Q2438.声の表情はつけない方がよいのですか。
A.ヴォイストレーニングでは、時には無表情に声を出すことも(声に色をつけないでナチュラルに出す目的で)行いますが、表現者としてステージで声をコントロールする際、声の色や表情というものをつけることはとても重要です。というよりもこれがないとお客さんはあなたの歌に感動はしないでしょう。
では、声の色や表情とはどのようにしてつけるのでしょうか。顎や舌などを不必要に緊張することによって声の色や表情をつけようとする人がとても多いのですが、そのようにしてはナチュラルな発声が作為的に聴こえてしまいます。声の表情は、呼吸の動かし方によって付けてください。ささやくように歌う時は、決して声の緊張感と同時に呼吸まで抜いてしまうのではなく、逆に呼吸をたくさん吐いていって表現力に結びつけてみてください。(♭∀)
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