方が違ってきます。自己主張がなくなり、100パーセント役の世界、役の気持ちに入ることができるのです。そして感性も研ぎ澄まされてきて、自分の動きだけではなく、共演者の動きのすべてが見えるようになってきます。またお客さんの動きまで見えてしまうのです。
 集中していくと、視界が狭まるのではなくて、広がってくるのです。もちろん舞台経験の浅い若手役者がここまでの境地に、すぐいけるとは思えませんが、経験を積んでいくうちに、この境地になるのです。その際に必要なのは集中力なのです。

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Q2262.集中力の必要性がピンとこないのですが。

A.オリンピックや世界大会などで活躍しているスポーツ選手たちの集中力はすごいものがあります。集中しているからこそ、自分の持っている実力を発揮でき、さらには実力以上のものを出せるのです。
 もちろん集中力だけでは金メダルは取れません。血のにじむような努力、その努力によって培われた体力、技術、精神力によって、大活躍をすることができるのですが、そのもとになるものは集中力なのです。集中する才能があったうえで、努力をし続けることで、一流の選手になれるのです。スポーツ選手だけではなくて、表現者としての俳優、声優の仕事においても、同じことが言えます。集中する才能があり、努力をし続ければ、一流になれるのです。
 練習時においても、本番においても集中力は何よりも大切です。集中した練習をすることで、その時間は劇的にいい方向に向かうのです。同じ時間でも、集中した時間と集中していない時間とでは、まったく違ったものになります。だらだら1時間やるよりは、集中して10分やったほうが断然いいのです。集中した10分は単なる10分ではなくて、絶対的時間にしたら60分以上のものがあるのです。体力や健康を整えて、集中した時間を作るように努力していきましょう。

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2009年10月 8日 (木)

Q2261.集中力がないのですが、どうしたらよいですか。

A.答えは簡単で、一つのことを考えられていないということです。集中したいことだけではなくて、他のことが気になってしまうからなのです。それは人の目だったり、悩みことであったり、そのあとの用事であったり、とにかくそのトレーニング以外のことに、頭がいってしまうから集中が切れてしまうのです。人間は同時に2つのことを考えられません。つまり考えている時は一つのことを考えているのです。だからそのことをもっと意識していけば、集中力を高めていくことができるはずです。
 集中できないのは、誰のせいでもありません。集中できない自分が悪いのです。
 それともう一つ、体力不足で集中力が続かないということもあります。しっかりと体力をつけて、集中できる体にしていきましょう。集中力がなければ、技術の向上も表現力のアップもあり得ません。集中できる自分というものを作っていきましょう。量をこなしていくためにも、集中力と体力が必要になってきます。具体的な滑舌練習、発声練習等を「質」「量」ともに充実させて行っていくためには、「集中力」と「体力」は不可欠なのです。

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Q2260.トレーニングの質を高めていくためにはどうすればよいですか。

A.「集中力」が必要です。この集中力そのものを高めるためには、一つのことに没頭できる精神、情熱、そして集中力を維持するための体力が大切になってきます。

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2009年10月 7日 (水)

Q2259.トレーニングの質と量のバランスについて教えてください。

A.トレーニングでは何度も同じことを繰り返していく「量的」トレーニングと、集中力を高めてテンションの高い状態で行う「質的」トレーニングがあります。もちろんこの両方をそなえたトレーニングが最高であることは言うまでもありません。質を高めたら量をこなせなかったり、量をこなすと集中力がなくなってきて質が落ちてしまったり、というようなことではいけません。両方をバランスよく保ちながらトレーニングしていきましょう。

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Q2258.学ぶ姿勢について教えてください。

A.基本的に「学ぶ姿勢」とは、受け身な状態ではなく、積極的にこちらから吸収していこうとする姿勢です。自らが努力し、自らが発見をし、自らでつかんでいく。だからこそ学んだすべてのことが自分のものとなるのです。
 例えば、学校に所属していたり、トレーナーについていたりして、いろいろなものを与えられますね?与えられたものだけを、ただこなしていったのではダメなのです。レッスンや授業にしても、ただ参加して、その時間だけ学んでいる気になる。これではダメなのです。
 もちろん学校やトレーナーも大切ですが、学校は自分のモチベーションをキープするため、また周りの生徒を見ることで刺激を受ける場所、トレーナーは自分が努力してやっていることが、正しいのか正しくないのかを判断してくれ、アドバイスをしてくれる人。そう考えてほしいのです。決して学校やトレーナーが、うまくしてくれるわけではないのです。自分自身の努力、自分自身の学ぶ姿勢こそが大事なのです。これなくしてうまくなるはずがありません。レッスン等で与えられた課題をこなすだけで必死になっていたのでは、うまくなるはずがありません。その課題はあくまで全体の30パーセントであって、残りの70パーセントは自らの努力なのです。自ら課題を作り、努力していくのです。そこを勘違いしないでほしいのです。

 「病気を治したいから、薬をもらい、治す」みたいに、「レッスンだけを受けて、アドバイスをもらったら、うまくなる」と考えているのではないでしょうか。そんな甘いのもではありません。待っていてもうまくなりません。レッスンと薬は違うのです。効率ではないのです。時間がかかることなのです。だからこそ、そのレッスンをさらに良いものにするために、普段からの努力が大切になってくるのです。レッスンのための予習、復習はさることながら、それ以外で、もっともっと学びを深めていかなければなりません。自らが積極的に行動し、努力していく姿こそ、理想の「学ぶ姿勢」であると考えます。

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2009年10月 6日 (火)

Q2257.練習やレッスンに必要なことは、何でしょうか。

A.情熱、気合いです。芸ごとは習得するのに、時間がかかるものです。声であればなおさらのことです。だからといって、漠然と時間が経つのを待っていてはいけません。その間、「10年で覚えていくことを1年で習得するつもりで、気合をいれていく」というつもりで、濃密な時間を過ごしていくことが大切です。
 またそういった情熱や気合いは、トレーナーにも伝わるはずです。生徒のやる気がトレーナーに伝わるのです。こうなれば、相乗効果で、レッスン自体もいいものになり、自分にとっての学びも多くなるはずです。

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Q2256.一歩進んだレッスンへの取り組み方を教えてください。

A.与えられた課題だけではなく、自分で課題を見つけていくこと。例えば読む練習をするにしても、新聞、雑誌、書籍等、あらゆる課題がある。その中から選び出して、日々練習していくこと。もちろんトレーナーから与えられた課題も真剣にこなしていくが、中心は自分で作った課題。自分で選び出した課題。こういった課題をこなしていくうちに、力がついてくる。課題を待っていてはダメなのです。
 自分で教材探しをするからこそ、学ぶことも楽しくなって、モチベーションもキープできる。与えられているだけでは、なかなかモチベーションをキープすることは難しい。あらゆることから、何でも吸収していく精神があれば、日々の生活も、生き方も積極的になってくるはずです。

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2009年10月 5日 (月)

Q2255.どのように時間を使えばよいでしょうか。

A.今日できることに集中していくことです。誰しもが充分な時間の中でトレーニングしているわけではありません。限られた時間の中で最大限の努力をしていくことが大切なのです。例えば、一時間なら一時間という時間があったら、その中でどんなことをするのか?どれだけ集中してトレーニングできるのか?考えてみましょう。いろいろなことができるはずです。また三十分、十分の場合も考えてみましょう。時間が短くなったからといって、内容が薄くなることはありません。短い時間の中でも、工夫して、集中していけば、中身の濃いトレーニングができるはずです。量よりも質が大切なのです。もちろん量をこなすことは大切なのですが、集中していない状態で量をこなしても、それではまったく身につきません。集中した時間を自分のものとするからこそ、身になってくるのです。集中して取り組める時間を確保し、その時間を作っていくことです。そしてその中で、やれることを精一杯やっていくことです。

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Q2254.役者を目指しています。何から学べばよいのでしょうか。

A.「あらゆる教材から学ぶ」ことです。聴くことから学んでいく。スポンジのように吸収していく。ストックが増え、それが声の、演技の幅となって出てきます。
 「朗読」「落語」「講談」「浪曲」「歌舞伎セリフ」「ニュースアナウンス」「テレビナレーション」「テレビCMナレーション」、ナレーションだけにとどまらず、朗読、講談、落語、声優のセリフ、アナウンサーのニュース原稿等、貪欲に吸収していくこと。無用の用作り。今は直接的にはいらないかもしれないが、いずれ役立ってくるものを、今から育てていくこと。

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2009年10月 4日 (日)

Q2253.「息をきく」というレッスンがあるが、聴き方がよくわからないのですが。

A.外国語のせりふと、歌の中に出てくる息遣いを聞いてみてください。

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Q2252.日常のトレーニングで最低、何をしたらよいか。

A.体の柔軟、呼吸法と発声できたら、一流の作品鑑賞です。

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2009年10月 3日 (土)

Q2251.歌のコントロール力と声量との関係は。

A.50-60%がロー、70%がセカンド、80-90%がトップですが、そこではすぐに減速することです。編成-展開でていねいにみせていくなら、40-50%のローギアで、充分のときもあります。

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Q2250.発声のチェックと体づくりの関係はどうなっていますか。

A.息-声-共鳴の結びつきと、出た声の結果としての丁寧さとパワー、両方をみます。多くはどちらか一方で終わってしまっています。

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2009年10月 2日 (金)

Q2249.声量についての判断はどうすればよいですか。

A.1.届くかどうか 2.届いたときの働きかけが大きいかと小さいか、10回やってみて、声での働きかけをみます。声の働かないところも知ります。

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Q2248.下半身の強化(スクワットなど)は、声の安定に効果があるでしょうか。

A.スクワットで使う筋肉は、歌うときに使う筋肉と少し違うので、あまり強化しない方がよいでしょう。それよりは、ストレッチなどで体を柔らかくしてください。また、声の安定には首の外側の筋肉がしっかり広がっているかによります。(息を吐いたときにふくらむところ。えらの下、あごの両脇あたり)これは、はじめのストレッチで、口を開けて舌を下げたときの状態です。歌うときも同じようにふくらんでいるか、気をつけてみてください。(♯§)

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2009年10月 1日 (木)

Q2247.咳のし過ぎで声帯を痛めてしまった場合、安静にする以外で有効な対処はありますでしょうか。

A.水分をよくとること。(水、温かい飲み物など)吸入があれば、薬を入れないで、水だけで行うのもよいでしょう。(♯§)

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Q2246.響きの場所を探すにあたり、まだ今の段階では自分で響いているかどうかを見分けることはできないとのお話でしたが、そうすると響きの場所を見分ける手立てとしては、「自分なりに響きの場所の見当をつけておいて、それを二週間ごとのレッスン時に、その場所であっているかどうかをチェックしてもらう」、という方法しか今のところはない、ということでしょうか。

A.レッスンごとのチェックをしますが、あとはレッスンのときに録音したものを聞いて、どんな声、音のときによいといわれているか確認して、そのときと同じようにできるように、またその状態でいつもできるようにするとよいと思います。(♯§)

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