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ヴォイトレレッスンの日々

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2010年2月 3日 (水)

Q2496.アの音が出しづらいと感じる場合の対処法は。

A.ウの母音は、口の中の空洞を広くして唇を少し窄めることによって出口を少し狭くします。ウの母音は、息の流れを作る練習に適しています。
イの母音は、舌が持ち上がり口蓋に近づいて発音されます。イの母音は、響きをよりコンパクトにして声を集める練習に適しています。
オはウの延長線上にあり、エはイの延長線上にあります。発声が進歩すると、実は一番難しい母音はアだと感じる人がいるかもしれません。私の場合はそうです。
ヴォイストレーニングを始める前は逆にアが一番出しやすい母音だったかもしれません。なぜかというと、質の良い響きという事に思考がなかったので、とりあえず出しやすいのがアでした。アの母音は、出口が開きすぎて声を被せることが難しい母音です。
イからアへ、又はウからアへ受け渡して声の質が変わらない感覚を持って練習をすると効果的です。(♭∀)

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