Q2502.声が厚ぼったくなったり薄っぺらくなったり、調子が安定しません。
A.上級者向けですが、響きのポイントは、一つの場所に固執しないようにしてください。
大雑把には、低音域は胸に、高音域は頭に、ですが、細かくはいろいろあります。
鎖骨の真ん中、うなじ、前歯の上下、鼻の付け根、頭頂部、口蓋、などに響きの場所を感じ、音域や音質によってその比重を変えていくように考えてみてください。この響きの場所をいつも同じ場所で鳴らそうとすると、声が固くなってきやすくなると思います。
柔軟性とは、ひとつの動きで固まると生まれないもので、響きのポイントもつねに音域や音質によって動くものであってほしいです。それが、高音のギアから低音のギアまで、オートマティックに扱うヒントだと思います。(♭∀)
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